ワインを飲むと眠くなる

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2025年06月30日
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カテゴリ: ワインいろいろ



Cotes du Rhone Rouge Les Grands Vignes 2022/Les Vignerons d'Estezarugues
・価格=1,500-2,000
・個人的評価=88/100
・リピート=あり
6月は、エステザルグから。おそらく飲んだことがある方も多いであろう、良心的な協同組合もののベーシックな赤。サンソーとグルナッシュ。ほどよいナチュール感で、同価格帯のギガルと比べると明らかに柔らかい味わいで、ぶどうの熟度も上な気がします。ガリーグ香はあまりなく、スパイス感、ブリュレ感も控えめな、おおらかな赤系果実。元々の値段がリーズナブルだと同じくらいの倍率で値上がっていても、高めのものとはさらに価格が開きます。ブルゴーニュグラスで飲んでも美味しいデイリーです。


KWtN 高橋農園 ソーヴィニヨン・ブラン 2023/
10R ワイナリー 
・価格=3,000-3,500(推定)
・個人的評価=89/100
・リピート=あり
料理研究家・エッセイストのYさんにごちそうになった1本。Yさん、ワインはほぼナチュールだそうですが、この北海道のSB、良かったです。レモンやグレープフルーツ系の酸に熟したグラッシーなハーブ、十分な糖度。少し軽めですが、ロワールのボノームのワイン同じ味筋のレベルの高いビオ白。10Rの醸造センス、少し前に飲んだピノも秀逸だったし、抜群だと思います。


Chablis Theodore de Vaucharmes 2019/Olivier Tricon
・価格=2,500-3,000(推定)
・個人的評価=88/100
・リピート=あり
シャブリ4本セットを買ったら、滞留在庫だったのか1本が2023で、残り3本が2019。まずはネゴシアン物から。酸、石灰感、それに見合う果実味に、ポジティブな軽い熟成感。冷涼感がしっかりある、この味わいのシャルドネが1本3千円で飲めるなら、今どきは御の字かもしれません。


Zero Infinite 2023/Pojey&Sandri
・価格=3,500-4,000
・個人的評価=88/100
・リピート=あり

先日、三重の四日市の夜、ひとりでふらっと入ったイタリアンでグラスの白を所望したら出た微発泡ナチュラル。ネットで人気のよう。ある意味、ナチュールの典型。この手のワインを好む人には美味しく、そうではないワインラバーは「あっちのワイン」と言う味。品種を超えたビオ白の味わい。ミネラル、タイトな黄柑橘、酸は旨み成分がマスキングして、結果的に頗る柔らかい味わい。アルコールを持ったぶどうジュース。この味が有りか無いかで、ビオナチュールワインを認めるか認めないか、の踏み絵。個人的には、ワインという一つのカテゴリーで語れない味筋の違い。違う種類のお酒だと認識すれば、もちろんアリ!

インバウンドにまみれた街、渋谷で真っ当なビストロ料理とヴァンナチュールがリーズナブルな値段で楽しめる​ で。ちなみに持ち込みにもフレンドリーです。

4人で3本。ビオワインに詳しい料理カメラマンにお任せで。なので店価格不明ですが、おそらく3本とも4ケタ後半ではないかと。


Cremant d’Alsace  Prelude 2022/Remy&Vincent Gross
・個人的評価=88+/100
・市場価格=3,500-4,000
・リピート=あり
オーセロワ80、リースリング20、ノンドゼ。白っぽい柑橘やりんごの香り。これは柔らかく熟度しっかりの、美味なビオクレマン。家でも飲みたい1本ですが、入手困難らしい。


VdF Blanc Charbonnieres 2022/Le Mazel
・個人的評価=88+/100
・市場価格=4,000-4,500
・リピート=あり
南ローヌのシャルドネ。コルクではなく王冠。マゼルの白は初ですが、これも良かった! 最初は揮発酸を感じましたが、ほどなく消え、レモンコンフィ、ビタミンC系の甘酸っぱさは、コサールのビゴのような味わい。これも家で飲みたい味ですが、たいがいのネットショップで売り切れでした。


VdF Rouge A toi nous 2023/Andre Calek
・個人的評価=87+/100
・市場価格=3,000-3,500
・リピート=なし
マゼルの畑の一部を受け継いだらしいです。シラーメインでグルナッシュをプラス。やや還元していていました。オリエンタルスパイスとガリーグ香。抽出控えめの軽い酒質。悪くないですが、最近ローヌ系を好んで飲んでいるので、前の2本に比べてやや没個性。アンドゥイエットやバベットステーキには好相性でした。

渋谷で行く店に困ったらおススメです。ワインリスト、厚めです。

Sait-Perey Les Bulles d'Alain 2016/Alain Voge
・個人的評価=87+/100
・価格=3,500-4,000
・リピート=なし
「コルナスといえばこの人!」的な存在のアラン・ヴォージュ。高得点の赤ではなく、ミレジムの泡。クレマンというカテゴリーでなく、フランスのAOCの泡を試したくなって、モンルイ・シュール・ロワールと共に購入。キャップシールも凝っています。酸化のニュアンスは皆無の、やや還元的なごく辛口。タイトでアフターに苦み。ローヌ品種らしいエキゾチックなニュアンスは控えめ。高品質ですが、享楽的な要素が無く、家よりレストラン向きの味わいに思えました。


Les Noches Blanches 1er Cru NV/Louis Nicaise
・個人的評価=88/100
・価格=8,500-9,000
・リピート=なし
外房のイタリアンに持ち込み。ムルソーの木樽熟成のシャルドネという説明で、ややふくらみのある酒躯を創造していましたが、酸が強めで。甘みもしっかり。まさにレモネード様の味わいでした。ビオ泡にありがちな味の方向性ですが、あくまでクリーン。香り、味わいの要素がそれほど多くは感じませんでした。


Soleil du Sud 2015/Jean PLA Selection
・個人的評価=87/100
・価格=1,000-1,500
・リピート=なし
たいへんリーズナブルなグルナッシュ&シラー、ビオ、2015年。想像よシャバイ液体のスルスル系、スパイス感も控えめですが、真夏日でも飲める南仏赤でした。もう少し値段を出せば、もっと個性とメリハリがあるワインが飲めそうでもあります。


Pinot Blanc Haus Klosterberg Trocken 2022/Markus Molitor
・個人的評価=88+/100
・価格=2,500-3,000
・リピート=あり
白も赤も高得点を連発しているモーゼルのモリトール。シュペートブルグンダーではなくピノノワールと表記するように、ヴァイスブルグンダーもピノブランとしています。これの上のキュヴェがこの品種としては異例の評価なので、ますはベーシックを。モーゼルのヴァイスブルグンダーは、多くがリースリングから何かを抜かしてしまったような味わいなのですが、これは集中力のある液体で、白い花やりんごの香ばしさとリースリングを思わせる果実味、アフターのビター感がピタリと着地している美酒でありました。アルザスともひと味違うピノブランです。


Nuits-Saint-Georges Les Charbonnieres V.V. 2020/Dom.Jerome Chezeaux
・個人的評価=90+/100
・価格=5,500-6,000
・リピート=あり
ワイン会に持参。閉店する前、三田のコート・ドールで最後の食事をした際、赤のボトルをお任せで頼んだとところ、この銘柄の2021年が出てきて、非常に美味しく、その夜にネットで売っていた2020年をゲット。今どきこの値段で、正調コート・ド・ニュイの、みんなが好きなほんのりバニラが香る嫋やかな赤系果実。値段を言ったら、その場のみなさん吃驚。翌日、2本追加購入しました。

その日は4人で、4本。泡はカステルノー。ドサージュ7g。蒸し暑い夜、ノンドゼより好ましい味。城はオリヴィエ・ルフレーヴのムルソーとピュリニィを合わせたらしいキュヴェ。確かにレジョナルを超えた香味で、ブラインドならムルソーと言いそう。もう1本の赤はビゾー系らしいディジョンのACブル。モントルキュとかシャピトルと同じ地域なのでしょう。これは典型的なビオ味ですが、アフターがタイトで好ましかったです。


Selosse Pajon Souvenir Brut NV
・個人的評価=88/100
・価格=7,500-8,000
・リピート=なし
6月最後のワインは、コシュ・ビザール、バシュラ・ラモネ、シュヴィヨン・シェゾーのような?立ち位置のセロス・パジョンのスタンダード。これ、メゾン以上に中庸の、なかなか特徴を言い表せない、ごく真っ当な泡。決して悪くないけど、感想が言い難い味わいでした。









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最終更新日  2025年06月30日 12時00分08秒
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