ラテンな駐在妻日記

11．カナディアン号終着駅バンクーバーへ

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Oct 22, 2009

やっとネットが繋がった！！
と、喜んだのも束の間、翌日にはつながらなくて撃沈
なのに帰宅した夫のＰＣからはつながって、さらに撃沈
一晩寝てる間に、何故だか（私のＰＣの）無線ランの設定が変わってしまっていたようで。
今朝もつながらないんじゃないかとドキドキしたけれども、
今朝は大丈夫でした～。ほっ

は～っ、まだカーテンもソファもなくて、この家の風景の寒々しさが、
急に冷え込んできた寒さに拍車をかけているような我が家ですが、

しかし
アポの朝、事前に電話すると言ったらちゃんと電話来る し、
待てど暮らせど来なかったり、あまりの待ちぼうけに文句言っても素知らぬ顔だったり、
来たと思ったらパーツも工具も持っていなかったり、
契約時に２００ドル（あのころ２万２千円くらい）ものデポジットを取っていながら、
いざ解約となるとデポジットの返金は解約日から４５日後だという
ふざけたことをいう携帯電話会社だったり、
ひとつのことをやり遂げるのに、右往左往、悪戦苦闘、
ものすご～いストレスだったパナマ（メキシコも！）に比べ、なんて平和なことか～
（ということで、デポジットの返金２００ドルを受け取れなかった私。
　そうやって受け取れないことを狙ってるんじゃないかと思うシステム。

日本は、あらゆることのシステムの複雑さには閉口するものの、
そこをクリアしてしまえばあとはものすごくスムーズに、約束通りに進む日本。
なんて平和で、なんて楽なことか。

今回、船便でちょこっと凹みができてしまった冷蔵庫。

たいした凹みでもなかったし、

多少のキズは仕方ないんじゃないかと私はあまり気にしなかったのだけれど、
引越会社さんの担当者はその場でケータイでキズの写真を撮り、本社に連絡。
約１時間後、搬入作業が終わった直後、
その本社から、後ほど修理業者から電話がある旨、電話が入り、
その日の夕方にはメーカーの修理センターから
翌日には見に行けるがご都合は？　と、ちゃんと電話が入り、
翌日は逆に私の都合が悪く数日後に見に来てくれて、パーツを注文。
そのパーツも翌日には入荷日の連絡が入り、
キズを発見した１週間後の明日には直しに来てくれるとのこと。
このスピード、すごいなぁ、と、ビックリ。
超猛スピードのベルトコンベア に乗った気分、まるで。（それも超滑りがいい。）

今日はクリーニングを出しに行った。

パナマだったら、素材をチェックすることもなく、
「ハイ、スーツ２着、スラックス１本」とサッサと終わる受付。

ところが今日は、
「こちらはポリウレタンが入っておりますので、ソフト洗いになりますが、
　よろしいでしょうか？２００円増しになります。」
「こちらはちょっとホツレておりますので、ご了承ください。」
「こちらはハンガー掛けにすると肩が伸びる心配がありますので、
　たたみでよろしいでしょうか？」
「今、割引セールやっているのをご存知ですか？
　そうですか、こちらのズボンは割引対象になります。」
・・・・・・・・、
と、ひとつひとつタグを見ながら、ひとつひとつメモをつけながら受付。

やっと終わったと思ったら
「当店のポイントカードはお持ちですか？」

初めてだから入りたいというと、入会申込書に記入後、
「では、こちらのカードの説明をさせていただきます！」
「こちらは○円で１つスタンプを押させて頂きまして、
　一杯になったら５００円の現金と引き換えさせていただきます！」
「今日は■円でしたので、△個、押させて頂きました。」
「一度の２０００円以上ですと、こちらの１００円のチケットをお渡しします！」
「本日は、入会特典で、もう１枚１００円のチケットがついております。」
「仕上がり日の当日か翌日、引き取りに来ていただきますと、１０円券をお渡しします！」
「その際、袋不要ですと、１０円券をお渡しします！」
「ハンガーを返却していただきますと・・・・・・・・」

ひゃ～っ、このラテンぼけの頭に、そんなにフクザツなシステム、
理解できないよぉ～っっっ！！！！！
これだけのことをスラスラ言ってのけて、それを理解する日本人って、賢い。
と、途中から苦笑しながら聞き遂げ、そんなことをフト思った私でした

しかし寒い。

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