演 奏 会 の 旅

演 奏 会 の 旅

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

元帥閣下

元帥閣下

Comments

元帥閣下 @ Re[2]:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) ぅ〃*さん 演奏会お疲れ様でした! 10月1…
ぅ〃*@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) 2014.10.12(ホクト文化ホ-ル.中…
ぅ〃*@ Re[1]:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) わざわざお返事ありがとうございましたっ!…
元帥閣下 @ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) ぅ〃*さん、詳細なレポートありがとうござ…
ぅ〃*@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) はじめましてっ…でいぃのかな〃 柳町中学…
June 18, 2023
XML
テーマ: ピアノ(251)
カテゴリ: 吹奏楽

場所  :信州国際音楽村 ホールこだま(300名収容)

金子三勇士ピアノリサイタル ~金子三勇士のハンガリー魂~に行ってきました。

プログラム
第1部 ピアノで奏でる~音の美学~
1.バッハ:プレリュード第1番 ハ長調
2.モーツァルト:ピアノソナタハ長調 Kv330
3.シューベルト:即興曲変イ長調 Op.142-2
4.ドビュッシー:子供の領分

第2部 トークコーナー
~スペシャルゲスト Mo.ホルヴァートを迎えて~
 テーマ:ハンガリーは音楽は熱い!!

第3部 金子三勇士のハンガリー魂
5.コダーイ:セーケイ族の民謡
6.バルトーク:豚飼いの踊り
7.リスト:ハンガリー狂詩曲第12番
8.リスト:ラ・カンパネラ

アンコール
9.リスト:ハンガリー狂詩曲第2番

レポート
プレリュード第1番 ハ長調
金子三勇士氏のトークから始まったリサイタルとなりました。まずは、プログラムの概要。そして拍手のタイミングの所作などについてひととおりお話があり、その後新たな試みとして演奏前の拍手無し、お辞儀なしという金子氏が一度やってみたかったというシチュエーションにて1曲目が始まりした。バッハの音楽の音を自然体で浴びるというのは金子氏のリサイタルでは1つの流儀になっており、まずは癒しのひとときになりました。

ピアノソナタハ長調 Kv330
モーツァルトの音楽は、癒しの効果があり、それは人間だけではなく農作物に聞かせるとおいしくなるといった効果があり、それは科学的な根拠もあるということで、これまでも巷でクラシック音楽は植物の成長にも影響するという風聞があったのでそんな気はしていましたが、やはり本当なんだという想いで演奏に聴き入りました。Kv330は、3つの曲で1セットという構成ですが、金子氏が極力曲間を少なく自然な形でつなげて演奏されたので、より自然な形で癒しの効果を感じることができました。

即興曲変イ長調 Op.142-2
モーツァルトより時代が下ったシューベルトの作品ですが、時代もそうですが作曲家が違うと同じピアノでもずいぶん違って聴こえるものだというお話がありました。このあたり、より人間味のあるといった表現でしたが、音楽が教会や宮廷などから飛び出して庶民のものになりつつあった時代を感じながら、楽しませていただきました。

子供の領分
第1曲 「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」 、第2曲 「象の子守歌」、第3曲 「人形へのセレナード」、第4曲 「雪は踊っている」、第5曲 「小さな羊飼い」、第6曲 「ゴリウォーグのケークウォーク」 からなる楽曲で、ワーグナー嫌いのドビュッシーがばれないように少しづづワーグナー的な要素を曲中に取り込んで、それを笑い飛ばすような仕組みになっているというお話がありました。実際、第6曲では、ワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』の冒頭部分が引用されていて、引用後にそれを小ばかにするような笑いのリズムがとても印象的でした。また普通なら通して演奏するところを1曲づつ止めながら曲の紹介を入れるという演奏スタイルもとてもわかりやすかったです。

トークコーナー
第2部は、スペシャルゲストのガーボルホルヴァート氏を迎えてテーマ「ハンガリー音楽は熱い!!」について金子氏との対話形式でトークが行われました。システムとしては、まず金子氏が日本語でガーボルホルヴァート氏への質問内容を話し、その後ハンガリー語で質問、そしてガーボルホルヴァート氏が答えた内容を日本語で話すという形で進み、日本とハンガリーは共通点が多いという話題を経て、最後はサプライズ的にガーボルホルヴァート氏がハンガリーの民謡を3曲歌うという素晴らしいコーナーになりました。

セーケイ族の民謡
第3部のスタートは、2部でせっかくハンガリーの民謡が歌われたということで、ハンガリーを代表する作曲家のコダーイのこちらの楽曲の演奏となりました。曲想的に何やら悲しみを感じ、もしやレクイエムなのでは?と感じるところがありました。

豚飼いの踊り
もう一人のハンガリーを代表する作曲家であるバルトークよりの演奏となりました。ちょっとかわいい系の楽曲と感じました。

ハンガリー狂詩曲第12番
そして忘れてはならないハンガリーを代表する作曲家リストの楽曲から、演奏されることが少ないこちらの楽曲が取り上げられました。金子氏によれば、ハンガリーの音楽の熱さは日本の音楽にも共通するところがあるとのことで、いわば半分ハンガリー人、半分日本人の金子氏がそれを体現しているかのようなイメージがありました。

ラ・カンパネラ


ハンガリー狂詩曲第2番
6年前に金子氏が初めて信州国際音楽村を訪れた際に、金子氏が選定したピアノのこけら落としリサイタルで弾いて以来、毎年必ず弾いてきたこだわりの楽曲であり、それゆえこれを弾かないと上田の夏の公演は締めくくれない・・・ということで、アンコールとして、トムとジェリーでおなじみのこちらの曲の演奏となりました。演奏後にピアノを労う仕草をして鍵盤のふたを閉めてリサイタルの終焉となりました。

まとめ
本日の公演は、ホールこだまが満席に近いくらいの盛況ぶりでした。顧みて2020年3月に世界を襲ったコロナウイルスは今も無くなった訳ではありませんが、ワクチンの効果やウイルスの変異によるかかった時の軽症化を経て人々の意識変革という形で収束を迎えつつあると感じますが、全国的にリサイタルが全く無かった約4カ月を経た2020年7月にどうにかして生の音楽を届けたいという金子氏の強い想いから、この信州国際音楽村の野外ステージにて、金子三勇士・夕暮れ時のリラクゼーション・ピアノタイムが開催され、そこから少しづつアーティストや団体が模索しながら生の音楽を再開していったという2020年の後半のことがふと想い出され、まず金子氏が先陣を切って進んでくれたからこそだったんだな…と感慨深いものがありました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  June 18, 2023 11:24:42 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: