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功名が辻★★★
これまでの話だ。千代は竹中半兵衛(筒井道隆)に一豊への思いを告げて、会う手はずをしてもらう。 半兵衛の庵で互いの胸の内を語り合う千代(仲間由紀恵)と一豊(上川隆也)だ
。千代は「川での別れの無礼を詫びた、美濃に行くのでなかった」。一豊「行かせるのではなかった」。互いに思い合う気持ちを確かめるが、敵味方に分かれてしまった二人に思いをとげる手立てがあろうはずもない。一豊「尾張に行こう」。千代「行けば、伯父の不破は死罪になる、敵味方になるのも定めだ」。一豊「美濃は忠興はうつけだ」。千代は「山で、全てを捨てて百姓としていくよう」と提案する。一豊は「部下も捨てられない、武士として生きるしなかない」。千代は、そんな一豊様が好きになってしまったのです。運命とあきらめ後ろ髪を引かれながら別れるより他なかった。六平太が見ていた。
ところが 半兵衛はなぜか突然、信長方につく事を決意した
。 ここらは、秀吉の諜略で時勢を見極めたのだろうか? いつもちょっと疑問が残るのです
。信長(舘ひろし)から、秀吉(柄本明)の配下として認められる。半兵衛から「信長に直接つくことははばかれる、秀吉の部下になりたい」。信長に半兵衛は兵の分散が必要だと忠言する。織田が攻めるので、皆、難攻不落の稲葉城に籠城するようにする。兵糧を食い尽させる算段だった。西美濃は秀吉によって美濃方の武将の調略も進み、いよいよ美濃の主城・稲葉山城を攻略せんとする信長軍だ。侵攻する一豊は、全く抵抗がないことに驚いた。 千代は養父・市之丞(津川雅彦)らとともに稲葉山城に籠城する。しかし、稲葉城は一夜では落ちなかった
。
一豊に家臣の五島に、信長方では、城に攻め入れば女子どもも皆殺しにせよとの命令に気が重かったのだ。一豊は千代を思い、やりきれなさを感じていた。五島は戦とはそのような物で、血をみるのだ、と諭した。難攻不落の稲葉山城では、千代たちが飯を炊き、兵が戦い傷つき手当をした。
容易に落ちず、半年が過ぎた。信長の古い家臣は半兵衛は大したことないと囁きだした。焦る信長は半兵衛に聞くが、半兵衛「策はない、亡き道三に聞きます」。信長は抜きかけた刀を押さえる。 半兵衛は「2、3年かかる、一豊が必要だ、そして、千代と一豊が結ばれるように、それが願いだ」。やって来た一豊に半兵衛は、少人数なら城へ登れる小道があると手立てを示す
。 ここらは、一豊と千代の話なので、大きな役目になるのでしょうね。ここらは作り物だからいいのでしょうね、笑い
。抜け道は二の丸の牛寅にでるのだ。茂助(生瀬さんですね)が案内する。秀吉は信長に「道三は女子供を助けろと言っている」。信長「明日落とせなかったら、皆なで切りだ」と怖いぞ。そして半兵衛は、一豊に、真っ先に城へ入り、千代を救えとささやくのだった。蜂須賀小六たちも入り、火を放ち、門を開け放った。そして、火の中で自刃せんとする養父・市之丞は、千代に城から逃れるように言う。そこに、 城内へ踊り込み千代を探す一豊だ。織田兵から守る長刀姿の千代を見つけ、間一髪でその命を救う。不破夫婦を秀吉も助ける
。秀吉は「二人が一緒になる」。千代と一豊「好いています」。不破は一豊に聞く。一豊「一生大事にします」。千代「生きて一豊様の妻になります」。火の中で、二人は抱き合う。六平太が見ている。半兵衛は見届けたが、血を吐く。濃姫は涙する。
稲葉山城陥落後、不破一家は家を見るが、皆焼けていた。不破「何もかも焼けた」。千代「命がある、ご恩忘れません」。そこで、 きぬは喜んで地面から箱を取り出した。そこには小判が入っていた、嫁入りの用意していたのだ。千代「不破家再興のために」。きぬ「馬にも乗って、もらい手はないと思っていた」。不破「夫の大事の時に、この蓋を開けろ」。きぬ「残った物で小袖でも作りましょう」。千代「幸せになります」
。3人で笑う。
信長は2万人で稲葉城に入った。一豊は50石取りになった。いよいよ婚礼になった。五島と祖父江で真面目な一豊に、夜の御指南を相談する。一豊は槍を振り回している。城下の一豊の家に、母・法秀尼(佐久間良子)、弟・康豊(玉木宏)らが集まってくる。康豊は、父の敵の信長の部下になったことを許していなかった。五島「旦那さまに、これからお子を作ってもらわないと・・」笑い。そして夕に、白無垢の花嫁姿の千代も到着した。不破は泣いている。一豊は落ち着かない。 千代「お久しゅう、千代でございます、ご恩忘れていません」。母「よく来てくれましたね、一豊のところに」。千代「もったいない言葉、嬉しゅうございます」。千代・一豊の祝言がとり行われるのであった
。秀吉も寧寧も参席していた。愛でたし愛でたし。 つづく。
泣くところだろう。千代と一豊の婚礼だぞ~~~。でも、何だか、全然感動も泣けなかった。焼け跡から、嫁入りの時のへそくりの小判を見つけ渡されても感激しなかった。劇的な稲葉城での救出劇も、本当かなと思ってしまった。どうも、リアル感がない。史実に基づいていないのではないかと思ってしまう。史実で残っているのは、今日の小判で馬を買ったことだけでないの~~笑い。しかも、ナレーションが、いきなり現実に戻される覚醒するアナウンサーの声だ。義経のナレーションは白石さんで、この世の声でなかった。違いと落差に戸惑う。
しかし、文句は言ったけど、気楽に見ていられる。ここが良いですね。仲間さん、可愛いいし、華もあるような気がする。それに初回で大ブーイングだったおじさん(ベテラン、大御所というべき)役者さんも、顔を汚しているので、若いのか年寄りか分からなくてリアルになってきた。半兵衛の筒井さんがやたら若く美しく見えてしまう。不思議な世界になってきている。なれてきたのかな。美人は3日で飽きるが、ブスは3日で馴れるものです。どちらも、中身が問題になる。まあ、これからも仲間さんと上川さん、柄本さんを見ていきます。