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2011/10/15

昨年のパタヤーの雨季には

(6)

カテゴリ：タイ

　タイが洪水で，大変なことになっている。雨季の最後は雨が多いが，今年の雨量は雨季の真ん中から異常に多い。

　９月には，パタヤーで洪水が起きて街中が冠水している。ワニ園からワニも逃げた。その洪水後にパタヤーに行ったが，水は引いていたものの，土嚢があちこちに置かれていた。低い位置に黒い雲が大量にあって驚いた。

　タイに限ったことではないが，雨季はすぐに水が溢れる。でも，今まで雨季で雨が降り続いても，道中に溢れたのはあまり見たことがなかった。

　今回は，昨年８月の雨季のパタヤーの様子だ。みんな慣れているのか，誰も動揺していないが，歩くのが大変だった。何せ，歩道のあちこちに穴が開いているので，いつ穴にはまるかわからない。怖々歩いた。

パタヤー’１０．８A.jpg

　今年ではなく昨年だ。’１０年８月。雨が降り，道路に水が溢れてきた。
パタヤー’１０．８B.jpg

　ここは，まだ歩道が見えているので歩ける。
パタヤー’１０．８C.jpg

　水は見る間に増えて来た。今までも雨季に何回もパタヤーに行っているが，ここまで溢れたのは見たことがなかった。
パタヤー’１０．８D.jpg

　わお，道が見えない…でも，横のゴーゴーバーは，普通に営業している。
パタヤー’１０．８E.jpg

　ここの通りは，特にひどい。それでも，屋台は平然とその場で営業している。
パタヤー’１０．８G.jpg

　バイクも走る。

　この通りは水がないが，向こう側は，やはり水が溢れている。すでに土嚢があったので，冠水は雨季には日常的にあるようだ。

　下は，’００年８月のアユタヤ。今回，アユタヤは大きな被害を被った。日本企業も，たいへんなことになっているのはご存じの通りだ。
パサック川.jpg

　パサック川だ。バンコクを流れるチャオプラヤ川と合流している。川には大型の船舶が通行している。アユタヤは，川に囲まれているのだ。
ワット・マハタート仏像頭部.jpg

　ワット・マハタートにある，木の根っこに取り込まれた仏像の頭部。
山田長政神社.jpg

　山田長政神社。かつての朱印船貿易の時代にアユタヤには，日本人町があった。

スコール雷.jpg

　これは，同じく’００年８月のバンコク。スコールがあり，雷も落ちている。ドンムアン空港近くのホテルで撮影。

　慣れているとは言え，今回の洪水はさすがにいつもと違って大変なことのようだ。大事に至らないことを願っている。

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