本はamazon.comでばかり買っている今日このごろ。久々に書店へ行ってみて驚いた。売り場に新書が溢れている。あの会社もこの会社もまたぞろ新書に進出だ。
タイトルで「読ませる」本が多い。まるで雑誌のタイトルみたいに扇情的であったり、劣情刺激的であったり。
雑誌の1本の記事よりも紙数が尽くされているだけに、語られている内容はそこそこ深そうだ。
活字離れといわれて久しいが、ものは考えようかもしれない。もはや、新書は雑誌感覚で読め!ではないか。集中すれば、2~3時間で1冊読めてしまう。となれば、週に2、3冊は軽い。上っ面を撫でただけの週刊誌の記事を読むよりも教養が深まる。
そんなことを考えながら、六本木の書店で新書を4冊と単行本を1冊購入した。
『いつまでもデブと思うなよ』(岡田斗司夫著、新潮新書)
『人間を守る読書』(四方田犬彦著、文春新書)
『「狂い」の構造 人はいかにして狂っていくのか?』(春日武彦、平山夢明著、扶桑社新書)
『最高学府はバカだらけ 全入時代の大学「崖っぷち」事情』(石渡嶺司著、光文社新書)
『裸でも生きる 25歳女性起業家の号泣日記』(山口英理子著、講談社)※これは新書ではありません
私は大学生のころから新書のファンで、岩波新書や中公新書、講談社現代新書には随分、お世話になったものです。新書といいつつ、中には古典的名著と目されるものもあり、いまでも大切に本棚に保存してある。
そんなことを続けるうちに、10年前に建てた新居の壁一面に設えた本棚は満杯で、いまや、ダイニングテーブルの上にも200冊ぐらい文庫やら新書やら単行本が山積みになっている。床が抜ける日も遠くないかもしれない。
前にも書いたけれど、私の場合は本を買いたくなる衝動が数ヶ月に一度、怒涛のように押し寄せてきて、いまがその渦中かも。アマゾンでも大量に注文してしまい、今日届いたのは……
『派遣のリアル 300万人の悲鳴が聞こえる』(門倉貴史著、宝島新書)
『若者を喰い物にし続ける社会』(立木信著、洋泉社新書)
『医療の限界』(小松秀樹著、新潮新書)
『村上春樹にご用心』(内田樹著、アルテスパブリッシング)※これは新書ではありません
新書は千円でおつりが来るので、気軽に買えてしまうのが良くもあり、悪くもあるな。つい買い過ぎちゃうのだ。ま、雑誌が分冊になっていると思えば、私の生活必需品なのだ。「情報」としては重いが、「知」や「論」としては少し軽いミディアムサイズ。ちょうどいいのだ。これでいいのだ。
雑誌と同じで読み返すことは少ないだろう。永久保存版と廃棄処分にする新書を分別すると良いかもね。ラインマーカーでいっぱい線を引いたり、ドッグイヤーを作ったりするので、ブックオフや古本屋には持ち込めないのでした。
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