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2004年11月07日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
『超能力教室 2』

青葉台中学校の職員室からは富士市が一望でき、

未だに作りかけの第2東名高速道路の橋げたや

富士山の頂上付近が見えた。

山々の深い緑に赤いのや黄色いのが

所々に見え隠れしている。

沢村に呼び出された生徒は5人、

加藤公昭、渡辺 茂、飯田一義、

望月千春、清水香澄。



一緒になって景色を見ているようにしか見えなかった。

振り向いて教師は5人を見つめていた。

(さっきな、教室では言わなかったけど、

超能力学級を受け持つくらいの担任だ。

君たちの会話なんかとっくに、聞こえていたよ。

ただ言うと、

まだテレパシー会話が出来ない人が変に思ったりするだ

ろ。)

(・・・)

(それに、私は人前で注意をしたり叱ったりは

したくないんだ。



分かるように話せば理解できる年頃だと君たちを

思っているからね。)

(すいませんでした。

先生の授業中に、なんか、

話の腰を折っちゃうようにテレパシーで



(こんど、授業でテレパシーといえども、おしゃべりしたら

「喝―!」だぞ!)

顔が大きくなって、今にも天井に届きそうないきおいに

5人は気圧された。

しかし職員室の他の教師たちには認知できない心象、

チャイムがなった。

教壇に立つ沢村はおもむろに『言霊』と黒板に書く。

「昔の人は言葉には魂が宿っていると信じていました。

私たちは大気に充満する気をすってはいて呼吸しています。

その気が私たちの体を通過するとき、

つまり口から先に出たときに

私たちの想いも実は出ていたのです。

それが言葉にするともっと顕著です。

「祈り、祝う、呪う」同じ口から吐かれた息と言葉で

時に人は人を傷つけたり、

また癒したり、お互いに楽しんだり出来るのです。

このクラスは超能力学級と言われ、

これからすべての人々が持ち始める、

いや、その潜在に気づき使い始める。

先ず君たちには先駆者になっていて

ほしいのです。

さっき、私が話していたこと覚えているかな?」

はいと手を挙げる女子に

「はい、青木さん。」

「超能力を一つの道具として捉え、

依存症になってはいけない。

一種麻薬のようなもので、

使う手段を間違えば廃人になりかねない。

心身ともにスポーツ選手のように鍛錬し、

その利用は人様のお役にたつように。」

「という事だったね。

言葉も同じです。

使い方によっては人を不幸にしたり、幸せにできたり

するものです。

そして口から出た言葉は、

想いの集まりとなって大気に気を宿します。

言葉自体が持つ波動で水の結晶が

変化したのを覚えてますね。」

うなずく生徒たち。

「一度発した言葉は良い悪いに関わらず、

大気に溜まります。

もし、悪い言葉が大気に蔓延したらどうなるでしょう。」

「どうなるんですか?」

「悪い波動とくっついたりします。

そしてなんらかの力で物質化、現象化したりするときが

あるのです。

いわゆる地獄界や、

そこからイメージされる悪魔や餓鬼たち。」

ここまで言うと教師は胸の前で軽く印を切った。

「その言葉自体を言うと、

波長で近くまで来てしまうからねw。」

身震いをする生徒、若干。

「さて、授業再開。

『夜船閑話』の1ページから、

加藤君読んでみてください。」

(そっかー、言葉が持つ不思議な波動かー。)

(そうだね、きれいな美しい日本の言葉ってあるよね。)

(うぜってーよ、っていうかさー、

道具だったら使う本人の勝ってじゃんか!)

(香澄―!お前の後ろになんかへんなものが~!)

(きゃっ、やめてよー。マジびびったじゃんか!)

(喝―!!!)

テレパシーでおしゃべりをしている4人に

教室の天井までおおきくなった教師の顔。

(いい加減にしろー!)

<続く>





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最終更新日  2004年11月07日 13時43分45秒


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