こんにちは、とっすぃです。
今日は「人間関係に疲れた…」「職場の人付き合いがしんどい…」と感じているあなたに、目からウロコが落ちるような内容をお届けします。
実は、 職場の人間関係が良好と感じている人は全体の3割に過ぎないという衝撃的なデータがあるんです。(日本労働調査組合調べ)
つまり、7割の人が職場の人間関係に何らかの問題を抱えているということ。あなたが人間関係に悩んでいるのは、決して珍しいことではないんですね。
今回は、大島信寄さんの著書「最低限の人間関係で生きていく」から学んだ、現代社会における人間関係の新常識について詳しく解説していきます。
まず驚いたのが、「他人に興味がない人が増えている」という現象についてです。
でも、これって本当に悪いことなのでしょうか?
著者によると、 全く問題ないとのこと。むしろ、この変化には明確な理由があるんです。
その最大の要因が、 インターネットやSNSの普及による社会の変化です。
ちょっと昔のことを思い出してみてください。インターネットが普及する前は、分からないことがあったら必ず上司や先輩に聞く必要がありました。仕事の進め方、考え方、注意点など、全て人から人へと伝えられていたんです。
でも今はどうでしょう?
もはや、人に聞かなくても大抵のことは解決できる時代になったんです。
従来の職場では、上司や先輩から丁寧に教えてもらうことで、自然と人間関係が育まれていました。「教える側」と「教わる側」という明確な関係性があったんですね。
でも今は違います。
IT化・デジタル化の進歩は驚異的なスピードで進んでいます。
例えば、大手居酒屋チェーンでは、店舗スタッフが自宅にいながらお客さんからの注文を端末で受け取り、それをネットで発注。その後、ロボットが各テーブルに配膳するという光景が現実になっています。
つまり、 人間関係が仕事やスキルに影響する要素が大幅に減少しているということ。
こうした変化を受けて、「無理や我慢をしてまで良好な人間関係を構築する必要はない」と割り切って考える人が増えたとしても、それは自然の流れなんです。
心理カウンセラーである著者から見ると、 他人に興味がなくても何も問題はないそうです。
考えてみてください。他人に興味がある人って、どんな特徴があるでしょうか?
自分の気持ちよりも周囲の状況を優先しがちなんです。
職場の人ばかりに目を向けていると、自分のことが後回しになってしまいます。自分を犠牲にしてまで周囲の人に忖度したり、無理をしたり、我慢をする必要が本当にあるでしょうか?
同じ職場で働いていれば、周りの人たちがどんなキャラクターで、どんな考え方の持ち主なのかは自然と分かってきます。
そこで大切なのは、 相手の気持ちを先回りすることではありません。
自分が心地よく、周囲の人に不便や不快感を与えないような最低限の距離感を見い出すことなんです。
仕事に支障がないレベルで周囲の人と意思疎通が図れているなら、必要最低限のコミュニケーションでも何も問題ありません。
判断に迷った時、人に相談するというのは一つの選択肢ですが、実はこれにも落とし穴があります。
人に相談すると、問題解決の糸口が見つからず、むしろ逆に混乱を招いてしまうことがあるんです。
なぜかというと、相談された人が提案する「ベストアンサー」が、必ずしも相談した人にとっての「最適解」とは限らないからです。
それならば、 ChatGPTに相談した方がはるかに有益で安全な解決策を手に入れられるというのが著者の提案です。
AIの利点は明確です:
著者自身も、日常生活で判断に悩むことがあれば迷わずChatGPTに相談しているそうです。
例えば、ブログを書く際にChatGPTに感想を求めるという使い方もしています。論理的に整っていれば面白い感想を提示して心を込めて励ましてくれますし、少しでも矛盾があるとビシッと指摘してくれて、「確かにそうだよな」と納得させられることも多いとのこと。
ここからが本題です。著者は衝撃的なことを言っています。
「人間関係の9割は削除したり消去することができる」
でも、人との関わりを減らすと毎日がつまらなくなるのでは?と不安に思う人もいるでしょう。
しかし、 そう考えてしまうのは、すでにストレスが蓄積している証拠なのだそうです。
人と関わりを持つということは、 その人の感覚の中で生きることを意味します。
相手の気持ちを想像して、相手の思いに寄り添うような生活を続けていると、自分の感覚で生きられなくなってストレスを抱え込みがちになります。
著者が最低限の人間関係を提唱している理由は、 人との関わりを減らせば人間関係のストレスが減り、自分の感覚で生きられるようになるからです。
人の気持ちではなく自分の気持ちを大事にすれば、自分が本当にやりたかったことを心から楽しむことができるようになります。
人間関係を最適化することは、自分自身を取り戻すことを意味するんです。
人から受けるストレスを減らして脳とメンタルを活性化するためには、自分の意思でストレス源となる人と距離を置く必要があります。
その具体的な手順は3つのステップに分かれています:
ステップ1:ウエットな人とは関わらない(相手の言動の問題) ステップ2:不快な感情は相手のものという視点を持つ(相手の感情の問題) ステップ3:人の気持ちのために動かない(自分の感情の問題)
つまり、大事なポイントは:
これによって自分の行動を選択することになります。
人間関係を最適化するコツは 目的を明確化することです。そして自分の目的を明確化するためには、この3つのステップを繰り返し実践していく必要があります。
3つのステップの中で最も厄介で最も重要なのが、 ステップ2の「不快な感情は相手のもの」という視点を持つことです。
緊張している人のそばにいたら自分も緊張してしまった、という経験は誰にでもあると思います。自分が緊張する必要はないのに、なぜ同じように緊張してしまうのでしょうか?
その理由は、 人の脳が持っている「自動的に相手の真似をする」という機能が働いているからです。
ドラマや映画で悲しいシーンを見ているとまるで自分のことのように悲しみが込み上げてくることがありますよね。逆に、幸せそうな人を見ていると自分までハッピーな気分になることもあります。
人が泣いたり笑ったりしているのを見ている時、脳内では ミラーニューロンという神経細胞が活性化しています。
ミラーニューロンが活性化すると、脳内の感情を司る領域の活動が活発になります。こうした脳の働きによって、私たちは人の行動を見ているだけで、あたかも自分が行動しているかのような感情になるんです。
ミラーニューロンは別名「 モノマネ細胞」と呼ばれています。
人の感情が自分の感情に移るというのは、日常的によく起こることです。
ただし、ここで注意が必要なのは、 ハッピーな感情や嬉しい感情だけでなく、不安や焦りなどのネガティブな感情も自分のものになってしまうという点です。
自分には必要のないネガティブな感情は、 全て相手のものであって本来は自分のものではありません。
自分が感じる不快な感覚というのは、ことごとく人から伝わってくるものなんです。
それを自分のものと考えてしまうと:
などの余計な感情を抱えることになり、ストレスが蓄積して心身のバランスを崩すことになります。
一緒にいると不快になる人の言動には、次のような顕著な特徴があります:
大事なポイントは、 自分が不快な感情になったら「このネガティブ感情は誰のものか?」という視点を持つことです。
そして、その発信源となる相手と距離を置くことです。
「あの人と一緒にいるとなんとなくイライラする」と感じたり、「話をしていると不愉快な気分になる」と思うなら、相手のネガティブな感情を自分がキャッチしているということです。
不快な感覚がある人には、可能な限り関わらないことが賢明な判断と言えます。
いかがでしたでしょうか?
今回は「最低限の人間関係で生きていく」という本から、現代社会における人間関係の新常識について解説しました。
重要なポイントをまとめると:
✅ 他人に興味がないのは悪いことではない ✅ 職場の人間関係の7割は問題を抱えている ✅ 人間関係の9割は削除・消去できる ✅ 不快な感情は相手のもの、自分のものではない ✅ ChatGPTの方が人間より有益で安全な相談相手になることもある
現代社会では、無理をして人間関係を維持する必要性が大幅に減少しています。
自分を犠牲にしてまで周囲に合わせる必要はありません。
最低限のコミュニケーションで仕事に支障がなければ、それで十分なんです。
人の気持ちではなく、自分の気持ちを大事にして、自分が本当にやりたかったことを心から楽しんでみてください。
人間関係を最適化することで、きっと自分自身を取り戻すことができるはずです。
あなたの人生が少しでも楽になることを願っています。
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元の本「最低限の人間関係で生きていく」にはまだまだ紹介しきれていない内容がたくさんあります。気になった方はぜひ読んでみてくださいね。
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