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女達の罪と罰★★★
葉山淑子は自宅の居間で首をつっていた姑(佐々木すみ江)の第一発見者なのだが、自殺に見せかけた殺人である可能性が生じ、警察の捜査の結果、状況証拠により、犯行を否認したまま逮捕された
。保険金と土地の権利委譲だ。しかし、淑子は警察(担当警察は石田太郎)での拘留期限である48時間の間変わらずに犯行を否認し続け、結局そのまま東京地検に身柄を送られた。東京は仕事が多く忙しい。さっさと処理しないと立ちゆかなくなる。
桂子は執務室で淑子への質問を始めた。義母を発見した状況を繰り返し、淑子に死体検分の記録を開示した。自殺した場合の索条痕と実際の跡との相違を指摘する桂子だったが、淑子はうつむいたきり何もしゃべらない。淑子の調書を読み返す桂子だ。両親は幼少期に相次いで病死した。兄弟はなく叔父夫婦に育てられる。高校卒業と同時に上京し、東京の美容専門学校に入学した。卒業後は都内の美容院を転々としていたが、美容器具販売業者だった葉山信平(吉田朝)と知り合い結婚した。結婚と同時に退職し、葉山家に同居したが、 平成9年7月、夫は突如失踪してしまう。あと2カ月で、失踪宣告が満了することになっている。つまり、夫の保険金7千万が下りることになるのだった
。あやしいエピソードです。
拘留3日目を過ぎても沈黙を続ける淑子に対し、桂子は一年前に行われた信平の生命保険の受取人と土地家屋の名義変更の件を尋ねる。 口を開いた淑子「財産なんていらない」に対し、桂子は弁護士に相談することを薦める
。マスコミの報道も加熱する中、淑子の当番弁護の依頼が弁護士・中山一子(戸田恵子)のもとに入った。事務所の弁護士見習い(佐藤仁美)は積極的に弁護するように勧めた。桂子と一子とは以前、大学院生の殺人容疑を巡って法廷で争った。被疑者・松岡(岡本竜汰)の恋人であった新人弁護士の一子は無罪を主張した。取調べは検事になりたての桂子であった。結局松岡は自殺した。彼を死に追いやったのは自分かもしれないという思いを、桂子は抱いていた。
一子は淑子と面会し、淑子は「早く家に帰りたいという」。そして 淑子が犯行を認め、同時に一子が弁護を担当することになったと耳にする桂子だ
。その後の取調べでは淑子は事件当日の模様を話すようになり、事件は急速に解決に向かう。些細なことから口論となり、殴りかかってきた、記憶がはっきりしない。弁護士に言われて、私以外にいないと思った。しかし桂子は凶器が被害者本人の帯締めであることに引っかかていた。淑子が嘘をついていると信じる桂子は聞き取りを継続する。検事が被疑者を弁護し、弁護士が有罪を信じるというねじれた構図のもと、一子も淑子との接見を続けた。疑惑を拭い去れない桂子は、講演会のあとのサイン会場に一子を尋ね、疑惑を吐露する。否応なく過去の因縁を思い出す二人だ。桂子は、失踪している信平に疑いの目を向ける。拘留期限が近いが、疑問が湧くばかりだ。信平を探し出そうとする桂子だ。調べると、失踪したのに職場には淑子は「風邪で休む」といった。 さらに10日の拘留延期する、捜査を自分でやる。自宅を検分する。夫のものは釣り竿一本だ
。付き合いの悪い淑子だった。一度だけ空き巣に入られ大変だったエピソードが知れる。そして淑子が夫の家庭内暴力で区役所に相談に行った事実も判明する。一子と桂子では、考えが正反対の考えだ。家の検分で一子と桂子は一緒になる。 桂子は殺意を理解できない。姑は着物はきていない。しかし帯締めなんだろうか
。淑子は口を閉ざした。一子は精神鑑定を依頼する心神耗弱ではない。。桂子は現場で張り込んでいる。そこに都合良く男の姿がある。もみ合い髪の毛を抜くが、信平ではなかった。あと2日で起訴するか、担当を変わるかだと上司から宣告される。クラブからの指紋の人物が見つかった。空き巣狙い(松重豊)だ、押し入ったら「ばあさんに謝られた、許してくれ、許してくれ」。死んだ息子の信平と間違えていた。呆けていたのだ。調べると姑は徘徊して捕まったこともある。
一子は 娘歩実(堀北真希)と2人暮らしだ。松岡の子供なのかな。何と桂子の夫は娘の先生だ。物理の難問を解く。父親が殺人犯だと思いこんでいる
。今度は 娘が問題を持ってくる。これは難問だ。自殺を匂わせていた
。物理は面白かった、佐倉が父親なら良かった。桂子は松岡の墓だと思い、探す。娘は見つかった。「母親なんていらない」。そういう年頃ですね。桂子の質問が始まる。父親が松岡だと思う。母は父親は病気で死んだといっている。一子は松岡の無罪を信じている。娘を殴った、「今でも愛してる、あなたは大好きだった人の子よ」。墓の前で嗚咽する一子だ。ちょっと感動だ。
淑子の事案は明日が締切だ。姑の差し入れ弁当を食べて涙する桂子だ。かみさんもこのシーンだけで泣いている。最後の調べだ。桂子は自分の姑の話する。あり得ませんが、ドラマとしては必要だ。煩わしい存在だが、元気がなくなったら、後悔すると思います。姑はありがたいですね。桂子「あなたは姑さんとの生活を大切にした、偉いと思います、伺うことはありません、ご苦労様でした」。 淑子「私も母の話をしたくなりました、夫の暴力はひどく、母だけが知っていました、母はいつも私を助けてくれた、ある日暴れる夫を止めた母に倒れた夫は即死だった、母は自首しようとしたが私が止めました、二人だけの静かな生活でした、母はぼけ始めた、正気になったときに母の願いで生命保険や土地の権利書も変更しました、あの日に母が自殺しょうとしていた、信平のことをしべってしまう、もつれ合った時に、後頭部を打った、母の嘱託殺人だ、警察にはいえなかった、母を殺人犯にしたくなかった、秘密を守るために、家に帰らないといけない、信平を花壇に埋めた、母を死にいたしめた」
。罪状は同意殺人だ。以前の夫の死に対する死体遺棄は時効が成立している。最後に松岡は自分の罪を認めた手紙を佳子に出していた。
戸田さんや深浦さんや浅野さんの若い頃の写真の作りが微妙で嬉しくなりました。3人の演技は楽しませてくれました。2時間ドラマはこういうパターンで見せてくれます。戸田さんはテレ朝でも弁護士でした。よく似たキャラですね。弁護士は情状酌量で、簡単に処理したいものですね。浅野さんはテンションの低い、地味な検事役を違和感なく演じてくれました。脚本は小川智子さんです。2時間ドラマで昔の事件と今回の姑殺し事件、さらに前ふりの下着泥棒と複雑すぎましたよね。まあ下着泥棒は単純なネタですからいいです。今回の姑殺しは、夫の失踪事件とも絡み、少し込み入っていました。死体検分と最後の決着は妥当でした。淑子の殺人までの心理的なプロセスも妥当だった。夫の死体を埋めた花壇に毎日水をやる気持ちも狂気じみているが理解できる。姑の嫁に暴力をふるう息子に手を焼いて、思わず息子よりも嫁が可愛くなる気持ちもわかります。そして呆けが来て、正気の時に封印した息子殺しの重圧に耐えかねて自殺したくなる気持ちもわかります。ドラマとしてのご都合主義ですが、一子の娘が桂子の夫の生徒だったり、この事件に有名な一子が弁護を買って出るなんて、あれと思うこともあります。当番弁護があるのか、そして起訴される前に自分に有利な状況を作らないといけないのですか。勉強になります。一子の弁護士の対応が今一つ分からなかった。冤罪と戦っているのに、淑子には罪を認めて情状酌量に持ち込もうとしている。松岡とのことも真実を調べることなく、桂子を怨んでいるようにみえた。描き方に疑問が残り不思議だった。一子と桂子が検事と弁護士があんなに会って話をするものですか。まあドラマですから。
ナースマン★★
特別版 HPは特別に作ってくれよ
何と 高沢裕二郎(松岡昌宏)は小児科に主任(小林聡美)と一緒に移動になった。送別会はない。外科病棟は長谷川(高田聖子)が主任に昇格だ
。小児科には里中(上原多香子)がいた。そして新人で岩田(櫻井翔)がいた。結構普通に看護師を目指しているのですね。。看護師には大島蓉子さんもいました。でも他の看護師さんは結構可愛い人が多かったような印象でした。歓迎会があった。高沢はやhりパシリ扱いですね。外科には コロッケ屋の滝田(佐々木すみ江、かけもちで出演です)さんは胃潰瘍と言われたが実は胃癌
だ。浅野(小泉孝太郎)と話すと、何と岩田の父は肝移植もする岩田病院の院長だった。兄も医師で、医者が一番偉く看護師を馬鹿にしている家庭だった。本当かな、ひどい偏見で看護師を馬鹿にしていたら定着しなくて、立派な病院はできませんよ。 そこに岩田は反発して看護師になった
。なってみて本当にいい仕事だと理解できた。 喘息の渡(須賀健太、またまた登場だ)の母は妊娠していて面会に来られない
。面会に来ても大きなお腹で辛そうだ、しかも父ではないのだ。再婚なのだ。初夜勤も里中、主任と一緒だ。見回りで足下のおもちゃを触ってしまい起こしてしまう。おねしょの子もいる。
滝田さんは胃癌で全身転移だ、息子(酒井敏也)が心配で、コロッケの上げる姿が見たい。 息子には告げていない。泣きながらコロッケを食べる。死んでしまった、死語処置をしている。病棟が違うが志願してやったのだ。息子も知っていたが、母の願いで知らないフリで明るくしていた。
小児病棟では喘息体操だ。渡は人形がなくて、興奮して喘息を誘発した。岩田が捨てたのだ。燃えていた。高沢が母親(渡辺典子)との交換日記をすることで気持ちを持ち直した。誕生日で母親が面会に来る予定だが、こない。ミエミエですね。母は産気ついて来られない。病院を抜け出したが、携帯酸素を落とし発作で苦しむ。救急で運ばれる。母も子も酸素吸入していた。結局小児科スタッフの頑張りで無事退院だ。小児喘息は処置さえ間違えなければ吸入くらいですぐに良くなることが多い。めでたし、めでたしだ。
自分はこれはチラチラ見ていた。大きいテレビで「女達の罪と罰」を見て、横の小さなテレビで映っているのを見ていた。それでこのコメントは参考だけにして下さい。かみさんはヘッドホンで見ていました。かみさんに聞きながら書きましたので、ご容赦ください。宮崎美子さん、古田新太さんもでていたようですね。ごめんなさい。気楽に見られて、定番のプチ感動もある。予想通りですが、良かったですね。主任さんの小林聡美さんはうまいですね。櫻井翔くんは保育士をやっていましたが、どうも被って見えました。結構頑張っていたようです。 それにしても佐々木すみ江さんは同じ時間に登場して、どちらでも死んでいました、びっくりです。頑張っていますね。