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宮部みゆきさんの作品
第120回 直木賞 受賞
東京荒川区の超高層マンションで凄惨な殺人事件が起きた。
室内には中年男女と老女の惨殺体。
そして、ベランダから転落した若い男。
ところが、
四人の死者は、そこに住んでいるはずの家族ではなかった...。
事件はなぜ起こったか。
殺されたのは「誰」で、いったい「誰」が殺人者であったのか-。
関係者の証言が積み重なっていくうちに、
驚くべき事実が明らかになる...。
「インタビュールポ」といった感じで進んでいきます。
ところどころで「この次点ではこう言わざるをえない」とか、
「当時は誰もがこのように考えていた」など、
事件解決後の視点での言葉が入るので
その都度、ドキドキです。
しかし、証言をする関係者の多いこと多いこと・・・
それぞれちゃんと理由がありました。
そんな風に理由があって行動があるのでしょうね、誰しも・・・
ドラマ&映画化しています。
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