りんごのあうとぷっと

りんごのあうとぷっと

PR

×

プロフィール

りんごぱしゃ

りんごぱしゃ

カレンダー

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2021.05.26
XML
カテゴリ: 本のこと
弱い者は弱いなりに、せめて自分の生活の中に留まって、人様に迷惑をかけないように、じっとしていればよかった。




「自転しながら公転する」
山本文緒 著 新潮社




誰かの日常を覗き見るような
長編小説でした。



「結婚、仕事、親の介護
全部やらなきゃだめですか?」


の帯を見て
読んでみようと思いました。



主人公は32歳の契約社員で働く女性。


仕事、恋愛、友人、家族
その他諸々のことについて
日常を過ごしていく中で悩み、向き合う話です。



何に注目するかなんですが
それぞれの読者に
刺さるような話かと思いました。


ただ、主人公の都は、
必死で生きています。


単純ではないんです。
しかし複雑でもない。
人間くさくて

将来への不安もあって。

でも、今日を過ごす。必死で過ごす。


そう言ったことが、
都だけではなく
登場人物それぞれに当然あり、





恋愛で言えば
好きな人と付き合うって難しいことです。
私なんか好きかどうかも不明な時がある。

好きな人に出会えたらそれだけで幸せ?
付き合えていたら
結婚していたら幸せ?


好きな人の過去や経歴が
気になるならどうする?



詳細になるほど
大事な人になるほど
どうでもいい部分を気にしてしまって


でもそれって、
この生きづらい世の中や
古い価値観をもつ他人による苦しみで
悩んでいると気付くこともある。




でも、エピローグ前の最後の一文、
そしてエピローグの最後の一文で
本心に触れたような気がします。





家族で言えば、
小説の中には
都の母親サイドに
なるところがあります。


更年期障害の苦しみや
旦那や娘に対して思うこと…
などは本当に心を覗き込むように
体験していました。


特に旦那と向き合うところは
旦那のプライドやなんかも
ひっくるめてドキドキ。



よく生きる、
ために結論を出していくことは
勇気と期待と不安が必要ですよね。


今の固定観念や常識が
幸せとは限らないから。




冒頭の文章は
それでも都が
向き合いたくて
行動した結果
思ったこと。



私は、気持ちわかる。
ああやって、時々ネガティブになる。


でも、都を見ていて、素直に感じた。
あれは挑戦しなきゃ
味わうことのできない感情です。



大丈夫、それは心の成長だよ。
そんな風に許してくれるような
お話でした。




私も頑張ろう。
私は、私。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

自転しながら公転する [ 山本 文緒 ]
価格:1980円(税込、送料無料) (2022/2/24時点)







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.02.24 21:37:12
コメントを書く
[本のこと] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: