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あれから…父から何度も電話がかかってきていましたが、無視していた私。私がもう電話には出ないと思ったのか、うちの息子にかけてよこしました。土曜日の早朝だったので、自室で携帯で話したようです。かねてから、私と父のやりとりを聞いて、いつかじいちゃんに一言言ってやりたい!と憤慨していた息子。ついにその時が来たようで。なんでお母さんが電話に出ないかわかるか?もうお母さんは電話に出られる状態ではない。体調を崩して仕事にも支障が出ている。オレは今までの電話の内容も知っている。もう電話も出ないし、会わない。というようなことを言っていました。実は、父が早朝電話してきた理由は、市場でウニを買ったからそれを食べさせたい。今からそっちに届ける、というもの。それに対して息子は、来ないでほしい。来ても会わない、と、答えたようです。父は、普段穏やかな孫が、こんなに怒りを露わにしたのをみたのは初めてだと思います。お前はあんなに優しかったのに、なんでそんなに怒るんだ?と、きょとんとしていたそうです。私達はその日、病院で母と面会をする予定を入れていました。父に言ったらおそらく一緒に行くと言いそうなので、黙っていました。息子が電話を切った後、私達は1時間半かけて母の入院する病院へ。(母の様子は別記事で)病院から戻ると、玄関にクーラーBOXが3個も!置いてありました。一つには瓶ウニ3本と、生牡蠣一袋が。おそらく一万円くらいはしたでしょう。あとのBOXは空でした。父や母はいつもこのクーラーBOXに、たくさんの魚介類を入れて送ってくれていました。なんで空のBOXを?と思ったけれど、これは、もう送ることはない、これが最後だというメッセージだと気づきました。往復3時間かけて、私達にウニや牡蠣を食べさせたいとクーラーBOXを積んでやってきた父。チャイムを押しても誰も出ず、どんな思いで最後のクーラーBOXを置き、帰路についたか。想像すると涙が溢れてきました。こんな結果にしたいわけじゃなかったのに。誰も幸せじゃないじゃないか。でも、しかし。このアメとムチに何度騙されてきたか。「騙されんなよ!」心のどこかでもう1人の私の声がします。怒鳴り散らした後、何事もなかったかのように、むしろ優しく接する父。そしてまたしばらくすると感情を爆発させる。85歳になって、変わるとは思えません。その後、何度か電話がかかってきましたが、電話の音がするたびに動悸がして、やはり出られてません。今までの経験上、父が謝ることは絶対ありません。いつも自分が正しいと思っているので。私が何事もなかったかのように接したら、ほら、やっぱり時が解決してくれるという、また間違った学習を積み重ねてしまう。ここは毅然とした態度で臨まないと。という自分と、いつまでこの状態を続けるのか。これでは母だけでなく父に何かあっても何も情報が入らないではないか。孫にも嫌われたまま、そのまま最期を迎えるなんて、これでいいのか。私のせいでますます周囲を巻き込むことになってしまった…と自己嫌悪になる自分。日々交互に感情が揺れ動いて、一日何度も、考えて考えて、朝起きた時、通勤途中、夜寝る前、色々な考えが浮かんで苦しいです。なんとかしなければ。いや、なんとかしないほうがいい?こうして文章を書くのも苦しく、何日もかかって消したり書いたりしているのですが、やはり記録として残しておこうと思います。おそらくこれからも、思い悩む日々が続きます。晴れかやな気持ちになる日は来るのでしょうか。
2025.06.24
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長嶋茂雄さんがお亡くなりになり、各局一斉に特番が組まれ、知ってるつもりでもまだ知らない長嶋茂雄さんやそのご家族の一面を垣間見たここ数日。普段出勤前にモーニングショーを観ている私。先週まさか出演するとは思わなかった息子の一茂さんの飾らない一言一言が、すごく心に響きました。偉大な父親をもって、おそらく人とは違う苦労がとてもあったのでは?という玉川さんの質問に、自分だけではなく人は皆それぞれ感じる苦労があるわけで、それは比べることはできない。自分が人より苦労が多いということでもない。というようなことを言っていました。色々な質問に感情的になることもなく、淡々と、でも丁寧に自分の言葉で答える一茂さん。いつものおちゃらけた一茂さんは封印し、真摯な態度で本音を語る一茂さんに好感を持ちました。一部報道では、以前から言われていた家族の確執が取り上げられ、妹の三奈さんと一緒に写る画像に驚きの声があったようです。和解したのか、してないけれども最期はやはり家族皆で、送り出そうということになったのかわかりませんが、いずれ、思ったのは、やっぱりそうだよね。どんなに確執があっても、こういう送り方でなかったら、後悔が残るよね。ということ。我が家を振り返ると、まさに今、母の入院を、母のきょうだい達に教えないと言って聞かない父。長嶋ファミリーを見て、さらに、このわからず屋の父にますます腹立たしさを覚えました。母のきょうだいが面会をするかしないか、それは本人たちに任せるとして、そういう機会を与えない、知る権利を奪う権利が、父にあるのかということです。いくら自分が嫌いな人たちだからといって、こんなひどいことをして気持ちが晴れるのか?母だってそう長くはないのだから、会いたいかも知れないのに…ここまで子供じみたことをすると思わなかったので、本当に関わるのも嫌になり、毎日のようにかかってくる電話も、ここ1週間無視し続けています。本当は病院から何らかの連絡があり、もしかしたら何か私に伝えたいことがあるのかも知れませんが…電話が鳴ると心臓がバクバクして、出ることができません。いつまでもこんな対応続けるわけにもいかないのですが。長嶋茂雄さん逝去の報道を見るたび、色々考えてしまうこの頃です。アダルトチルドレンと共依存(きょういぞん) [ 緒方明 ]内なる子どもを癒す アダルトチルドレンの発見と回復 [ チャールズ・L.ウィットフィールド ]
2025.06.08
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