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佐竹一彦さんの作品
四方を山に囲まれた人口六〇〇人あまりの
絵に描いたような僻地の山谷村にある「駐在所」に
猪熊喜三郎巡査が赴任した。
その直後、殺人および死体遺棄事件が発生!
平和な村は大騒ぎに。
だが、捜査は依然、難航し解決の糸口は全く見られない。
容疑者はもちろん、犯行の動機も、
被害者の足取りさえも、いまだ不明のまま。
そんな中、猪熊巡査が「原点」に戻って再捜査を開始すると
事件は思わぬ展開に...。
春夏秋冬と4作の中編が収録
妻の喘息対策のためにと
僻地の村に来た
駐在さん
コンビニもなく、陸の孤島とまで言われる
平和そのものの村にも
時々とんでもない事件が起こる訳です
都会のような捜査が通用せず
住民と信頼関係を結んでいる駐在さんならではの
活躍と
ひらめきと
妻の助言なんかをきっかけにして
事件を解決に導いていきます
捜査本部の会議などでの
慣れていない姿や
疲れ果ててボ~~ッとしたりする人間くさい姿が
リアルな印象に繋がりました
自然に
自分の家を担当してくれている交番や
自転車でパトロール中のお巡りさんのことを
思い出しながら読んだのでした
「猪熊夫妻の駐在日記シリーズ」として
2007年にテレビ東京にて2時間ドラマになってます
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