庭の書庫

2010年10月28日
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カテゴリ: フィクション


☆☆☆
親の書庫から借りてきた理由は「分厚くて読み応えありそうだから」くらいのイメージでした。
海外の長時間フライトで読むにはちょうどいいかなというくらいで、文庫版だと実に637ページもあるっていう超長編。
大陸の歴史はあまり詳しくなくて、高校の歴史などでもたどり着けない近代史の中でも、戦争のあたりは特にグレイですが、興味はあります。
満州鉄道の蒸気機関車に謎の積荷、それを狙って襲ってくるゲリラや、ソ連の敵襲。
拳銃アクションや、走る列車の上で繰り広げられるアクションなど、ハリウッド映画か?っていうビジュアルを喚起する小説でした。
序盤の背景描写から、列車が走るがごとく、展開が速く、アクションが繰り広げられていって、中盤以降は角を曲がるたびに、じゃないですけど、章が変わるごとに新しいトラブルや、敵や、問題が起きて、ページを繰る手を止めない。
鉄道小説にふさわしい?失踪感のある仕上がりですかね。

実際、満州といえば、この人って言う登場人物ありますけど、そんなにすべての事件に関わっていたわけじゃないと思うんですけどねぇw
この小説は映像化したら面白そうだなぁ。
結構実現は難しいかもだけど、満州の荒野とか、あじあ号とか、列車上でのアクションなど、ビジュアル的によさそう。
なんか、何十年か前の「冒険活劇」っていう感じがします。
主人公の神住とか、なんかこうハードボイルドで完全無欠な感じ?の感じが、昭和的活劇ヒーローって感じです。
まあ、正直、おじさん向けな内容かなとは思いますが、反町あたりを主役に映像化を見てみたい気もしました。


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最終更新日  2010年10月29日 02時18分45秒
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