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2007年01月04日
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水戸黄門のお話ではありません。(笑)
まあしかし、水戸黄門みたいな爺ちゃんが本当に居て、諸国漫遊して世直しでもしてくれたら、どれだけ人生は楽しくなるでしょうかね。
とは言うものの、実際にそんな爺さんが、いきなり自分達の生活に乗り込んできて「控えおろう」とか言い出したら、それもちょっと困りもんです。(笑)

所詮人間なんてものはげんきんな生きものですから、自分が困っているときはじーさんでもばーさんでも親身になって心配してくれる人の言葉をありがたがって聞きもしますが、自分が楽してハッピーなときは、鬱陶しい年寄りの小言くらいにしか扱いませんね。
それでも、ある日あるとき、年寄りの言葉が輝きを持って甦ってくることがあります。

それは、自分が適度な年齢を経て世の中というものが少しはわかり始め、あらためて生きるということの本質にぶち当たったとき、昔聞いた年寄りの小言が、実は人間社会の普遍性について語られていることに気づかされます。
そんなとき、落ち込んでいた自分、思い悩んでいた自分の中で、ぴんと張り詰めた心の糸が、ほっと一息ゆるんで思いがけない心地良さを感じることがあります。

最近は身近に年寄りがいなくなったせいか、こうした小言を聞く機会も少なくなりましたが、ある意味、人生の先輩がたの小言は、世代や時代を超えた生きた言葉として現在に甦ることも多いのです。もちろん単なる小言ってのも沢山ありましたが。(笑)


私の子供の時分は、近所の大工の棟梁とか、米屋のおばちゃんとか、ちょっと危なげな渡世人のおっちゃんなんかも、事あるごとに近所のガキを前に訓示をたれたりしたものでした。(笑)そんなごく日常的な場面で聞きかじった小言が、後年、輝きをもって心に甦ってきたなんて経験は一度や二度ではありません。

要するに人間自身が抱えてる問題なんてものは、時代や職業、地位や名誉に関係なく、本質は皆同じってことなんですね。しかも、それは案外単純で、未だに解決されていないってことでもあるわけです。解決されていないから生きている、みたいなものですね。

ということで、今日は私がばーちゃんから教えを受けた小言をひとつご紹介しましょう。

「甘い辛いは子供でもわかる。お茶の味がわかるようになって、初めておとなと言えるんだよ」

深いですねぇ~。実に深い。(笑)
さしずめ水戸黄門なんてドラマは「甘い辛い」の極めつけみたいなもんですね。
さて、そんな私も、少しはお茶の味がわかるような立派なジジイになりました。
ということは、私も近所のガキを集めてノーガキを垂れる年頃ということになりますね。
あいにく近所にいるガキは日本語がわかりませんので(笑)、ジジイはこうしてブログで小言をたれることにします。





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最終更新日  2007年01月04日 08時46分53秒
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