読書家とっすぃのうさぎ跳びマインドブログ

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2025年08月14日
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テーマ: 読書(9599)
カテゴリ: 読書

こんにちは、とっすぃです!

突然ですが、あなたは最近給料が上がっていますか?

物価はどんどん上昇しているのに、給料は全然上がらない。税金もアップして、本当にしんどい思いをしている人がたくさんいますよね。

そんな中で「お金持ちになりたい」「副業を始めたい」「転職したい」と思っている人も多いはず。

でも、ちょっと待って。 あなたが本当に欲しいのって、お金ですか?それとも幸せですか?

今日は、そんな根本的な問いを投げかけてくれる松田美保さんの著書『お金と幸せはどこへ消えた?』について詳しく解説していきます。

この本を読むと、お金を追いかけるのをやめることで、逆にお金が入ってくるという不思議な法則が学べるんです。

著者への敬意と本書の魅力

まず、この本の著者である松田美保さんについて。

YouTubeを6年間続けて数百人の方にお会いしてきた中で、トップ3で尊敬している方なんだそうです。それほど素晴らしい人物が書いた本だからこそ、今回の内容は本当に価値があります。

この本の最大の魅力は、 小説のストーリー形式で書かれているため、とても読みやすいこと。さらに、物語を通じて幸せなお金持ちになるためのステップが学べるようになっているんです。

物語のあらすじ:2人の主人公の成長物語

主人公たちの設定

物語の主人公は2人の同期の女性です:

ユウマ:出版社の編集者。人とのコミュニケーションがめちゃくちゃ苦手で、「お金があれば自信が持てるはず」と思っているタイプ。

ナオ:管理部で働く女性。新人歓迎会で堂々と「私の夢はお金持ちと結婚することです」と言っちゃうような、お金への憧れがすごい人。

運命的な出会い

ある日、ユウマがお金に関する情報を探していた時に、「話をするだけで誰もがお金持ちになってしまうという伝説の男」という怪しいブログを発見します。

最初は「そんなのあるわけない」と思っていたものの、なぜか気になってしまい、その男が主催する交流会に参加することに。

ところが、交流会で主催者は現れません。がっかりしたユウマが外のベンチで一人佇んでいると、 フェドラハットを被った謎の男性と出会うのです。

水だけを出すバーでの学び

この男性(実は後に分かる「伝説の男」)は、ユウマの話をめちゃくちゃ丁寧に聞いてくれて、「お金持ちには幸せなお金持ちと不幸なお金持ちがいる」という衝撃的な話をしてくれます。

そして最後に「H2O オンリーバー」という名刺だけを渡すんです。

このバーの面白いところは、 メニューが水しかないこと!

それからユウマとナオは、この水だけを出すバーに通うようになり、バーの店主であるこの男性から幸せなお金持ちになるための秘密を少しずつ学んでいくのです。

物語を通じて2人は「お金=幸せ」という価値観から「自分を満たす=幸せ」へと変化していき、結果として本当の意味での豊かさを手に入れていくストーリーなんです。

学び①:自分を満たすことで周りも幸せになる

自分を後回しにしていませんか?

あなたは普段、自分のことを後回しにして過ごしていませんか?

  • 家族のため
  • 子供のため
  • 友人のため

何かを我慢して日々過ごしていませんか?

実は、 自分を満たすことができない人は、結果的に周りの人も不幸にしてお金も離れてしまうと、この本には書かれているんです。

水タワーの教え

この教えを、本書では「水タワー」で表現しています。

ユウマとナオがバーで学ぶシーンで、店主がフィジーの天然水を使って美しいグラスタワーを作るんです:

  • 下段:3つのグラス
  • 中段:2つのグラス
  • 頂点:1つのグラス

最上段のグラスに水を注ぐと、透明な水が細い流れとなって溢れ、ゆっくりと下のグラスへ流れ落ちていきます。

この美しい光景には、人生の大切な教えが込められています:

  • 最上段のグラス:自分
  • 2段目:家族や友人、パートナー
  • 3段目:仕事仲間や社会的な繋がりのある人たち

つまり、 自分というグラスの水が満たされていれば、溢れた水は自然と下のグラスへと流れ込んで、周りの人たちも満たされていくということを表しているんです。

だからこそ、まずは自分を幸せで満たすことが、結果的に周りの人たちを幸せにすることにもつながっていくんですね。

お金をかけずに自分を喜ばせる方法

「でも、自分を満たすってお金がかかるんじゃないの?」

そう思いますよね。でも全然そんなことはないんです。

ユウマとナオも最初はそう思っていたんですが、店主にこう言われます:

「お金をかけずに自分を喜ばせるために、どんなことができるか考えてみて」

すると、こんなことに気づくんです:

ユウマの場合

  • 天気がいい日に散歩する
  • ゆっくり漫画を読む

ナオの場合

  • お気に入りのカフェでソイラテを飲む
  • 愛犬と散歩する

そう、 お金なんて全然かからないんですよ。

私たちの日常でも同じです:

  • 朝のコーヒーをゆっくり味わう時間
  • 好きな音楽を聞きながら散歩する
  • 家族との何気ない瞬間を大切にする

こんな小さなことで十分幸せな気持ちになれるんです。

ブロードン&ビルド理論の威力

ここで重要な心理学が紹介されています。それが**「ブロードン&ビルド理論」**。

これは、ポジティブな感情を感じている時は、人の思考や行動の幅が広がって創造性や学習意欲が高まるという理論なんです。

つまり、自分が幸せを感じている時って:

  1. 自然と笑顔が増える
  2. 心に余裕ができる
  3. 人に対して優しくなれる
  4. 周囲との人間関係が良好になる
  5. 信頼や応援を得やすくなる
  6. 思考がクリアになる
  7. 脳のパフォーマンスが上がる
  8. 仕事でいいアイデアが浮かぶ
  9. 仕事で評価と信頼が得られる
  10. 金銭的な報酬やチャンスが巡ってくる

こうして 好循環が生まれるんです。

実体験からの学び

実際、残業続きで疲れ切っている時って:

  • 人にイライラしちゃう
  • アイデアも全然浮かばない
  • 営業先でもうまくいかない

でも、朝30分だけ早く起きて散歩する時間を作ったり、昼休みに好きな小説を読む時間を作ったり、毎日湯船に浸かる時間を作るようになると:

  • 気持ちに余裕ができる
  • お客さんとの会話も弾むようになる
  • 新しいアイデアもポンポン浮かぶ
  • 結果的に仕事の成績も上がる

だからこそ、 まずは自分のグラスを満たすことに専念してみてください。

今日からでも、1日たった5分でもいいから、お金をかけずに自分を喜ばせる時間を作ってみてください。

あなたがあなた自身にご褒美をあげなくて、誰があげるんですか?

学び②:感情を選択できる2つの質問

感情は選択できる

嫌なことがあった時、感情に振り回されて「もうダメだ」って落ち込んでしまうことってありませんか?

実は衝撃的な話なんですが、 感情って選択できないもののように見えて、選択することはできるんです。

バーの店主は、どんな状況でも自分が欲しい感情を手に入れることができる、ある2つの質問を教えてくれます。

1つ目の質問:「僕は今どんな感情が欲しいんだろう?」

2つ目の質問:「じゃあその感情を得るためには、どんな行動をしたらいいんだろう?」

一見単純な質問に見えますが、これが効果抜群なんです。

実践例:ユウマのトラブル体験

本書には、この2つの質問の効果がよく分かるエピソードが紹介されています。

ある日、ユウマが外注したデザイン会社の担当者と全然馬が合わなくて、何度話し合いを重ねても思うようなデザインが上がってこないトラブルがありました。

しかも、請求書も送ってこない。

イライラしたユウマは「またあいつかよ。どこまで困らせたら気が済むんだ」と怒りのメールを送ってしまいます。

ところが数分後、ユウマのデスクに請求書が紛れ込んでいることに気づくんです。 完全に自分のミスだったんです。

「最悪だ。どうしよう」と頭を抱えた瞬間、ふと頭をよぎったのが例の質問でした。

1つ目の質問:「僕は今どんな感情が欲しいんだろう?」

大きく深呼吸をして心の声に耳を澄ませてみると、こんな気持ちが自然と浮かび上がりました:

  • 一緒に働く人たちとギスギスしたくない
  • 誰かに憎まれるのも嫌だ
  • 自分が誰かを憎むのも嫌だ

2つ目の質問:「じゃあその感情を得るためには、どんな行動をしたらいいんだろう?」

こう考えてみると、「メールじゃなくて今すぐ電話で直接謝罪するべきだ」という答えが浮かんだんです。

正直、話したくもないしメールで済ませたい。でも、それではダメだということも分かっている。

ユウマはもう一度深呼吸をして、そのデザイナーに電話をかけました。そして素直に謝罪をして、今までの対応についても謝ります。

すると相手も「こうやってちゃんと連絡をくださってありがたいです。正直ほっとしました」と言われて、関係が一気に改善されたんです。

幸せの公式

この本では「 幸せ=出来事×あり方」という公式も紹介されています。

同じ出来事でも、どんなあり方で受け止めるかによって、その後の考え方や行動、人生の流れは人によって大きく変わっていくということです。

例えば:

出かける直前に雨が降ってきた場合

  • 「最悪」と思えば → 気分は悪くなる
  • 「このタイミングで良かった。傘を持っていこう」と思えば → 気分よく出かけられる

様々なシーンでの活用法

この2つの質問は、本当にどんな場面でも使えます。

職場で上司にめちゃくちゃ怒られた場合

普通だったら落ち込んで「もうダメだ」って思っちゃいますよね。

でも、そこでまず1つ目の質問:「今どんな感情が欲しいのか?」

すると:

  • 成長したい
  • この経験を活かしたい
  • 前向きでいたい

みたいな気持ちが浮かんでくるかもしれません。

次に2つ目の質問:「そのために何ができる?」

すると:

  • メモを取って改善点を整理しよう
  • 同じミスを繰り返さないためのチェックリストを作ろう
  • 上司にアドバイスをもらいに行こう

みたいな具体的な行動が浮かんできますよね。

満員電車で遅刻しそうな時も同じです:

イライラして「最悪だ」って思う代わりに:

  1. 「今どんな感情が欲しいのか?」→「落ち着いていたい。冷静でいたい」
  2. 「そのために何ができる?」→「深呼吸をしよう」「到着したら素直に謝ろう」「次回からもう少し早く家を出よう」

このように、たった2つの質問を繰り返すだけで、感情に振り回されずに自分が欲しい感情をその場で選択できるようになるんです。

まとめ:本当の豊かさとは

今回紹介した内容は、『お金と幸せはどこへ消えた?』のほんの一部です。

この本には、他にも幸せなお金持ちになるためのステップが全部で7つも紹介されています。

私たちが本当に求めているのは、単純にお金の額面が大きいことではなく、 自分も周りも幸せでいられる豊かな人生なのかもしれませんね。

お金を追いかけるのをやめて、まずは自分を満たすことから始めてみませんか?

そして、感情に振り回されるのではなく、自分で感情を選択できるようになってみませんか?

きっと、あなたの人生にも素晴らしい変化が起こるはずです。


今日から実践してみよう

  1. 1日5分、お金をかけずに自分を喜ばせる時間を作る
  2. 嫌なことがあったら2つの質問を試してみる
  3. 自分のグラスを満たすことを最優先にする

あなたの人生がより豊かで幸せなものになりますように!


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最終更新日  2025年08月14日 05時53分15秒
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