「私の頭の上には、アンテナが何本も立っています」という「たとえ話」を、セミナーでよくします。指を頭の上に立てて見せたりしながらね。鬼の角じゃないけど。
アンテナを立てていると、友達との何気ない会話のさなかにも、ぼーっとしてテレビを見ているときも、毎日の日課で新聞を読んでいるときも、ピピッとアンテナに引っ掛かってくる言葉があります。
アンテナというのは、何かについて興味を持ち続けるということ。私の場合、労働関係の全般、とくに女性の雇用状況、女性管理職の割合、ワークライフバランス、育児支援、若者の雇用と人材育成、ワーキングプア、ニート、ネットカフェ難民等々に関する情報は、決して逃しませんね。
あとは、生きがい、働きがい、生きる意味、実存、人権といったこともライフワークのテーマです。
今日は風邪で全身がだるく、寝たり起きたりの合間に仕事をするというていたらくで、その寝ているときにテレビをつけていて引っ掛かってきた言葉があり、さっそくネットで詳細を調べてみました。
奇跡などまったく起こらないように生きるか、すべてが奇跡であるかのように生きるかである。』
~アルバート・アインシュタイン~
"There are only two ways to live your life. One is as though nothing is a miracle. The other is as though everything is a miracle." --A. Einstein
そのテレビ番組ではもう少し違った意訳をしていて、こんな感じだったかな。
「人生には二通りの生き方しかない。何事も当たり前だと思って生きるか、すべてが奇跡だと思って生きるかだ」
このほうが、しっくり来ますね。当たり前か、奇跡か……。うーむ、深いですね。
今日は十五夜です。神々しいばかりの美しい月を眺めていると、ふと物思いにふけってしまいます。なんのために自分は生まれてきたのか。どこから来て、どこへ行くのかと。
もしも私がかぐや姫だったら、月から使者が迎えに来てくれて、ここではないどこかへ行けるのに……。
それはさておき、アンテナの話です。
大人の勉強と、子どもの勉強は、どこが違うでしょうか。
子どもの勉強は、教科書や問題集を与えられてするものですが、大人の勉強とは、自分で教科書や問題集を作ることではないでしょうか。
自ら問いを立て、自ら答えを見つける。その答えは、数学とは違って、たった1つとは限らない。2つも3つもある中で、何か1つを選ぶ。決断して選ぶ。それが大人だ。
就職、転職、再就職、キャリアアップ、これらの問題に直面したときは、安易に模範解答を求めず、考えて考えて考えぬき、疑って疑って疑いぬくことが大切ではないでしょうか。答えそのものよいも、考え、疑うプロセスそのものに価値があるのだと思います。
もっと自分を高めたい、もっとステキな生き方をしたい、悔いの残らない人生を送りたいと思うのであれば、そう思い続ければいい。
何かキーワードを見つけて、それに関連した言葉や情報が引っ掛かってくるようにアンテナを立てればいい。
問い続け、求め続ければ、いずれ答えは明らかになるでしょう。