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2014/10/10
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カテゴリ: 櫻井秀勲の目
言葉づかいが混乱している。といっても、言葉は古くから使われてきたものなので、変化して当然だ。古文に「いとをかし」という表現があるが、これは「情緒がある」というのが、本来の意味だ。ところが現在では「おかしい」「変だ」「こっけいで面白い」となっている。

こういった例は、いくらでもあるだろう。言葉は時代と共に変化するものであり、あまりかたく考えるのは、よくないかもしれない。私の書いた古い本に『キレる男の着眼と発想』という1冊があるが、いまでは絶版になっている。というのも「キレる」の意味がまったく違ってしまったからだ。

この本を書いた当時は「頭のよい」「鋭い」という意味だったが、いまは「ムカつく」「イラッとする」という意味に変わってしまった。わずか20年くらいで大きく変わってしまったのだ。ある新聞によると「世間ずれ」も大きく変化しているという。

本来の意味は「世間を渡っているうち、ずる賢くなる」というものだが、いまは「世の中の考え方からはずれている」と解釈する人のほうが、多くなってしまった。「そろそろ議論も煮詰まってきました」も、話し合いが行き詰って、結論が出せない状態をいうらしい。

正しくは「意見が出つくして、そろそろ結論が出る状態になっている」という意味だが、こうなると、正しい解釈が必ずしも正しくない、ということになりそうだ。

このほかにも「断トツの1位」と、スポーツニュースでも使っているが、これは「断然トップ」と「1位」がダブっている。昔の「馬から落ちて落馬して」の類だが、それも笑えなくなってきた。「今現在」「一番最初に」など、私を含めて誰でも使うからだ。





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最終更新日  2014/10/10 11:33:38 AM
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