プルさんの気まぐれ日誌

プルさんの気まぐれ日誌

2006年01月08日
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カテゴリ: ラグビー関連
2005年度の全国大学ラグビー選手権大会の決勝は、早稲田大学が関東学院大学から5トライをあげ41対5で快勝した。早稲田大学の連覇は31年ぶりで、通算優勝回数は明大の12回を抜き、歴代単独1位となった。
試合は、前半、早大がゴール前まで攻め込むが、ラインアウトが安定せず、逆に関東の堅いディフェンスからターンオーバーされる場面が目立ち、中々トライが奪えなかった。FW戦に固執していたがゴールラインを割れず、前半15分のPGを選択。五郎丸君のPGで先制した。24分に、自陣で関東ボールをターンオーバーから左に展開、マークマークの場面で、CTBが相手をひきつけて内に返し、ハリーパスで首藤君に渡り、首藤君が相手FB有賀君をステップでかわして50メートルを快走して初トライ。ラインアウトも獲得率があがり、段々とテンポよい流れになってきた。29分には、敵陣ゴール前のラックから曽我部君がDGを決め、34分にも、相手ボールのターンオーバーから敵陣に攻め込み、曽我部君がタックルをジャンプしてかわしてトライをあげ、20対0で折り返す。後半に入ると、早大が接点でのボールを支配する時間が増え、素早いバックス展開から3トライを加え、関東学院大の反撃を1トライに抑えて、終わってみれば41対5でノーサイドとなった。見せ場は、後半25分からのゴール前の攻防。早大は徹底してFW戦を挑むが、関東FWは意地でこの攻撃を阻止。結局、PGから矢富君-五郎丸君とわたり早大が得点を重ねた。37分にあげたFL松本君のトライは、フォローのぶ厚さを感じるトライだった。
関東学院にしてみれば、FB有賀君を基点としたライン参加やダミーのサインプレーを早大の分厚い防御網に寸断され、FW戦でも接点でのブレイクダウンへのよりが一歩遅く、得意のジャッカルからのターンオーバーを阻止されボールを支配する時間が極端に少なかったことが勝負のポイントとなったように感じた。
試合後のインタビューでの早稲田大学・清宮監督、佐々木主将のインタビューでの涙が印象に残った。特に清宮監督の涙は、全国の早稲田ラグビーファンに、『早稲田の伝統と歴史』を感じさせる熱いものであった。

---共同通信社の記事より抜粋---
清宮克幸・早大監督の話「ずっと早稲田史上最強チームと言い続けて、選手たちがそれを証明してくれた。この1年間はずっと、関東学院と決勝で戦うイメージで練習した。」
佐々木隆道・早大主将の話「今は何も考えられない。試合に出られない4年生が支えてくれて、僕はこの試合で死んでもいいとさえ思った。」
春口広・関東学院大監督の話「残念、力いっぱい戦ったが…。清宮監督、早大に心からおめでとうと言いたい。早大は強い。それが点差にも出た。われわれは継続した攻撃ができなかった。早大のまとまりは強固で、入り込むすきがなかった。こちらは作戦も何もなかった。」
有賀主将は「完敗。やることはやってきたんで悔いはない」

早稲田大学と関東学院大学、素晴らしいライバル関係となった。
清宮監督は、就任直後の春に春口監督を訪問して練習試合を申し込んだことは有名な話である。早稲田再建を委ねられたニューリーダーは、その年、大学選手権決勝まで勝ち上がり、関東学院大学をあと一歩まで追い詰めた。そして、翌年は待望の大学日本一奪冠。
今では、春の交流戦やジュニア選手権など、Aチームだけでなく、ジュニアや、C、Dチームなど全てのクラスで厳しい試合を通じて交流し、お互いをライバルと認め合う関係である。今年の勝負で、3勝2敗と清宮監督に軍配があがった。春口監督は、清宮監督のことを「彼の指導力には言葉もない。もういっぺん、やり直したい。」と語り、逆に再建を熱く語った。
これからも、両チームの熱い戦いに期待したい。

追記:
試合前の校歌斉唱、何だかテストマッチの雰囲気がした。一度生で見てみたいものだ。







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最終更新日  2006年01月09日 11時53分24秒
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すばらしい試合でしたね。  
両校の意地、ひたむきさ、激しさに涙しました。ラグビーって本当にいいですね。。。(けいたん妻) (2006年01月08日 22時09分49秒)

Re:早稲田連覇!(01/08)  
強かったですね。
僕も佐々木キャプテンの涙が印象的です。
控えの人たちのことを考えて泣けるってことは、
ラグビーだけじゃないところまでしっかりとした考えの下、
組織が運営されている証拠だなと思いました。
おめでとうございます。
(2006年01月09日 07時33分24秒)

Re:すばらしい試合でしたね。(01/08)  
purusan2005  さん
けいたん1993さん
>両校の意地、ひたむきさ、激しさに涙しました。ラグビーって本当にいいですね。。。(けいたん妻)
-----
良い試合でしたね。
清宮監督のリーダーシップとマネジメントや佐々木君のキャプテンシー、そして、早稲田が目指す地域密着型のクラブ化構想等本当にすばらしいチームになってきたと感じます。日本のラグビーは、大学が主体で欧米のようなスタイルになっていくのではないかと感じる一年でした。

(2006年01月09日 08時35分32秒)

Re[1]:早稲田連覇!(01/08)  
purusan2005  さん
がんばれイガラシ!さん
>強かったですね。
>僕も佐々木キャプテンの涙が印象的です。
>控えの人たちのことを考えて泣けるってことは、
>ラグビーだけじゃないところまでしっかりとした考えの下、
>組織が運営されている証拠だなと思いました。
>おめでとうございます。
-----
本当に強かったですね。
今年は、伏見工業の杉本君、桐蔭学園の桜井君、早大の佐々木君や関東学院の有賀君の記事やインタビューを見て、日本一を争うチームのキャプテンとしてのスケール大きさを感じました。
大将肌の人間って、そんなに簡単にできないと思っているのですが、彼らがどのように「人格形成」していったのか少し興味がありますね。
以前、宿沢前日本代表監督が、「英国は、若手を要職に抜擢して次代のリーダーを育てる。」と語られていたのですが、やはり、場面が人を作っているのではないかと思います。
今日の読売新聞の「顔」はなんと佐々木君が紹介されていました。「派手なトライは入らない。僕はいっぱいタックルして、みんなの下敷きになって、チームに流れを呼ぶ」という彼のコメントからも、皆の求心力になっている基本的な考え方が伝わってきました。 (2006年01月09日 08時46分10秒)

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