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2011年04月17日
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カテゴリ: クラシック
 NHKホール  15:00~
 3階後方

 エルガー:エレジー
 ベートーヴェン:交響曲第1番
 エルガー:交響曲第1番

 NHK交響楽団
 指揮:ロジャー・ノリントン

 LFJの件は、取り敢えず週明けまでは何も動きはなかろうと、じたばたするのは諦めています。
 やれ先行発売分の手数料返さないの?とか、詳細情報はないのか、とか、色々あるみたいですけど、正直言って今組み替えてる真っ最中でしょうから、これはもうどうしようもないだろうと。まずは週明けでしょうね。今は何を考えてみても予測に過ぎないだろうし。


 それはそうと、確かノリントンはサー(Sir)だったんじゃないかと思ったのだけど、どうしちゃったのかしら?返上したの?

 開演前にノリントンのスピーチがあり、震災の犠牲者への哀悼の意を込めて、エルガーのエレジーを演奏するとアナウンス。その後ベートーヴェンという流れ。後半はエルガー。
 例によってノリントンはノン・ヴィヴラート奏法で、確かにこれはベートーヴェンなんかではすっきり感があって、それなりによいですな。加えて今回のノリントン、NHKホールの舞台中央後方に反射壁を正面に向けて設置。その前面にコントラバス隊を配置するという、ムジークフェラインでウィーン・フィルがやってるのと同じスタイル。当然弦楽器は対向配置で、下手側から1stVn-Vc-Va-2ndVnという並び順。ちなみに弦5部の編成は、2ndVnとVaはチェックしませんでしたが、ベートーヴェンでは恐らく12-10-8-6-6という低弦が厚い編成。
 やはりベートーヴェンあたりは面白いですね。非常によく整理された感じの、言ってみれば思い切りのいい演奏、でしょうか。N響は本当にこういうところ、出来不出来がはっきりしますな。
 後半はエルガー。この曲、あまり聞いていませんが、まぁ後期ロマン派的な曲であります。ソナタ形式を逸脱した第1楽章はじめ、交響曲、なの?という感じ。この辺はマーラーなんかとそう違わないのだけれど、エルガーがマーラーと違うのは、それっぽい音楽の断片を積み重ねる、その断片の一つ一つが、マーラーと違って卑俗なものでなく、尊厳を感じさせるものだ、ということでしょうか。そんな取り澄ましたものの何処がいいのか、という向きもあるでしょうが、個人的には、マーラーは歌曲の作曲家としてはとてもいいと思うけれど、交響曲作曲家としては、確かに近代的ではあるにせよ、やはりあまり好みではないなと。
 こういう音楽を聞くと、エルガーが取り澄ましてるんじゃなくて、根っ子に抱えているものの確からしさの差なのかな、と思わなくもないのです。まぁ、エルガーという人は、マーラーもとっくに死んだ第1次大戦後に、あのチェロ協奏曲を書いた人ですから。臆面も無い音楽を書いた筈なのに、何故に漂うこの気品、みたいな。

 流石にノリントン、客席も満員....かというと必ずしもそうでもなく、自由席は比較的空きのある状態でした。ちょっと意外。やはり人が出て来ないのかな?






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最終更新日  2011年04月18日 02時17分40秒
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