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2006年01月23日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
先日、K-UNITのKUNIさんのサイトで知ったのですが、ウィルソン・ピケット氏が亡くなられたようです。


KUNIさんもご自身の掲示板で語っておられますが、70年代前半の不良少年少女のヒーロー像として多くの黒人ロッカーが存在していました。
ジェームス・ブラウンなどもその典型的なパターンで、元ディスコ協会会長の勝本氏なども相当に入れ込んでいました。
少年院(USでは刑務所扱いですが)上がりのワルが、道端で踊りながら金を稼ぎ、音楽の世界で成り上がっていく姿に感銘したものでした。
特に人種差別という生まれたときからのハンディキャップさえも乗り越えていく不屈の精神=SOULと繋がる構図がありました。
ビートルズだってストーンズだって、元々は手の付けられない不良からROCKして成り上がっていったわけで、そのルーツがJBでありウィルソン・ピケットなどのR&Bスターでした。

日本では矢沢の永吉っつあんがこの不良ドリームを体現されましたが、やはり私等のような年代の親爺には、未だ黒人の退廃的なムードとそのファイティング魂みたいな方がより心を揺さぶられます。
その昔、ディスコが踊り場と呼ばれていた頃の「ショータイム」は、やはり不良の生き方を体現していたツッパリ小僧がここ一番登場して、踊りの技をご披露したものでした。古くはクック、ニック&チャッキーなんてのもこういったショータイムをベースにヒーローとなっていったわけですね。


その後、踊り場からディスコ~ソウル・ブームに移っていく過程で、いわゆるR&Bのスターたちは時代の陰に入っていってしまったわけですが、あの頃の腹の底から搾り出されるブルージーな魂の叫びみたいなものは、踊り場といわれた一種独特の雰囲気の中で不良小僧たちが胸躍らせた音楽でもありました。ディスコって呼ばれるようになってから、ニューソウルなんて呼ばれ方をするようになってしまい、魂=SOULからはちょいとはずれたダンスミュージックへとなっていってしまったんですね。

ということで、私の年代の不良少年が思春期の一番多感な時に影響を受けた音楽、そしてシンガーのひとりであるウィルソン・ピケット氏の死にあらためてご冥福を祈りたいと思います。
ちなみに映画「ソウルサバイバー」では、彼の発言がファンキーでカッコよく、時代の陰に埋没していった数多くのアーティストが出てきますので、ソウルファンの皆様にはお薦めです。
私個人としても非常に共鳴した映画でした。
自分達の時代が終わったあと、残ったものは「何」だったのか、そんなことを考えさせられる映画でした。

「印税もっとよこせ!」
とか
「シュープリームスのダイアナ・ロスは一番ブスだった」
とか
ニューヨークの街を車で走りながらインタビュアーに
「オレはあのあたりでヤクを売ってたんだ」


とにかくみい~んな不良オヤジ、不良オバンのままでした。





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最終更新日  2006年01月23日 08時34分31秒
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