庭の書庫

2010年10月01日
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カテゴリ: NARUTO

NARUTO(ド根性忍伝)
本当の平和を求めて、決して諦めないド根性忍者が混沌の戦場を駆ける。その名は…。ナルトが涙し、ミナトの心を打ち、長門から着想を得て描かれた、ナルトの師匠自来也による自伝的小説。カバー裏に漫画の一部付き。
☆☆☆
漫画NARUTO一億部突破記念で、原作で自来也が書いたという幻の名作を描き下ろしで小説化したものです。
まあジャンプの小説ということで、あまり期待はしていなかったんですけど、思ったより面白かったかな。
実際の作文をしているのが、結構有名な小説家さんで「このミス」で賞をとったような人が書いているとは驚きでした。
何でこんな仕事してるんだと。。思わなくもない。
主人公はナルト、女の子も怪力で、どうしてもナルトとさくらに重ねてしまいそうだけど、どちらかといえば、自来也と綱手なんですよね。
まあ、どちらにしてもフィクションの中のフィクションですので、ややこしいですけど。
物語中のナルトも仙術を使いますが、その師匠の役のキャラも、自来也の師匠たちを少し意識して書かれている感じになってます。

そういうシンクロする部分が自来也の自伝小説っぽいというので、ファン心をくすぐるかも。
師匠夫婦の名前のネーミングはどうかと思いましたけど・・・。
そういう原作べったりの設定だとか、笑いとかは岸本さんのアイディアというか発想っぽい感じですが、物語の筋で、そこはかとなく、漂ってるのが、「中国古典」「混沌」とか故事っぽいし、あと西遊記っぽい。
出てくる言葉や、架空の生き物などが、中国の伝説というか、故事、伝承っぽい。
このあたりは、東山彰良さんの影響かなと。中国人の方だけにw
あまりNARUTOにはない中国テイストだったと思います。
口寄せの生き物とか、呪印的なものとか、是非漫画で、イラストで、見てみたいなと思いました。
いつか映画とかで映像化しても面白いかもしれませんね。





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最終更新日  2010年10月02日 02時39分31秒
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