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2019.12.27
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カテゴリ: 本のこと
はじめて咲いた薔薇は
紅い大きな薔薇だ。
土のなかで根がおもう。
「うれしいな、うれしいな。」

二年目にゃ、三つ、
紅い大きな薔薇だ。
土のなかで根がおもう。
「また咲いた、また咲いた。」

三年目にゃ、七つ、
紅い大きな薔薇だ。
土のなかで根がおもう。
「はじめの花は なぜ咲かぬ。」

きょうの私にさよならしましょ。
金子みすゞ 小学館




金子みすゞさんの詩集です。



知らなかったですが
みすゞさんは26歳で亡くなってらっしゃるんですね。
自死だそうです。


たくさんある詩集のうち
私がドキッとしたのは冒頭の詩です。


矢崎節夫さんの解説にもありましたが


数や量に心を奪われて喜んでしまう
人間、私自身

にぶすりときましたね。



みすゞさんの詩は
着眼点がすごい。

たとえば同じ雪でも、

雪の上と下と真ん中とで
思っていことが違うだなんて
どういう発想だ…と
感銘を受けます。



彼女の特徴は視点の変更にあると感じます。

となる。だから私も
短い詩集のなかにミステリーを読むような
視点のさぐりと推測を
しながら読みました。笑



でも大事なのは、素直な気持ちで読んで



この発想はなかなかできなくて
むむむうーと思いながら読みました~笑



すぐ読めるので
気分転換になります。

たまには詩集も。










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最終更新日  2020.04.19 13:58:10
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