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この奥に見える大きな建物が室町時代からあるようです。ヒョウタンがここのお土産のようですが、今は余り人気がなく、紅葉、滝見物だけになったようです。駐車場は満車ですごい人手でした。今が見ごろでしょう。この話を聞くと、親孝行をしたくなると思います。おでん、味噌カツ丼、甘酒、そばが人気のようです。
むかしむかし、この美濃の国に貧しいけれど年老いた父をいたわり、それはそれは大切にしている樵がいました。ある日、薪を採りに山に入りますと、苔むした岩間から、酒の香りがただよってくるのです。ふしぎに思ってなめてみますと、酒の味がします。喜んでその水をひょうたんにつめて持ち帰り、老父に飲ませますと、この上もない良い酒だといってたいそうな喜びようです。この父と子の笑いさざめく寿の声は、やがて奈良の都にまで聞こえていきました。時の帝、元正天皇は「これは孝行の徳を天地の神々がおほめになったのであろう。」と、天皇御自身この多芸の野におこしになり、その酒になったという美泉に浴され、「美泉は醴泉であり、若変りの水です。私自身若々しくなりました。」とおおせになり、このめでたい年を記念して、80歳以上の老人に授階や恩賜があり、孝子節婦を表彰され、年号を「養老」と改められたのです。
(続日本記・古今著聞集より)
養老寺
「孝子源丞内」が開いた寺とされ、不老長寿を祈願する参拝者が訪れます。西美濃三十三霊場の二十五番札所。
宝物殿の「十一面千手観音立像」は奇木造の像高98cm、鎌倉初期の優雅な面貌の作で、国指定文化財です。「滝守不動明王立像」は、木造の立像で高さ97cm。岐阜県の指定文化財です。(養老の滝HPより)


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