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2024年11月01日
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カテゴリ: ワインいろいろ



トロピカルでもなくアロマティックでもない、静謐な味わい。先日飲んで好印象だった、セバスチャン・ブリュネのヴーヴレに極めて近しい味わいで、綺麗で強めの酸に拮抗するボディを持っています。

キリメンジャンを感じさせないタイプのシャブリにも似ています。こういう言い方は、そちらを上位に見ているみたいで好ましくないのですが、フランス的な冷涼感を持った白ワインでした。コスパ良し!







外房に、友人2人と。

白しか飲まない2人なので、地元のイタリアンにピエール・フリックを持ち込み。22年のピノブラン。

森田屋チャンネルという、youtubeをご存じでしょうか?

https://www.bing.com/videos/search?q=%e6%a3%ae%e7%94%b0%e5%b1%8b%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%8d%e3%83%ab&qpvt=%e6%a3%ae%e7%94%b0%e5%b1%8b%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%8d%e3%83%ab&FORM=VDRE

決して多くない再生回数ですが、コンスタントにビオワインの試飲動画を挙げている酒屋さん。東京の森田屋さんとは、また違います。

https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?&q=%e6%a3%ae%e7%94%b0%e5%b1%8b%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%8d%e3%83%ab&&mid=967A8F31A8AEDA0E45C5967A8F31A8AEDA0E45C5&&FORM=VRDGAR



昔は蜜っぽく軽めの、いかにもPBらしいビオだったのですが、かなり濃密なピノグリ的な味わいになっていました。還元から酸化で、味わいが変化していき、ピノグリのあの苦みもなく上質。試飲動画が、わたしより正確に味わいを伝えてくれています。

部屋に戻って、ドイツのペットナット。2人を見送り、1人になった夜のシャンパーニュのハーフ。

ヴァインガントという造り手のペットナット、この手の味わいはほぼほぼ同じ方向ですが、その中でもよくできていて、上質の部類。梨やりんご、カルヴァドス系のニュアンス。

こういうのを飲んだ後、ドサージュがまずまずあるノーマルのシャンパーニュを飲むと、分が悪いですね。ややベタっとした味わいに感じてしまいます。


安定のバローのまこん・ヴェルジュソン・ラ・ロッシュ2020年。2002年から飲み続けていますが、まずまず穏当な値上がり。そしてブレない美味しさ。ヴィンテージの特徴は反映していますが、最初に飲んで旨いと感じた要素が変わらず続いています。

ミネラル、石、砂糖漬けの果実の香り、トーストやバター、フィニッシュに魅惑的なレモンのような刺激。これはパーカーの記述ですが、このヴィンテージにもその要素がしっかりありました。


日本料理店、​ うえず ​。2回目の訪問ですが、今回はワインを持ち込ませていただきました。持ち込み料より安い2本ですが、ここの料理と合いそうで、2本を飲み比べてみたかったので。

どちらも混醸の白。アルザスの高貴品種4種を50%以上使わなければいけないジェンティルと、その縛りのないエーデルツヴィッカー。どちらも並酒ですが、前者が少し高め。

結果、大きく異なる味わいの2本でした。エーデルツヴィッカーのほうが、ゲビュルツ系のアロマティックな香りと味わいに支配されていて、味わいもその方向だったに対して、ジェンティルのほうは穏やかな香り、柔らかい甘みを伴った穏やかな味わい。

正統な日本料理とは……。あまり合わなかったです。これならバローのマコンのほうが相性が良かったかも、でした。




ドサージュありで少なめ、に感じました。空気に触れると酸化して、だんだんと香ばしくなっていきます。海のくのイタリアンなので、前菜~パスタまで魚介系で、〆は肉が多いのですが、1本で通す場合、この方向に味わいが変化する泡は、ちょうどよく料理と寄り添ってくれます。


東京の戻って、スペインのペット・ナット。現地の3つ星にもオンリストされているらしいラベントス・イのオーナーが造る発泡が弱めの泡。

カヴァの品種構成を思わせる味わいですが、アフターのレモンのコンフィ系の甘苦みが上質で、ガス圧の低さと相まって、非常に心地良い味わいでした。


たいへんコスパのよい造り手、スペインのポンセ。品種としては、ローヌ的なモナストル(ムールヴェードル)、ブル的なモラビア・アグリアと飲んできて、いずれも好印象。そして、この方のメイン品種であるボバル種。クロ・ロジェンは、いちばんベーシックなキュヴェ。ですが、しなやかな赤系果実はローヌとブルの間のような味わいで、非常に洗練されていました。コケモモのような香りだそうですが、言われてみれば確かに。酒質は軽やかです。

https://www.mottox.co.jp/producer/winery/000693



https://www.voga-japan.net/conceitosauvignonblanc

マイナー地品種に注目して、WS等で高得点。マイナー産地なので、品質が価格を超えている。

違いはリタが黒系メインのボルドー的な味わいに対して、ポンセが赤系のややブル的な方向だということ。いずれにせよ、家で飲むデイリーには現状、ありがたい値段です。


ビストロに1本持ち込むことになり、アルベール・モローのボーヌ・ブレッサンド2010年。同銘柄の2018年もあって、ひょっとして今ならむしろあっちでもと思ったのですが、柔らかい造り手なので、コチラを。

結果、だんだんと閉じて、堅い味わいで終わりました。2010年の赤、果実味と酸とタンニンが、かっちりと正三角形に組み上がったようなヴィンテージと称されますが、まさにそんな味わい。もう10年必要だったかもしれません。2003年、2004年あたりに83、85、86あたりのあれこれの畑が出回っていて、たくさん買って飲んだのですが、どれもちょっと妖艶な香りがする熟成が進んだ味わいだったので、それを期待しちゃいましたが、残念……。


恒例のワイン会は、2017のシャンパーニュと、2014のブルゴーニュが揃いました。

泡は、サヴァールと日本未輸入らしいBocht-Lemoine。サヴァールのこのキュヴェ、リキュール感があり、新樽を使ったボルドー・ブランのようなニュアンスがありました。Bocht-Lemoineは柔らかい味わいで、泡がとんだらブル白のような味わいに感じられる気がしました。

私が持参したのは小品で、ヴァンサン・プルミエのサントーバン1er。シュル・サンティエ・デュ・クルーという畑。「釘の上の小道」という意味らしいですが、鉄っぽさはもちろんなく、コート・ド・ボーヌの要素を最低限、きちんと揃えた味わい。Iさんが、アペラシオンを速攻で当てました。

クロ・ド・ラルロは、自分のこの畑のイメージとかなり違った味わい。みなシャンボールと予想したような、ミネラルありの綺麗な味わい。もう少し、全房のビオ的なイメージがありました。


ハヤシライスをつくるのに使うワインを買おうとカクヤスに行ったら、コノスルが品種別にずらっと並んでいました。ベーシックライン、名前もエチケットも前と違うんですね。

無難にカベルネソーヴィニヨンを買って、料理に使った残りを飲んだら、想定以上に美味しい。。。タンニンの角はやや気になりますが、果実味と酸のさじ加減が上手で、3ケタの値段とは思えない。残したものを翌日飲んだら、より丸い味わいになって一段旨くなっていました。

ネットで調べたら、ブロガーさんで飲み比べている方が何人かいました。ベーシック、シャルドネやピノはイマイチだろうと思っていたのですが、たぶんその通り。ワンランク上のエスペシャル・レゼルバのピノが悪くない印象があったのですが、それもその通り。ベーッシクはカベルネとゲヴュルツ、ワンランク上はピノ、シャルドネはもう1コ上のシングルヴィンヤードが良いみたいです。上といっても、どれもリーズナブルですが。上級レンジは樽が強めで新世界好き向きな気がしていましたが、やはりそのようです。

ビオ系のコンバージョンという銘柄は、有機転換が終わってオーガニックという名前になっているようで、さらにグリーンソサエティという新しいラインが加わったようです。輸入元のHPを見たら、エスペシャル・レゼルバが消えていて、これに代わるのかもしれません。これ、ビオっぽいけど、そう明記していません。

近所のナチュラルローソンにこの新しいラインの、なぜかカメルネールが置いてあったので、つい買ってしまいました。最初は甘い!と思ったのですが、すぐに酸が出てきて、バランスしてきました。品種らしさが出ていました。


月の終わりは、バロン・フエンテのレボリューション。名前と違い、普通の味わい。

この先、シャンパーニュはエクストラブリュットかノンドゼが標準になるんだろうなあと感じます。ノーマルにドサージュしているもの、1本は飲み飽きます。ノンドゼだと、泡が飛んでも白ワイン代わりに美味しく飲めるので。

まあブルゴーニュがピノ最適地じゃなくなるくらいの、未来の時期だとは思いますが。





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最終更新日  2024年11月01日 12時00分14秒
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