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2014/07/11
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カテゴリ: 櫻井秀勲の目
作家という人種は空想力、想像力が、人一倍強い。私も作家の端くれなので、空想する時間がひどく長い。他人から見ると「この人は眠っているのではないか?」と思うかもしれない。風呂に入っていても、家族が心配するほど、湯船に浸かったままの姿勢で動かないことが多いのだ

先日も風呂に入っていると、「そうか人間は70代で誰でも1回死ぬのだ」という考えが、突然ひらめいた。そう思うと、とても人生が暮らしやすくなることに気がついたのだ。認知症にしても「もう1度自分が赤ちゃんになるのだ」と思えば、そう恐れることはないし、周りの人々にも「赤ちゃんになったのだから、優しくしてほしい」と頼むこともできよう。

私は80代という年齢が嫌いで、79+1からスタートし、現在は79歳+4歳といっている。知らない人は「この男は少しおかしいのか?」と思うようだが、79歳で私という人間は1回死んで、新しく生まれ変わったのかもしれない。

だから周囲の人たちの援助を受けてもいいのだし、新しいことを始めてもいいのではなかろうか? 実際には赤ちゃんなのだから、叱られても怒ることはない。これまでだと過去の実績をひけらかして、誰のいうことも聞かなかったり、身体が不自由になっても、助けてもらうのが当然、という顔をしていたが、それはまったくの誤りなのだ。

新しい知識を教えてもらい、1からスタートするつもりになれば、自然と腰が低くなるし、感謝の心も湧いてくる。「1回死んだのだ」と空想すれば、おしめを使っても何の恥ずかしこともないし、赤ちゃんとして育っていくのだから、むしろおしめを取り外そうと努力しても不思議ではない。

私の空想はこうして次から次と、自分の生活のあり方を思い浮かべていくのだが、世の高齢者もこうして考えていけば、新しい生き方ができるのではあるまいか?





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最終更新日  2014/07/11 05:16:53 PM
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