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2014/07/18
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カテゴリ: 櫻井秀勲の目
今年も私の熱い夏は、7月15日で終わった。この1年間、15日早朝から始まる博多祇園山笠に参加して、少しでも走れることを念願してきたが、この朝は、最後の600~700メートルを全力で駆けることができた。

この行事は博多の総鎮守、櫛田神社への奉納が基本になっている。福岡市の中でも、博多区の住民によって、700年にわたりつづけられている珍しい神事だ。一番から八番まで「流」(ながれ)と呼ばれる単位に分かれ、2トンの重量を、巧みに入れ代りながら担ぐのだが、少ない組で500名、多い組だと、1000人の舁き手をもっている。

この八組が5分置きに、午前5時からスタートし、全長5キロを全力で山を担いで疾走するのだが、見物人だけでも数十万人が、早朝暗いうちから席を陣取るのだ。

私は毎年この中の「千代流」に属して、山の前後を走るのだが、この山笠のすばらしいところは、疲れたら近道を通り、再び三度参加して走れるように、走る道が工夫されている点だ。だから高齢者も子どもも、廻り止めと呼ばれるゴールまで、走りぬくことができるのだ。

私も83歳として、それほどムリのないよう、毎年走る距離と場所をあらかじめ想定して参加するのだが、勢い水を全身に浴びて走っていくと、心臓がのどから飛び出るほどに苦しくとも、走り抜いた達成感が感じられる。走る人々が1人も脱落感をもたないこの方法は、みごとというほかはない。

かりに走る距離を最初と最後の100メートルに限定するならば、90歳、100歳でも走ることができるだろう。私はこの神事に参加することで、1歳刻みの健康を保つという目標ができたが、実はそれだけではない。この博多祇園山笠を主題に、いつか小説を書くことも考えている。私にとっては一石二鳥なのだ。





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最終更新日  2014/07/18 02:18:02 PM
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