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そんな鉄道の町としての一面もある王寺町ができて90周年を迎えるということで、イベントの一環として来る8月28~30日に王寺駅北口にあるりーべる王寺東館5階で、「りーべる鉄道フェスティバル」が行われます。当日は、回送電車乗車体験、鉄道模型の走行や写真展示、トークショーが行われるとのこと。私は、元々この王寺出身ではありませんので、昔の王寺駅やその周辺の状況がわかる写真展示に期待したいところです。
さて、今回開催予定のイベントとは別に、りーべる王寺には鉄道関係の常設展示が行われているんですよ。こういったところからも、「鉄道の町」ということになるのかなってね。
これはかつての客車に取り付けられていた行き先表示(サボ)です。ホーロー製の立派なものなんですよ。
下には、蒸気機関車(SL)のナンバープレートもありますね。
「東京行」というサボがありますが、その昔、王寺から関西本線を経由して名古屋から東京へ行く列車があったんですよ。それくらい王寺って有力な駅だったんですね。今でも、高速バスという形ですが、西日本JRバスとJRバス関東の夜行バスが運行されています。
こちらもサボですが、アクリル製になっていまして、主にディーゼルカーの行き先表示に使われていました。もちろん、客車でも使われていました。
「福知山⇔豊岡」は山陰本線ですが、「京都⇔白浜」は奈良線と桜井線、和歌山線を経由して紀勢本線を結んでいた急行「しらはま」で使われていたんでしょうけど、王寺を経由していたわけではないんですけどね・・・。
国鉄時代は、1973年10月までは非電化だった関西本線、その当時は写真のキハ30系が活躍していました。この車両が登場したのは1961年ですが、その当時から大阪方面へ通勤する利用客が多かったため、片側3扉で室内はロングシートという通勤用のこの車両が作られました。混雑する路線なら有効なものですけど、それだったらこんな車両投入するよりもさっさと電化すればいいんでしょうけど、電化の優先順位としては下だったんでしょうね。だから、こんな車両を投入することになったのではないかと。
ちなみに、1973年10月に電化されて以降、このキハ30系は活躍の路線を奈良線や和歌山線、紀勢本線に移したわけですが、それらの路線は決して通勤路線というわけでもなかったのです・・・。一般的に地方路線の場合は、向かい合わせのクロスシートの車両が多かったので、この車両はあまり好まれていなかったようです。ファン的にも角ばってスタイル的にも面白みがない、室内はさらにロングシートのみという面白みも何もない車両ですので、ほかの車両と混結されていると思いのほか空いているという感じでした。
でも、私は好きでしたけどね、空いているし、ゆったり座れるし。景色を見るにはちょっと不便だけど。まぁそうは言っても、自分の好きな車両と混結されていたら、そっちに行ったかな・・・(笑)。
話を戻して、夏休みの最後の方になりますけど、子供たちにとっては楽しみかもしれませんが、大人にも楽しめるないようだったらいいなって思っています。
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