いつまでも…二人で

いつまでも…二人で

2025.10.06
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テーマ: 友達(306)
カテゴリ: 今日のできごと
​​​今日は、秋晴れの良いお天気でした

そんな日に、東山を一望できるレストランで夫を亡くした者同士で、ゆっくりとランチをすることができました

そう、昨年、ご主人を亡くされて一時はとても心配した彼女がお仕事に復帰したらどんどんと元気になって、食欲も戻って一人前も食べられるようになったというので、やっと、ゆっくりとお食事です​

東山連峰が南から北まで見渡せます





ランチコースのお魚をチョイスしました



彼女はようやく死別後一年が過ぎて、先月、一周忌をされました

それでもまだ、脳に霞が掛ったようなはっきりしない感じが続いているそうです
私も、この「ボンヤリ」感はとても良く覚えています


死別後暫くは、ボンヤリとして喜怒哀楽を感じることはできませんでした

それは、強いショックという衝撃から脳を護るための
自己防衛本能だと、聞いたことがありますけれど、本当かなぁ…

彼女も、旅に出かけようとしていますが
「旅行が楽しいのは、二人だったからという事が最近わかったのよ」
と、私が感じた同じことを、彼女も感じているんだなぁ…

そう思うと、皆、同じ道を歩いているのかも知れないな…
そんな不思議な気持ちになりました


夏に、おひとり様限定ツアーに参加して、それなりに楽しかったから
私のような、ふらっと一人旅ではなく
行きたい場所の観光がメインのツアーにこれからも参加しようと思っていると、計画を楽しそうに話してくれて…


あるいは、数年前の私を見ているようで

死別というものが

とてもとても大きな衝撃で、心を壊してしまうという事を
経験した者同士だから

抱えている辛さや、消えることのない心の痛みや


説明しなくてもわかり合えている・・・という事が


とても、安心できるのだと思います

そうだとしても、それぞれ違った環境や価値観があるから
これからは、何もかも同じという事は無いと思いますけれど

笑っていても、心から楽しいことは無いという事が
説明しなくても、わかってもらえることはとてもありがたい存在です

お互い、死別という経験をしなければ
こんなにも仲が良くなることは無かったと思います


人との縁は、何で繋がるかわからないものですね


ここは、大正時代に建てられた小学校が廃校したので
リノベーションして立て替えられました

玄関はそのまま残されています



また、明日から日常という時間が流れて行きますが
少しずつ、何かが変わって、何かに巡り合う…
そんなことが繰り返されて行くことが人生なのですよね…

そんな明日は、何があるのかな…



今日もお読みくださってありがとうございます(^^)



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最終更新日  2025.10.06 21:20:59
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