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2024年05月11日
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カテゴリ: オペラ



 3階右側

 ロッシーニ:ラ・チェネレントラ

 アンジェリーナ:但馬由香
 ドン・ラミーロ:小堀勇介
 ドン・マニーフィコ:押川浩士
 ダンディーニ:岡昭宏
 クロリンダ:楠野麻衣
 ティーズべ:米谷朋子

 藤原歌劇団合唱部
 テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ
 指揮:鈴木恵里奈
 演出:フランチェスコ・ベッロット

 LFJは今年は5/3・4・5、と、GWの後半にあたりました。前半は、そんなわけであれやこれやと。
 この日は藤原歌劇団の公演。新百合ヶ丘での芸術祭・アルテリッカしんゆりの一環として上演される公演。まぁ、藤原歌劇団と関係の深い昭和音大の構内の劇場を使っての公演。最近この時期にやるんですよね。
 テアトロ・ジーリオ・ショウワは......何人くらい入るんだろう。あまり大きくないです。1,000人くらいだったか、ともあれ新国立劇場や東京文化会館みたいな箱と比べると全然小さいです。まぁ、なので、学生公演には向いているし、藤原も、ねぇ。とはいえ一応本公演の扱いです。

 まぁ、正直言うと、悪くはないというところ。ただ、正直、歌手に関してはあまりどうこうというレベルではないかなと。一応シンデレラ役や王子様役はそこそこ歌ってましたけどね。ただ、こういう劇場ですからね。このくらいは歌って普通と言えば普通。凄く歌い回しが上手いとか、そういうわけでもないし......
 テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラは、昭和音大の卒業生などなどで構成されたアマオケというのかセミプロというのか.......どっちなんでしょうね。まぁ、思いの外良かったのは事実です。無論、アバドのロッシーニ・クレッシェンドには比べるべくもないですが、そういうこと言い出すとキリがないので。それなりに整っていたのは間違いないかなと。ただ、まぁ、指揮者共々、歌手のサポートに回るような体では、ないですよね。そこは実力並みなのでしょう。でも、それでダメかというと、まぁ、よく健闘していたと言っていいのだと思います。

 演出はちょっと風変わり。
 正直、全部見えている席でもないのもあって、最初見ていてよく分からず。途中で禁を破ってプログラムの演出ノートを読んで、あ、そういうことね、と。つまり、これはまず「シンデレラ」という物語を読む少女がいて、その少女の夢見たシンデレラの物語、とか、まぁそういう感じのようで。分かったような分からないような話ですが、まぁ、実際見ていると言うほど違和感はない。要はおとぎ話のシンデレラの世界観に近いのでしょうね。無論そのままではなく、本の世界から飛び出した体であって、その辺が独特ではあるのですが........そうねぇ。こうやってみていると、ロッシーニのオペラは妙に現実感のある世界だけれど、元々は結構なおとぎ話の世界でもあるので、そっちに程よく振ったらこうなりました、という感じなのでしょうか。実際の舞台として見てみると、実はいじる幅の広い作品なのかも知れません。






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最終更新日  2024年05月11日 00時10分36秒
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