PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
和田竜さんの作品
時は乱世。
天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、
落とせない城があった。
武州・忍城。
周囲を湖で囲まれ、 「浮城」と呼ばれていた。
城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、
泰然としている男。
智も仁も勇もない
が
誰も及ばぬ「人気」があった-。
歴史小説は殆ど読んだこと無いんです
漢字だらけで、文字小さく
「こんなことわかっているでしょ?」風の書き方に
「何にも知らないんだけど・・」の私としては
「こりゃまた失礼しました」と退散するばかり
でも、この作品は
「今まで歴史小説を読んだことのない人でも大丈夫」
と言うことでしたので
いつか読もうと思っていたのでした
で、やっと読破
なんと!!参りました 面白かったです
最初は案の定とまどいを感じましたが
「のぼう様」が出てきた辺りから徐々にはまっていく不思議
ちょっとした解説が
入っているところがとっても嬉しい
この場所は現在どうなっているか・・とか
この数ヶ月後こうなる・・などの文章が
わかりやすさ、親しみやすさを倍増してくれます!!
でも決してそれだけではない魅力
歴史を知らないから
「どうなるんだろう」のワクワクもあったんですが・・・
結局
この作者の他の作品も読んでみたいと
思うのです
『小説日本博物館事始め』【小説】日本文… 2021年05月02日
今野敏『継続捜査ゼミ』【小説】久しぶり… 2017年04月30日
百田尚樹『カエルの楽園』【小説】 親子… 2016年07月07日