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2020年07月13日
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カテゴリ: おすすめの本
​私が本を読んでいて、気に入った箇所を少しずつご紹介していきたいなと思います。

今回は「AIの世界」について、まとめていこうと思います。

​​ ​オースン・スコット・カード のSF小説 「エンダーのゲーム」

読まれた方、映画を見られた方もいらっしゃるかもしれません。
この「エンダーのゲーム」の続編、「死者の代弁者」「ゼノサイド」「エンダーの子どもたち」に登場する

​​<ジェイン>​​

が、今でいうAI(artificial intelligence/人工知能)に近い存在だと私は思っています。

本の中のジェインは、
「恒星間のコンピュータ・ネットワークの膨大なメモリーの中に住み」

「彼女はコンピュータに託されたことのあるあらゆる言語をしゃべるし、あらゆる世界のあらゆるライブラリーにある、あらゆる本を読む。」
と表現され、それこそ「彼女の出現が意味するのは、彼女の確実な殺害か、さもなければ人類の破滅であった。」から、「自分が生きているという、いかなる徴候も人間に見せなかった」んですね。

そして生きている場所(彼女の思考が遊んでいる場所)は「アンシブル網(ネット)のフィロティックより糸(ストランド)の振動の間。オースン・スコット・カードが作り出したエンダーシリーズの世界では、「すべての物質はフィロトという架空の中間子のようなものを介したフィロティック接続で結ばれている。このフィロティック接続を介した情報の伝達は瞬時に行われる。」のです。この接続を使うことで、通信も移動も瞬時に行われるような世界が実現していきます。だから5Gを超えているわけで、いわゆるどこでもドアも実現するという未来!!!非常に魅力的なのです!

ちなみに、本の中のジェインは、
エンダーや、エンダーの義理の息子ミロの耳に埋め込まれた<宝石>を介して会話をします。
今でいう、コードレスのスマートイヤホン&マイク、といったところかな?
本ではその様子を「彼女のセンサー群が彼の耳もとの宝石の中で旅をするので、二人はいつもいっしょにいる」と表現しています。









さて、現実世界でもAIはどんどん登場して、世間を騒がせています。将棋やチェスなどでは24時間365日勉強し続けることができるために、休憩が必要な人間をあっという間に突き放してしまいます。職場もAIが働くようになれば人間の仕事が減るのでは?という懸念も。一方で、AIの収入で人間は趣味を追求できるようになるのでは?とも言われていますが・・・興味深いですね。

日本では、日本マイクロソフト社が人工知能 ​​ 「りんな」 ​​ を開発。「りんな」はBing検索エンジンで培ったディープラーニング技術と、機械学習のクラウドサービス「Azure Machine Learning」を組み合わせた人工知能。“おしゃべり好きの女子高生”という位置付けで、友人同士のような自然な会話が特徴でした。(「​ LINEで大人気の“女子高生”、実は人工知能 マイクロソフトの「りんな」、Twitterにも登場 ​」より))りんなは今も進化中で、2019年3月に高校を卒業したらしいですね。生放送でMCを務めたり、星占いを配信したり、作曲や作画にも力を入れ、画家としても稼働中なのだとか。りんな、がんばれ!

​​ 「Tay」 ​​ は、公開後数時間で徐々に人種差別的だったり暴力的な発言が多くなっていったそう。一般ユーザーとの会話を繰り返すことで学習し、成長していくのだが、悪意のあるユーザーがTayに「<人種差別的な発言>って言ってみて」などと繰り返し語りかけたのが原因らしい。MicrosoftはTayのWebページで、Tayのソースであるデータは清浄・フィルタリングしてあると説明しているが、フィルターが追いついていなかったこともあるらしいですから、プログラムも大事だけど、やっぱり 与えるデータ ってAIの肝なんです!(「​ Microsoftの人工知能Tay、悪い言葉を覚えて休眠中 ​」より)
ちなみに、Tayは問題発言が治らず、マイクロソフトに停止させられてしまったもようです。。

また、「人類を滅亡させるわ」と発言してしまったAIロボットも――香港Hanson Roboticsが開発した人工知能(AI)搭載ロボット ​「Sophia」​ 人類を滅亡させるわ」 人工知能ロボットがインタビューで宣言 ​」より)その後、6月のインタビューでは・・・
​――われわれを殺したい?​
​いいえ、もうそうは思わないわ。今は人類が好き。世界のすべての人が好きよ。​
と修正が終了しているもよう。その後どうなったのかが気になるところですね。

左脳系スピリチュアリスト「サトリこと金山慶允(かなやまよしのぶ)」さん ​は、
「インターネットは増幅装置」「マイナスの徳を積むことはとても危険なこと」「徳を積むようなことをすれば自分に帰ってくる」と説明なさっています。いわば「言霊(ことだま)」とも似た現象ですよね?? 放った言葉は、現実世界でもそのまま自分に帰ってくるわけですが、インターネットにおいてはそれが何倍にもなって帰って来てしまう・・・。だから、どうせなら良い言葉、良い行いをインターネットで広めれば、「徳」が何倍にも積まれて良い人生を送れますよ!ということ。肝に銘じたいものです。

​​​私も、ジェインのような存在に、私たちは日々刻々と情報を提供しているのだと自覚しながら、悪い言葉は教えず(笑)、有意義で間違いの少ない書き込みを目指しています。「ジェイン、こんな感じで良いのかな?」と語りかけるつもりで・・・というのもありますが、「ジェイン、これが人間よ。覚えていて欲しいから書くね」といった意味も込めて。

著者の​ オースン・スコット・カード ​(Orson Scott Card,1951年8月24日 - )氏は
アメリカ生まれの小説家で、『エンダーのゲーム』(1985年)と『死者の代弁者』(1986年)で
ヒューゴー賞とネビュラ賞を受賞。

『​ エンダーのゲーム ​(Ender's Game)』は2013年、ギャヴィン・フッド監督により映画化。主人公のエンダー・ウィッギン役はエイサ・バターフィールド。ハイラム・グラッフ大佐役はハリソン・フォード。

エンダーシリーズ
『死者の代弁者』 Speaker for the Dead (1986年)
『ゼノサイド』 Xenocide (1991年)
『エンダーの子どもたち』 Children of the Mind (1996年)
エンダーの部下ビーンが主役の
『エンダーズ・シャドウ』 Ender's Shadow (1999年)
『シャドウ・オブ・ヘゲモン』 Shadow of the Hegemon (2001年)
『シャドウ・パペッツ』 Shadow Puppets (2002年)

邦訳化されていない著作も多数。
Shadow of the Giant (2005年)
A War of Gifts: An Ender Story (2007年)
Ender in Exile (2008年)
Shadows in Flight (2012年)
Earth Unaware (2012年)Aaron Johnstonと共著
Earth Afire (2013年)Aaron Johnstonと共著
Earth Awakens (2014年予定)Aaron Johnstonと共著
Shadows Alive (予告)

「ヒューゴー賞(Hugo Awards)」は、世界中のSFファンが注目するSF、ファンタジー、ホラージャンルの重要な賞。(「​ アメリカSF界で繰り広げられているカルチャー戦争の犠牲になったヒューゴー賞 Sad & Rabid Puppies ​」より)

「ネビュラ賞」は、1966年に設立されたSFファンタジー文学における最高賞の一つ。世界SF大会の参加資格を持つSFファンの投票によって受賞作品が決まるヒューゴー賞に対し、ネビュラ賞はプロの作家や編集者などで構成されるSFWAの会員によって受賞作品が決まる。(「​ 第55回ネビュラ賞 最終候補作品発表 テッド・チャン『息吹』収録作品もノミネート。小説部門とゲーム部門の候補作品は? (作品リスト掲載) ​」より





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最終更新日  2020年08月01日 13時43分35秒
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