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高嶋哲夫さんの作品
晴れ渡った平和なクリスマスの朝、
「特別警戒中」のはずの都庁第一本庁舎33階が爆破され、
外壁が崩れ落ち、黒煙が噴き上がった。
謎のテロ集団は、
都庁職員や展望室にいた一般市民200人以上を人質にとり、
現場に向かった消防庁のヘリを撃ち落とした。
都知事は、
21人ものSAT(警視庁特殊急襲部隊)を
人質の救出に向かわせるが
全滅!
テロの真の狙いは何か?
怖いです
妙に現実感を感じて恐ろしいです
この小説には
マクレーン刑事は出てきません
でも
家族を人質に取られたもと自衛隊員が出てきます
同僚の殉死に怒りを持つ消防士が出てきます
強引で自分の意見をはっきり言う都知事が出てきます
この3人がメインキャラクター
もちろん政府の方々も登場します
どこかの誰かに似た方々がジタバタします
自衛隊員の友人でアラブ系のアメリカ人が鍵を握っています
といった感じで登場人物が多く
共に行動をしていないので
ゴチャゴチャ感は否めませんでした
それでも
とんでもないヒーロが登場するよりは
説得力がありました
強く印象に残ったのは
テロが引き起こす経済損失
テロに隠れた国際的駆け引き
テロ以降の政治的思考
などの部分
なるほど・・・
と冷静に思ったのでした
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