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安部公房さんの作品
《こんにちは火星人》というラジオ番組の脚本家のところに
火星人と自称する男がやってくる
思い込みの激しい人間か?
火星人そっくりの人間か?
あるいは
人間そっくりの火星人なのか?
火星の土地を斡旋したり
男をモデルにした小説を書けと勧めたり
男の弁舌に振り回され
脚本家は次第に
自分が何なのかわからなくなっていく・・・
私が読んだ本は改訂になる前のものでしたので
放送禁止用語がいっぱい飛び出してきました
初版は昭和51年
次第に
自分が何者なのかわからなくなっていく
脚本家
+
読者
ふと我に返って
詐欺にだまされる時
宗教にはまっていく時って
こんな感じなのかな?
と
思ったのでした
もやにかかったような気分が体験出来ます
昔々
この作品で読書感想文を書こうとした
若き日の無謀な私に
今頃、衝撃
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