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開催日:2026.2.23(月)14:00開演
場所 :長野県松本文化会館大ホール(2,000名収容)
プログラム
開演前ロビーコンサート
・金管チーム
・サクソフォンアンサンブル
・木管アンサンブル
第1部
1.行進曲「K点を越えて」~1999年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲~
2.マードックからの最後の手紙~小編成版~
3.風がきらめくとき
4.交響曲第5番「革命」より第4楽章
第2部
5.ディズニー・ファンティリュージョン
6.「ノートルダムの鐘」より
7.名探偵コナン メインテーマ
8.A Whole New World
9.「千と千尋の神隠し」組曲
アンコール
10.コンパス・オブ・ユア・ハート
11.ベイ・ブリーズ
レポート
行進曲「K点を越えて」
オープニングは、冬季オリンピックイヤーにはよく演奏されるおなじみのマーチですが、作曲者は1998年の長野五輪のジャンプチームの活躍から起草してこの曲を作ったという話もなるほどというところです。ちなみに昨年のオープニング曲は氷河特急だったので、2年続けて疾走感のある曲想にどこかつながりを感じました。
マードックからの最後の手紙~小編成版~
今年はこの曲がブームになっているようで、1月の佐久市消防団音楽隊の定期演奏会での演奏を皮切りに、3月にはウィローウインドオーケストラの定期演奏会と長野大学吹奏楽部のリメンバーコンサートでの演奏が予定されていますが、私自身も来週この曲を演奏するというタイミングで、全振りの演奏者のテンションで聴かせていただきました。
風がきらめくとき
2024年のコンクール課題曲ですが、構成的に1部の静かな曲カテゴリーという印象がありました。昨年の定期演奏会ではこの位置に星の船があったと思いますが、どこか似た雰囲気があり、美しいハーモニーを楽しませていただきました。
交響曲第5番「革命」より第4楽章
おなじみのショスタコーヴィチの革命ですが、豪華な金管群による前半部分の迫力に圧倒され、中間部の繊細な弱奏部を経て階段を上るようにフィナーレへと向かう様は、とてもドラマチックと感じました。
ディズニー・ファンティリュージョン
吹奏楽ディズニーではおなじみの曲ですが、豪華なオープニングからキラキラとしたサウンド感がとてもステキな楽曲ですが、それに加えて松本文化会館が誇る最新鋭の映像のファンタジーが演出として加わり、最高のエンターテインメントショーの幕開と感じつつ楽しませていただきました。
「ノートルダムの鐘」より
ディズニー作品の音楽の数多くを手掛けたアラン・メンケンにしてはシリアスな雰囲気の楽曲ですが、ノートルダムの鐘で使われている楽曲から数曲をメドレーにして、曲名とともにイメージ映像が入り、映像と音楽のコラボでノートルダムの世界へと誘われました。最も有名なあの曲は、最後に登場する構成の妙も素晴らしいと感じました。
名探偵コナン メインテーマ
この曲には縁があるようで、私自身2~3年前に複数回。昨年1回。今年もこれから演奏予定ありということで、楽譜が脳裏に浮かんでくるところで演奏者目線で楽しませていただきました。お決まりのパートごとのスタンドプレーも格好良く決まっていてナイスと感じました。
A Whole New World
この曲もいろいろな編曲版がありますが、今回演奏されたのは、編曲者からハル・レナード社の洋物の楽譜と思われ、ニューサウンズインブラスの編曲版に比べると、落ち着いた感じの編曲になっていて、プログラムの中で耳休め的な楽曲の役割を担っているのかなと感じました。
「千と千尋の神隠し」組曲
私事になりますが、昨年2月に千と千尋の神隠しハイライトを演奏し、秋からはアンサンブルで千と千尋の神隠しメドレーを演奏した縁から、その楽曲群について耳なじみになっており、より親しみを感じながら楽しませていただきました。そして何といっても映像による演出が素晴らしく、千と千尋の神隠しの映像とともにまるで答え合わせをするように音楽を堪能させていただきました。
コンパス・オブ・ユア・ハート
アンコール1曲目は、アドベンチャーという言葉がよく似合う人気のディズニー曲ですが、私自身も3年前に演奏したことがあり、その当時のことを懐かしく想い出しつつ、曲想から来るわくわく感とともに楽しませていただきました。
ベイ・ブリーズ
この曲は、「ベイ・ブリーズ~岩井直溥氏に捧ぐ~」という副題がついた真島俊夫氏による楽曲で、決して易しくないが超格好良いラテンミュージックで、粋なソロの演出もあってアンコール2曲目のコンサートを締めくくるフィナーレの曲として華やかな雰囲気が素晴らしくマッチしていると感じました。
まとめ
松本文化会館付属管楽アンサンブルの定期演奏会を客席で拝聴するのは2015年の第6回以来じつに11年ぶりになりましたが、複数チームのロビーコンサートや第1部での過去の課題曲演奏。吹奏楽オリジナル曲。オーケストラアレンジ曲。そして第2部でのポップス曲ステージは、松本文化会館が誇る映像設備をフルスペックで使うという豪華演出はさすがの演目だなと改めて感じました。このあたり、会館の付属バンドだからこそできることもあるのだろうということで、そういった面では官民が力を合わせてできる至高の芸術の祭典なのかもと感じました。