Over The Moon.

Over The Moon.

2009年08月23日
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カテゴリ: *能関係の日記*
嵐山マスターの一人・鴨くん(仮名)に、
仕舞『嵐山』を教えてもらえることになった。

(気づけば舞台まで1ヶ月もない・・・毎度恐ろしいことだ)


夜のBOXに忍び込み

「和光利物の御姿・・・」

蒸し蒸しとする中で一度、地を謡ってもらって


私「・・・どうでした」

変なところを聞く。


鴨くん「まず全体的に腰が入ってないですね」


相変わらず容赦なく


「違う、それじゃ型が流れてしまってるからもっかい」
「その回り返しは2回目だから出だしをそんなもたついてやっちゃ駄目でしょう」
「遅い、もっと」「それでも遅い」「いや、それでも」
「足!」「膝!」「ほらまた、肘!」
「それじゃ1回生並ですよ」


毎度めげそうになる(泣)。


心の中にいる、子どもの私が
「酷いそんな言い方しなくても」「だってブランクある」「だって稽古する時間が」
と、だってだってと言い訳したそうにするが
流石に、そんな超自分勝手な時代は過ぎているくらい



こんなに真剣に、厳しく教えてくれる同期がいることは
幸せなことだ。

言われるうちが花とも言う。

現役の頃は、私がお子様だったせいで
周囲の人に何度か諦められたことがあるけれど

めちゃくちゃパワーがかかる。

時間のあるときに、アホな経験は何度もした。
今は時間も限られているし
出来るときに集中して
もらえる指摘をただ素直に、まっすぐ受け止めて
体現するよう努めるのが、何よりの近道だ。


鴨くん「じゃあ、もっかい合わせますか」
私「はい」


仕舞の隅から隅までぎっしりと指摘を受けて
もう一度合わせてもらって
自分でも少し、型が綺麗に(というかマシに)なっているのが分かった。


鴨くん「まぁ、大体はそんな感じだと思います」

私「うふふ」

鴨くん「何ですかそんな嬉しそうに(笑)。
    もっと稽古しないと駄目ですよ」


これを一夜限りのことにしないように
少しでも前進しておくことは
教えていただいた人への敬意にもつながると思うのだ。


よーし
まぁ何とか頑張るぞ!





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Last updated  2009年08月23日 22時34分58秒
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