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2011/10/04
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カテゴリ: 櫻井秀勲の目
私は男たちからよく質問される。「櫻井さんは男でありながらどうして、女性の心がわかるのですか?」

私の場合は、女手一つで、7人の子を育てた母を見ていてわかった部分が多いが、もう1つ、早くから女性の詠んだ俳句や短歌に親しんだ点も大きい。

たとえば、ここに歌人、中条ふみ子と俳人、竹下しづの作品を1作ずつあげてみよう。

灼きつくす口づけさへも目をあけて うけたる我をかなしみ給へ

短夜や乳ぜり泣く児を 須可捨焉乎(ステッチマオカ)

2人の経歴はここでは書かないが、中条の歌は「熱烈なキスでさえも目をあけて、彼の愛が本当かどうかをさぐる私は、なんという女か」という意味合いのものだ。

竹下の句は「この暑い夏の短い夜に、乳をほしがって泣くわが子なんか、捨てちまおうか(須可捨焉乎)」という、衝撃的なもので、血ののぼった女の恐ろしさを、みごとに表してしる。

これは一例に過ぎないが、文学の道を進む女性でさえも、「おんな」なのだ。小説と違って、短歌や俳句を読むのは、大して時間はかからない。それでいて、むしろ一瞬で、女の心の深渕を覗くことができる。

現実の生きた女性と、女流歌人、俳人の作品と、同時につき合っていくならば、男として抜きん出た女性心理の専門家になれるのではないか? 私はそういう勉強をしてきた。





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最終更新日  2011/10/04 04:47:25 PM
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