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明らかに北米市場を意識した新モデルです。記事はRESPONSEからです。 SUBARU(スバル)は12日に開幕したニューヨークモーターショーで、『アセントSUVコンセプト』を初公開。7人乗り3列シートを備えるミッドサイズSUVのコンセプトだ。すでに「アセント」としての市販を視野に入れており、今回はそのデザインの方向性を世に問う。新型『インプレッサ』から導入された「スバル・グローバル・プラットフォーム」をベースとし、スバル車共通のデザインコンセプト「ダイナミック×ソリッド」のテーマにならい力強いSUV像を具現化。スバルが誇る4輪駆動システムを強調するフェンダー、大型のグリルやアンダーガードが「真のSUVを表現する」としている。ボディサイズは、全長5050mm(198.8インチ)×全幅1989mm(78.3インチ)×全高1838mm(72.4インチ)、ホイールベースが2972mm(117インチ)とかなり大型。それもそのはず、2018年より北米専用車としてのみ販売される予定で、現在のところ日本での販売計画については触れられていない。
2017年04月23日
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社名が変わって、SUBARU。海の向こうでも好調が続いているようです。記事はRESPONSEからです。 SUBARU(スバル)の米国法人、スバルオブアメリカは4月3日、3月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、3月の新記録の5万4871台。前年同月比は11.3%増と、64か月連続で前年実績を上回った。牽引役を果たしたのは、『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)。3月実績は、3月の新記録の1万5909台で、前年同月比は12.7%増と、14か月連続で増加した。セダン版の『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は4897台。前年同月比は11.8%減と、3か月連続のマイナス。SUVの『フォレスター』は、3月の新記録の1万5803台を販売。前年同月比は10.6%増と、8か月連続で増加した。フォレスターの月販台数が1万台を超えたのは、44か月連続。2012年秋に発売された『クロストレック』(日本名:『XV』)は、7120台を販売。前年同月比は2.1%増と、7か月連続で前年実績を上回った。また、『WRX』シリーズは3月、『WRX STI』を含めて、3050台を販売。前年同月比は、11.4%増と2か月連続の前年超え。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は3月、7653台を販売。前年同月比は47.4%増と新型効果で大きく伸び、3か月連続で前年実績を上回る。スバルの2016年米国新車販売台数は、過去最高の61万5132台。前年比は5.6%増と、8年連続で前年実績を上回った。2017年第1四半期(1~3月)は、前年同期比9%増の14万4250台を販売している。
2017年04月08日
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いよいよ今日から…です。(エイプリルフールではありません…) 記事はRESPONSEからです。富士重工業株式会社は、4月1日付で社名を「株式会社SUBARU」(英文表記:SUBARU CORPORATION)に変更。3月31日に本社および各事業所・製作所3か所にて、社員向けの記念式典を開催した。本社の式典会場には、SUBARUを自動車と航空宇宙事業における、魅力あるグローバルブランドとして成長させていく象徴として、新型『インプレッサ』と最新型ヘリコプター「412EPI」発展型機の大型模型を展示。また社員には、記念のリーフレットと新たに制作したグループ章(従来の社章に代わる)が配られた。吉永泰之社長は、「今回の”株式会社SUBARU”への社名変更は、私たちがこれから価値を提供するブランドとして生きていくという決意表明です。SUBARUが好きだ、そんなお客様にもっともっと増えて欲しい。新しい社名『株式会社SUBARU』と共にみんなで一緒に、さらにいっそう輝いていきましょう!」と決意を述べた。
2017年04月01日
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『あっしだけの日記』は、こんなSUBARU記事も載せていきます。記事はRESPONSEからです。 ディスるわけではありません。ユーザーや関係者の期待は大きかった。しかし、しかし……。“残念な”モデルを紹介していきます。筆者はおなじみ岩貞るみこさん。年末年始の読み物「期待外れの車」シリーズ、好調。ふれこみは、「国内専用モデル」だった。日本の市場にあわせ、日本の道で使いやすく、日本のユーザーの使い勝手に合わせたクルマ。もともとスバルのモノづくりは、ユーザーに迎合することなく、自分たちの作りたいものを作るという姿勢だ。ただ、それが突っ走りすぎて販売台数につながらないという側面も確かにあった。しかし、『レヴォーグ』。営業面での巻き返しをはかり、日本のユーザーに迎合ではなく「寄り添う」という姿勢を見せてきた。日本人のためにという一台だったはずなのだ。ところが、実際のレヴォーグは、あれ? 大きい? たしかに『レガシィ・ツーリングワゴン』より全長が100mm短くなりましたよ。でも、4690mmってでかくない? 日本の細い道。昔からある狭い車庫。大きいクルマをとりまわすのが苦手な草食男子の増加。それらを考慮し、日本の使い勝手を本当に最優先したのかと問いたくなるサイズだ。あくまでも、「対レガシィ・ツーリングワゴン」の相対評価で縮んだだけで、絶対評価では、これ、大きすぎるってば。そして私がいつもねちっこく言うインテリア。雑さ加減が、ここかしこにある。ほかのモデルから流用しなければならないフトコロ事情もあるだろう。けれどいまや部屋づくりに於いては、お金をかけずともIKEAもニトリもそのほかのブランドたちも、気持ちよく過ごせるインテリア家具や雑貨を展開している。ユーザーの生活は豊かになり、目は肥えているのだ。国内線用とつきつけてくるなら、もう少しがんばってほしかった。と、思ったら、あれ? 2015年から欧州でも販売を開始している。さらにアジア~オセアニアでも売っているではないか。もしかして、これからもどんどん、販売地域を広げていくつもり? ちょっと待った。国内専用ではなかったのか。それって……、それって最初から、世界中で売る気だったでしょ。だから全長がそんな長さだったんでしょ。国内専用ですからって、君しか愛していないからって言っておきながら、うそつき! 真意のほどはわからないけれど、でも、そういわれても仕方ないよね。 次の写真は、スバル・レヴォーグUK仕様
2017年01月08日
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そして、こんな威勢のいい記事も載りました。記事はRESPONSEからです。 富士重工業(スバル)が発表した2016年11月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比14.7%増の9万1274台で、11月単月として過去最高記録で4か月連続プラスとなった。国内生産は、同8.8%増の6万5586台で2か月ぶりのプラス。『レガシィ』『フォレスター』を中心に増加した。海外生産はトヨタの旧『カムリ』製造ラインでのスバル車の生産開始に加え、『インプレッサ』の生産開始が寄与し、同32.9%増の2万5688台と大幅増で6か月連続のプラス。国内・海外ともに11月度の新記録となった。国内販売は同16.7%増の1万3939台で、2か月連続のプラス。登録車は同24.9%増の1万1832台で2か月連続のプラス。『レヴォーグ』『フォレスター』などが増加した。軽自動車は『ステラ』『プレオ』などが減少し、同14.6%減の2107台で3か月連続のマイナスとなった。輸出は同8.5%減の4万6731台で、3か月ぶりのマイナス。北米および豪州向けの船のスケジュールなどが影響した。
2017年01月08日
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だいぶ遅れましたが…この記事を逃してはなりません。記事はRESPONSEからです。 日本を代表する「今年のクルマ」を決める「日本カー・オブ・ザ・イヤー2016-2017」は9日に東京・国際交流館で最終選考が行なわれ、スバル『インプレッサスポーツ/G4』に栄冠が輝いた。今期の対象車種は35車種。うち国産車は9車種、輸入車は26車種。ノミネートされていた“5ベストカー”の得票は次の通り。●スバル・インプレッサスポーツ/G4 420●トヨタ・プリウス 371●アウディA4シリーズ 149●ボルボXC90 145●メルセデスベンツEクラス 114
2017年01月08日
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新型インプレッサ、試乗記(第二弾)。レポートは諸星陽一、記事はRESPONSEからです。静岡県の閉鎖コースで行われた事前試乗会から2か月弱。やっとナンバーが付いた新型『インプレッサ』を公道で試乗する機会を得た。試乗車は2リットルエンジンを搭載するLとSの2種。大きな違いはLはタイヤが燃費を重視したタイプで205/50R17サイズ、Sがハンドリング重視タイプで225/40R18サイズとなること。そしてSにはコーナリング時にタイヤのグリップバランスをコントロールし安定性を向上するアクティブ・トルク・ベクタリングが装備されるという点。結論から書こう。公道でもインプレッサのよさは際立った。新型インプレッサは近年まれにみる大きな進歩を遂げている。自動車産業が熟成している現代では、クルマがフルモデルチェンジしてもそれほど大きな差が出ることは少ないのが通常だ。しかし、新型インプレッサはその思い込みを、スバル・グローバル・プラットフォームと呼ばれる新しいプラットフォームという、どでかいハンマーで打ち砕いた。けっして従来型のインプレッサのプラットフォームが大きく時代に遅れていたわけではない。今回の進化が驚異的な伸びしろなのだ。クルマの進化というと、ハイパワーなエンジンを搭載したり、画期的なサスペションを採用したり…といったことを思い浮かべるだろうが、インプレッサの進化はそうしたものだけでなく、それらを搭載するプラットフォームの進化が大きい。プラットフォームというのはエンジンやサスペションなどを載せている部分。昔で言えばフレーム、日本語では車台などと訳される。クルマのもっとも基本的な部分の進化は、あらゆる性能をいい方向へと導いた。とにかく走りがガッシリとした。たとえばコーナーに向かってステアリングを切り込んでいったときも、操作とクルマの動きにズレがない。ステアリング切れ角に対するクルマの動きが素直で正確なので、修正舵を入れる必要はないし、コーナリング中の通過ラインの変更も容易だ。17インチタイヤはそうした一連の動きにゆったり感を持たせ、18インチはシャープさを持たせている。SとLというグレードの違いを上手に表現している。試乗したモデルに搭載されるエンジンは2リットルの自然吸気4気筒。もちろん水平対向レイアウトだ。最高出力は154馬力、最大トルクは196Nmとスペック的にはごく普通だが、リニアトロニックと呼ばれるCVTとの組み合わせでスムーズで力強い走りを実現している。驚くのは静粛性の高さで、水平対向エンジン+金属チェーンCVTとはまるで感じさせない。装備に目を向けてみると、全グレードでアイサイトを標準装備。アイサイトによって、衝突防止の自動ブレーキと追従型クルーズコントロールを実現。さらにステアリング操作をアシストするアクティブレーンキープも備わる。エアバッグに関しては、デュアル+サイド+カーテンと運転席ニーエアバッグの7バッグが全車標準、さらにボンネット上に展開する歩行者エアバッグも標準で装備する。価格に目を向けてみると、もっともリーズナブルな1.6リットルのFFモデルで200万円を切る192万2400円。もっとも高価な2リットル4WDの18インチ仕様で259万2000円。5ドアのスポーツ、セダンのG4ともに価格は同一だ。価格バリューを考えれば魅力はさらに増す。艶っぽさや派手さはないものの、クルマを性能と価格からまじめに見つめるとインプレッサの実力と魅力は計り知れない底力を感じられる。来年2017年、富士重工業はその前身である中島飛行機創業から数えて100周年を迎え、これを機に社名も富士重工業からスバルへと改名する。このインプレッサのプラットフォームは今後登場するさまざまなスバル車へ展開される。このタイミングで高性能なプラットフォームが登場したのはじつにタイムリーな出来事。インプレッサはもとより、今後のスバル車への期待は大きく膨らむ。■5つ星評価パッケージング:★★★★★インテリア/居住性:★★★★★パワーソース:★★★★★フットワーク:★★★★★オススメ度:★★★★★
2016年11月06日
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新型インプレッサ…試乗記。レポートは島崎七生人、記事はRESPONSEからです。スタイリングに関して、モーフィングのもう少し先まで進んだカタチを見たかった思いは残る。けれどそのこと以外のほとんど、新型はクルマとしてまったく新しい世代に生まれ変わったのだ…ということを、公道を実際に走らせて実感した。素晴らしいと感じたのは乗り味だ。クルマが走り出した瞬間からなめらかさに驚かされるし、スピードを問わずフラットライドが実現されていて実に心地いい。試乗車は18インチタイヤ装着車だったが、それでも快適なのだった。かなりセンスのいいセッティングに感じる。それとしっとりとしたステアリングフィールも気に入った。操舵力、反力も自然で常に適度な手応えが掌に伝わってくるし、ステアリングを切り込んだ際のクルマの反応も素直。もちろん走行中の音、振動も抑え込まれているのもわかる。内外メーカーの新しいプラットフォームを採用した新型車に触れる機会は多いが、これほど如実に進化の度合いを実感させられる例はそう多くないと思う。インテリアもデザイン自体は“先”というより“今”という印象。だが作り込みに相当に力が入れられたことが伝わってくる。適宜ソフトな感触が用いられたトリム類の質感は高いし、少し艶を抑えたクロームの加飾も室内全体で統一感が出て、質感が高まった。ステアリング(サイズ、グリップ形状が馴染みやすい)、シート(自然に身体をホールドしてくれる)もいい。ただし多機能なために表示箇所が多い(メーター内とインパネ中央、それとナビ画面もある)のは、何か整理する方法がとれないか?とも思う。ラゲッジスペースもスッキリしているが、トリム、カーペット類の質感が、室内側にやや追いついていない気もする。走りも素直で高速、山道とも気持ちよく安心して走らせていられる。よほどCVTに嫌われるような運転をしない限り、2リットルと排気量も大きいから、ストレスのない加速が可能だ。■5つ星評価パッケージング:★★★★★インテリア/居住性:★★★★★パワーソース:★★★★★フットワーク:★★★★★オススメ度:★★★★★
2016年11月06日
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REVORG STI スポーツ…クルマの良さを知る人は多いですね。価格は、1.6が3,488,400円、2.0が3,942,000円します。 この記事はRESPONSEからです。 富士重工業は、スバル『レヴォーグ STIスポーツ』の受注台数が、発売後1か月となる8月21日時点で3052台に達したと発表した。レヴォーグ STIスポーツは、スバルのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)とのコラボレーションにより、レヴォーグが持つ走行性能と走りの質感、内外装の質感を高めた最上級グレード。レヴォーグ全体に占める「STIスポーツ」の割合は42%に達し、追加グレードとしては異例の好調なスタートとなった。STIスポーツのグレード構成比は「1.6STIスポーツ EyeSight」が52%、「2.0STIスポーツ EyeSight」が48%。購入者年齢構成比は29歳以下が7%、30代が15%、40代が35%、50代が28%、60歳以上が15%となっている。
2016年08月23日
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記事はRESPONSEからです。 富士重工業は千葉市にある幕張メッセで開催中のオートモビル カウンシルで、水平対向エンジンを搭載したスバル車の発売から50周年を迎えたことから、その歴史を車両やエンジン、パネルを使って紹介している。富士重のスバル国内営業本部マーケティング推進部の中村亜人担当部長は8月5日のプレスカンファレンスで「ボクサーエンジンは部品点数が多く、製造ラインも特殊で、難易度も高いため、コストは一般的な横置きエンジンより高くなる。しかし私達はこのエンジンを搭載し続けている」と強調。その理由として「ボクサーには振動の少ないスムーズなエンジンフィール、低重心で高い運動性能、前面衝突時にフロア下に潜り込みやすい構造による車両の安全性という特徴があり、ボクサーエンジンこそが、我々の考えるクルマとしての機能の本質を追求することに対して一番合致しているからだ」と解説した。 富士重のブースでは、スバルの水平対向エンジンのルーツとなる中島飛行機製の星型エンジン「栄21型」エンジンを始め、スバル初の水平対向エンジン「EA」エンジンおよびそれを初めて搭載し1966年に発売されたスバル『1000』の実車展示に加えて、今秋発売予定の新型『インプレッサ』のプロトタイプも一般公開している。
2016年08月12日
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待望久しかった…新型NSXがお目見えです。記事はRESPONSEからです。 ホンダは、8月25日に発表予定の新型スーパースポーツ『NSX』に関する情報を公式ホームページで先行公開した。新型NSXは、軽量ボディに新開発の直噴V型6気筒ツインターボエンジンをミッドシップに配置し、走りと燃費性能を両立した高効率・高出力の3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD(Super Handling-All Wheel Drive)」を搭載したスーパースポーツモデル。新型NSXの販売は、全国のホンダカーズの中から、スーパースポーツのメンテナンスに必要な専用設備を備え、ホンダが認定したサービスエンジニアである「NSXスペシャリスト」が在籍する店舗を「NSXパフォーマンスディーラー」として新たに選定し、購入やメンテナンスをサポートする。このNSXパフォーマンスディーラーの認定店舗一覧も、ホームページで公開した。購入サポートおよび商談申込は、8月25日にNSXパフォーマンスディーラーで開始する。
2016年08月10日
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新型インプレッサ紹介記事、その2…です。記事はRESPONSEからです。 新型スバル『インプレッサ』の内外装デザインは、クラスを超えた仕上がりになっているという。そう話すのはスバル商品企画本部デザイン部長兼商品開発企画部長の石井守氏だ。実は社長がいる商品企画会議でこの質感が議論になったという。「『レガシィ』や『レヴォーグ』を超えてしまったのだ。その議論の結果、一度超えてもいい。ここでやり切って、ほかの抜かれたクルマはまた抜き返せばいいとなり、このインプレッサが実現した」と振り返る。例えば、ダッシュボードの成型方法をレガシィなどが使う価格的に高い方法を使い、更にそれにあうシボを新規開発している。また、その周辺のメタルのフィニッシュにもこだわった。「スバルは視界と防眩のハードルがとても高い。デザインとしてはもう少し明るくしたいのだが、防眩でだめとなってしまい、昼間走り回りながら、防眩対策したメタルフィニッシュの限界にまでこだわった」と述べる。そのほか、シートのパターンも座面や背面などいくつも分かれたデザインになり、その結果抑揚がつけられた。 石井氏は好きな角度について、「フロントでもリアでも浅い角度(斜めから見てフロントあるいはリアが8、サイドが2くらい)で見て、ボディの抑揚がわかり、ホイールアーチが踏ん張って見えるところが一番良いビューだ」という。特にセダンでは、「後ろから見た角度がすごく良い。Cピラーからリアフェンダーに流れて来る面や、トランクリッドが高くてどっしりし、タイヤが横方向に出て地面を踏みしめ、ホイールアーチが出ているところだ」と述べる。また、サイドのVの字を横にして削いだラインも特徴的だ。「コンセプトカー『ヴィジブ2コンセプト』からデザインしたので、我々は“ヴィジブライン”と呼んでおり、今回初めて量産に至った」というこのラインの特徴は、「すごく固い塊をグラインダーで削った、ソリッドな塊を削いだイメージで作ったラインだ」とし、これもクラスレスへの表現の一助となっていることを語った。
2016年08月03日
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現在の愛車、GP2型インプレッサ・・・いよいよ今秋、モデルチェンジのようです。記事はRESPONSEからです。 今秋に発売が予定されているスバル『インプレッサ』のエクステリアは、デザインのために若干のボディ寸法が与えられたため、抑揚のあるデザインが完成したという。「3代目のデザインには改善の余地があった。それは躍動感だ」と述べるのは、スバル商品企画本部デザイン部長兼商品開発企画部長の石井守氏だ。3代目インプレッサのエクステリアデザインは、タンブルが立っていて(後ろから見ると、地面に対してドアやサイドウインドウ面が垂直に近い角度)、ボディも上から見ると四角であった。そこで新型は、「デザインのための(ボディ寸法に)余裕代をもらったので、抑揚のあるデザインが出来た」と話す。つまり、「ホイールアーチも出すことでホイールオリエンテッドなデザインになり、ホイールベースも伸ばして佇まいが良くなった」と石井氏。そして、「3代目インプレッサも良いデザインだったが、4代目はパッと見たときにお客様が笑顔で、これ格好良いなといってもらいたい。その言葉を聞きたくて4代目をデザインした」という。つまり4代目のデザインで最も重要なのは、「お客様がワクワクドキドキすることだ。3代目以前のスバルデザインは少し不器用だったので、購入の際の、棄却理由になっていた。しかし3代目はデザインが棄却理由にはならなかった」と3代目を評価。そして4代目インプレッサでは、「積極的にデザインで買ったといってもらえるようにしたかった」と石井氏。「これが3代目インプレッサから4代目インプレッサに変えるときに一番強くやらなければと思ったことだ」と説明した。
2016年07月30日
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試乗レポートは諸星陽一、記事はRESPONSEからです。 スバル『レヴォーグ』の最上級グレードとして「STI」の名を冠したグレードが登場した。従来のSTIモデルは完成車への架装が基本であったが、今回のSTIモデルは、すべて生産ラインで製造される。STIのブランド名が冠されるとガチガチのスポーティモデルと考えられがちだが、今回のSTIスポーツはレヴォーグの最上級グレードという位置づけ。エクステリアでは専用のフロントバンパーやグリル、アルミホイールなどを装着。インテリアも専用配色のレザーシートなどで高級感あふれる雰囲気をつくり出したうえで、専用チューンの足まわりを組み込んでいる。スバルらしく、前後ともにビルシュタイン製のショックアブソーバーにスプリングを組み合わせたものだ。ポイントはフロントの「ダンプマティック2」と呼ばれるショックアブソーバーで、しっかりした減衰力を確保しつつ乗り心地も両立させたもの。これはフロントだけに装備されるもので、リヤはノーマルタイプ。フロントの特性に合わせたチューニングが施されている。コーナリング時は粘り気のある、しっかりとしたフィーリングだ。ロールの終息が早く、コーナリング時の姿勢も落ちついている。ステアリング切りはじめにシュッとクルマがインを向くハンドリングのシャープさも気持ちいい。今回はショックアブソーバー&スプリングのグレードアップに加えて、ステアリングギヤボックスまわりの取り付け剛性をアップしているのも、こうした特性の要因となっている。ダンプマティック2は乗り心地に関しても有効。速度が遅いときはゆったりとした動きを示す。路面が荒れているような道でも流すような走り方だと乗り心地はゆったりだ。これが速度を上げ、ショックアブソーバーがよく動くようになるとビシッと締まりのある乗り心地になる。同じ段差を40km/hと80km/hで通過してみると80km/hのほうが安定した動きとなったから驚きだ。2.0リットルエンジンはプレミアムガソリン仕様で300馬力のスペック。組み合わされるミッションはチェーン式CVTのリニアトロニック、それもスポーツリニアトロニックと呼ばれる結合感の高いタイプだ。駆動方式はもちろん4WDで、その方式はリヤへの駆動配分が多めのVTD-AWD。回頭性のよさはこの駆動配分も少なからず影響しているだろう。「レヴォーグ2.0STIスポーツ」の価格は365万円。少々高めの価格設定だが、装備表を見るとメーカーオプションの設定はなし。つまりアイサイトを含めて装備はフル状態。レヴォーグのオリジナリティ、安全性、実用性、さらにSTIの名が冠されたスポーティな装備まで考えれば、相対値としては妥当な価格と言えるだろう。5つ星評価パッケージング:★★★★インテリア/居住性:★★★★パワーソース:★★★★フットワーク:★★★★オススメ度:★★★★★
2016年07月23日
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…780馬力のインプレッサ!!! 記事はRESPONSEからです。 6月下旬、英国で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」。同イベント名物のヒルクライムにおいて、2016年の最速記録をスバル『インプレッサ』が叩き出した。このインプレッサ、2008年式の『WRX STI』をベースに、英国のロジャー・クラーク モータースポーツがフルチューンしたレース専用車。2.0リットル水平対向4気筒ターボエンジンは、最大出力780hp、最大トルク80.1kgmを獲得する。この怪物マシンが、グッドウッドの全長およそ1.8kmのヒルクライムコースでタイムアタック。46秒29のタイムで駆け抜けた。このタイムは、サーキット専用車のマクラーレン『P1』を公道走行可能に仕立てたマクラーレン『P1 LM』の47秒07を上回るもの。今年のヒルクライムでは、マクラーレンP1 LMが市販車部門の1位。一方、インプレッサは、レース専用車を含めた総合で、1位を獲得している。
2016年07月20日
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86…ではなく、あくまでBRZ。新型BRZ、です。記事はRESPONSEからです。 スバル『BRZ』がマイナーチェンジした。デザイン面ではフロントバンパーとヘッドランプ、そしてリアコンビランプが変更されている。当初、マイナーチェンジということでバンパーの変更を想定しデザイン開発がすすめられていた。しかし、先進感を求めフルLED化にする案が出されたことから、それに合わせヘッドランプとリアコンビランプの変更が行われたという。富士重工業スバル商品企画本部デザイン部の雲野弘樹さんによると、「スバルは、六角形のヘキサゴンモチーフと、ホークアイのヘッドライトの中に文字モチーフを入れるというアイデンティティは、これまでも行ってきているもの」と話す。そこでBRZも「“コ”の字をモチーフとして入れることで、スバルの水平対向のエンジンが搭載されている、水平対向のピストンが動いているというイメージを表現している」と述べる。実は当初、そのデザインは若干違っていた。「ヘッドライト上とボンネットのラインに合わせて、“コ”の字を斜めに配していたので、いわれないと水平対向のイメージが伝わらなかった」と雲野さん。そこで、「水平対向は四角く、安定感もあることを表現した方がスバルらしいのではないかと、開発の途中からコの字のライトを水平にし、また角度を変えてデザインした」という。また、安定感という面では、「今回のマイナーチェンジでは、安心感、安定感というセッティングも行われたので、その部分はヘッドランプのデザインでも見せようという意見もあり、反映させた」と説明。その結果、「バンパー下部に左右に配したエアインテークを結ぶラインにより、飛行機のウイングモチーフというスバルのDNAを出しつつ、中に水平対向エンジンが入っていることをヘッドランプでも表現していることから、兄弟車とは違うことをデザインでも表現できたと思っている」と語った。
2016年07月09日
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カッコいいですね! 記事はRESPONSEからです。 富士重工業は、先行予約を開始していたスバル『レヴォーグ』の最上級グレード「STIスポーツ」を7月21日より発売すると発表した。レヴォーグ STIスポーツは、スバルのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)とのコラボレーションにより、レヴォーグが持つ走行性能と走りの質感、内外装の質感を高めた最上級グレードだ。エクステリアは、専用デザインのフロントフェイスやアルミホイールを採用。インテリアは専用のテーマカラーの「ボルドー」でコーディネートすることで特別感を演出し、レヴォーグ最上級グレードに相応しい仕様とした。足回りは、専用のチューニングを施したサスペンションを採用。専用コイルスプリングとの組み合わせにより、操縦安定性の向上と乗り心地の確保を高次元で両立した。価格は1.6STIスポーツEyeSightが348万8400円、2.0STIスポーツEyeSightが394万2000円。富士重工業では発表を記念して、レヴォーグ STIスポーツを代官山T-SITE ガーデンギャラリーにて7月1日から3日の期間特別展示イベントを実施する。
2016年07月01日
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この記事は、RESPONSEからです。 6月4日、マン島TTコースにおいて、市販四輪車の最速ラップタイムを記録したスバル『WRX STI』。同車が、この記録をさらに更新したことが分かった。6月4日のタイムアタックでは、マーク・ビギンズ選手が、マン島TTの一周およそ60kmの公道を17分49秒75で走り切り、前回記録を1分25秒も縮める新記録を打ち立てた。平均車速は、200km/hを超える204.34km/h。6月6日、ビギンズ選手は、再びタイムアタックを敢行。今度は17分35秒でマン島TTコースを駆け抜け、自身が持つ記録をさらに約14秒短縮することに成功した。平均車速は、207.17km/hだった。今回の挑戦に向けて、スバルの米国法人、スバルオブアメリカと英国プロドライブ社は、WRX STI をベースに、マン島TTコースのタイムアタック専用に仕立てた『WRX STIタイムアタック』を共同開発。スバルテクニカインターナショナル(STI)も、技術支援を行った。 WRX STIタイムアタックは、2.0リットル水平対向4気筒ガソリンターボエンジンを、最大出力600馬力までフルチューン。車両重量は1175kgに抑えられ、最高速は290km/hの性能を発揮する。 スバルは、「WRX STIの優れたAWDスポーツパフォーマンスが、あらためて実証された」とコメントしている。
2016年06月11日
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この記事は、5月30日付け RESPONSEからです。 5月28‐29日、ドイツで決勝レースが行われた「第44回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」。スバル『WRX STI』が再び、クラス2連覇を達成している。スバルはニュルブルクリンク24時間耐久レースに、2008年から9年連続で出場。2011‐2012年、クラス2連覇を成し遂げた。今年も「SP3T」クラスにおいて、2015年に続くクラス2連覇を目指した。SP3Tクラスは、排気量2.0リットル以下のターボ車で争うカテゴリー。2016年の参戦車両は、「NBRチャレンジ 2016」と命名。水平対向エンジンの持つ低重心、バランスの良さを最大限に活かし、コーナーリングスピードを向上。車体の軽量化および慣性モーメントの低減、空力性能、フロントダウンフォースの向上、レギュレーションの変更によるリストリクターの小径化に適したエンジンのセッティング変更、さらには新タイヤの投入などの改良を施した。ドライバーは、2015年のクラス優勝メンバーを継続起用。山内英輝選手(日本)、マルセル・ラッセー選手(ドイツ)、カルロ・ヴァン・ダム選手(オランダ)、ティム・シュリック選手(ドイツ)の4名体制で戦った。このスバルWRX STIが、今年のニュルブルクリンク24時間耐久レースにおいて、121周を走破し、SP3Tクラス2連覇を達成。同クラス2連覇は、2011‐2012年に続いて2度目。総合でも、20位につける活躍を示した。 チームを統括する辰己英治 総監督は、「スバルグループのチーム力、そしてスバルファンの皆さんのお陰でここまで来た。しかし、簡単には行かないなと実感した。トップでゴールでき、ファンの皆さんにも喜んでいただけたと思う。応援ありがとうございました」とコメントしている。
2016年06月02日
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この記事はRESPONSEからです。 リアル・スポーツ・ツアラーとして走りにも定評のあるスバル『レヴォーグ』。STIが仕上げたパフォーマンスパーツ装着車は、運転が上手くなると感じさせてくれるクルマに仕上がっている。 NISMO・STI・無限・TRDの4社で構成されるワークスチューニンググループの合同試乗会で、スバルのモータースポーツやアフターパーツを担うSTIが持ち込んだ、レヴォーグ STI パフォーマンスパーツ装着車。定番パーツに新しいパーツを組み込み、新たな運転の楽しさを表現する。 エアロパーツは、フロントアンダースポイラー・サイドアンダースポイラー・リヤアンダースポイラー・ルーフエンドスポイラーなど派手ではないが、風洞実験やニュルブルクリンクでテストされた結果から形状を決められたパーツを装着。フロント・サイド・リヤアンダーのセットでSTIスタイルパッケージとしても購入することが可能だ。 足回りはSTIフレキシブルタワーバー・STIフレキシブルドロースティフナーの定番フレキシブル系に加え、新たにSTIフレキシブルサポートサブフレームリヤを装備。リヤのサブフレームを純正品から交換することで、路面のうねりなどで動いてしまっていたサブフレームをシャキっとさせ、リヤの接地性を高め踏ん張りが増してバタつきが抑えられる仕組みだ。追従性が増しているのが感じられるはず。 エアロパーツのSTIスタイルパッケージに、STIフレキシブルタワーバー・STIフレキシブルドロースティフナーなどがセットになったSTIパフォーマンスパッケージも用意される。 STIエキゾーストキットも新たなラインナップとなる。今までも、リアピースだけのマフラーキットはあったが、新たにセンターパイプからリアピースまでがキット化された。これによりノーマル比で40%以上低背圧化され、鋭い吹け上がりで出足の良さを感じられる。 発売予定のSTIドリルドディスクローターやブレーキパッド、新作の19インチアルミホイールも装備されており、スタイリングも決まっている。
2016年05月28日
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この記事はRESPONSEからで、「人とくるまのテクノロジー16」という副題が付いています。 富士重工業(スバル)は、5月25日から27日までパシフィコ横浜で開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2016」に出展する。 スバルブースでは、スポーツセダン『WRX S4』を展示。優れた安定性や素直なハンドリングを支えるシンメトリカルAWDやサスペンションを床下カメラ映像で紹介。 さらに、スバルの思想や優れた質感を実現する取り組み、アイサイト(ver.3)やアドバンスドセーフティパッケージなどの先進安全技術を動画、パネルで解説する。
2016年05月22日
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特別なWRX-STI、その名はタイムアタッカー! この記事はRESPONSEからです。 スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは4月中旬、マン島TTコースにおける市販四輪車の最速記録の更新に挑戦すると発表。記録更新に挑む『WRX STI』のテスト車両が公開された。マン島TTは、英国で毎年開催される伝統の公道二輪レース。2011年、スバルはマン島の一周60.8kmの公道を、いかに早く走り切るかに挑戦し、当時の『インプレッサWRX STI』で、19分56秒7という市販四輪車の最速記録を達成。2014年6月には、再び『WRX STI』が記録更新に挑戦。タイムは19分15秒と、2011年の19分56秒7を、およそ40秒短縮する新記録を樹立した。この時の平均車速は、189.1km/hと驚異的。そして今回、スバルは3度目のマン島TTへの挑戦を発表。ドライバーには再び、英国の元ラリーチャンピオン、マーク・ビギンズ選手を起用。2014年に打ち立てた19分15秒の記録更新を目指す。今回、マシンを開発するプロドライブは、マン島TTに挑むWRX STIの「タイムアタックカー」のテスト車両の画像を1点公開。地面すれすれのフロントや大型リアウィングなどが、迫力のフォルムを生み出している。
2016年05月06日
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躍進するSUBARU・・・です。記事はRESPOSEからです。 富士重工業が発表した2015年度(2015年4月~16年3月)の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年度比4.0%増の95万0858台となり、5年連続で過去最高を記録した。国内生産は、『レガシィ/アウトバック(北米を除く全世界向け)』および北米向け『インプレッサ/XV』の増加が寄与し、同1.0%増の71万4879台となり、5年連続で過去最高台数となった。海外生産は、2014年にモデルチェンジしたレガシィ/アウトバックの好調が持続。同14.2%増の23万5979台となり、2年連続で過去最高台数となった。国内販売は同10.5%減の15万0814台で2年連続のマイナス。登録車はインプレッサ/XV、『フォレスター』が増加したものの、『レヴォーグ』が大きく減少し、同12.3%減の11万5591台。軽自動車も同4.2%減の3万5223台と前年割れとなった。輸出は同5.7%増の57万6483台、4年連続で過去最高を更新した。レガシィ/アウトバックの輸出が好調だった。
2016年04月29日
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RESPONSEの記事、第二弾は記事コピーだけお届けします。 「ニューヨークモーターショー16」で初めて公開された次期スバル『インプレッサ』は、現地では大幅に改善されたインテリアの質感が評価され、早く乗ってみたいと多くの記者、アナリストに言わしめたという。 走行性能アップだけでなく、エクステリアの質感、インテリアの高級感を高めることができたのは、「スバルグローバルプラットフォーム」によるところも大きい。そう語るのは、スバル商品企画本部 デザイン部 部長 石井守氏だ。 新しいプラットフォームは、これからのスバル車の基本となるもので、ハイブリッドやEVをも視野に入れて開発されている。複数の車種で共通化するため、これまでのインプレッサより、全幅、全長とも大きくなっている(それに伴い、トレッド、ホイールベースも延長)。このことは設計面で自由度を広げ、デザインワークにおいてはインテリア、エクステリアともにさまざまな取り組みや改善が実現できた(石井氏)。 例えば、ルーフの幅をそのままに、ルーフからドアパネルにかけてのサイドウィンドウの傾斜を広げることで、車室空間の確保と躍動感溢れるボディデザインが可能とした。また、前の座席レイアウトも余裕を持たせ、センターコンソール部分の幅も広がっている。メーターやパネルの配置も楽になり、操作性、居住性アップに加え、インテリアの高級感を出すために役立っている。 スバルの設計思想は「全てに必然がある機能美」の追求にある。新しいプラットフォームのサイズや構造は、剛性アップやプラットフォームの共通化だけでなく、デザイン面からも考えられたもの。石井氏は、「新しいデザインコンセプトを考えるとき、長く使う、アクティブに使うといったニーズを満たすためにも、プラットフォームからの変更が必要だった」と説明する。 いくつかの説明を受ける中、「全てに必然がある」を象徴するようなデザインもあった。ラジエターグリルの横方向にエンブレムを貫く形でバーの造形がある。そのライン上にはヘッドライトのLEDが「コの字」状に配置されている。石井氏によれば、これは中島飛行機が開発した星型対向エンジン(栄エンジン、誉エンジン)のコンロッドとピストンを表しているそうだ。 スバル車には、ただの飾りは存在しないようだ。
2016年04月24日
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遂にプレスリリースされました。この記事は2016年4月20日です。記事はRESPONSEからです。 20日、スバルは今秋発表予定の新型『インプレッサ』のプレ商品説明会を開催した。披露されたのは、先のニューヨークモーターショー16でデビューした新型。特徴は同社が3月7日に詳細発表した「スバルグローバルプラットフォーム」を採用した最初の市販車となる予定だ。 展示されたのは北米仕様で、ニューヨークモーターショー16の会場で公開されたのと同じ車両となる。そのため「ヘッドライト、インパネなど細部で日本で発売されるモデルとは異なっている」(商品企画本部プロジェクトジェネラルマネージャー 阿部一博氏)。EyeSight(アイサイト)も装備されていなかったが、現在、日本市場向けの価格、装備、仕様の細部を詰めているところで、詳しくは語られなかった。 というのも、インプレッサは北米での人気はもちろん、日本でも、軽自動車を除いたスバル車新車販売の40%を占めるという重要な車種であるため「この車で失敗は許されない」(阿部氏)と、相当な決意で臨んでいる。そのため、日本市場向けの開発には余念がない。 例えば、新しいプラットフォームでは、全幅が1777mmと37mm広がっている。国内の道路事情を考えると広げすぎではないかという懸念もあるが、走行性能や内装の質感アップ、ユーティリティ向上には欠かせないとして決定されたサイズだ。当然取り回しの良さは損なわないように足回り等には工夫が施されるはずだ。詳細はまだ公開できないとのことだが、サスペンションジオメトリ、ステアリングギア比、タイヤサイズ等で最適な最小回転半径に設定されるだろう。 阿部氏はまた、「新型インプレッサは、グローバルでミレニアルズに売って行きたい」という。ミレニアルズとは、米国で2000年以降に成人した若者で、人口の1/4を占める巨大な消費者層を形成している。これまでスバル車は、米国北西部などマウンテンと呼ばれる地域で評価される車だったが、近年、カリフォルニア、テキサスといった中南部にも市場を拡大している。リーマンショック以降、北米市場で好調な理由の一つでもあるが、さらに若年層への市場拡大を目指す。 阿部氏が「グローバルで」というように、日本など他の市場でも若い世代へのアピールを考えているようだ。少子高齢化が進む日本の場合、若年層市場はそもそも厳しいという見方もあるが、そこで止まっていたら市場は先細りするしかない。価格やユーティリティを含めて、新型インプレッサの今秋発表を期待したい。
2016年04月24日
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永遠のSUBARU360・・・です。記事はRESPONSEからです。 クラシックカーや旧車のイベントでは必ずといっていいほどその愛らしい姿を見かけるスバル『360』。「昭和のくるま大集合Vol.13」では、ユーラシア大陸を横断したという個体が参加して、多くのギャラリーから質問攻めに合っていた。オーナーは東京都内在住のハンガリー人、イムレさん。愛車は鮮やかな黄色の1968年式スバル360だ。2010年の夏、50年近く前に製造されたわずか360ccの小さなこの車で大冒険を敢行している。その驚きのチャレンジというのは、イムレさんの生まれ故郷であるブダペストに向け東京から陸路で”里帰り”をするというもの。コースは、都内から北海道の稚内に移動した後、フェリーで樺太に渡ってロシアへ。そこからシベリア鉄道に沿うように延びるロシアハイウエイをひたすら西へと走り続けた。「日本人だってお盆には里帰りするでしょう? それと同じ」とイムレさん。ハイウエイとはいえ、ダートが延々と続く過酷な道路状況。途中、ダンパー破損で現地車屋が無償で直してくれたり、各地のスバル取扱店で歓待を受けたりして29日間、約1万3000kmを無事走破した。その小さくてかわいいスタイルがロシアの人たちにも興味を持たれたという。半世紀前のスバル360のタフネスぶりとイムレさんの行動力に唖然とする来場者。2018年にはこの車でダカール・ラリーに挑戦するというから二度びっくりであった。この日は仲間の360や『R-2』、『サンバー トライ』も並び、スバル談議に花が咲いていた。
2016年04月15日
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いいですね・・・REVOGEとSTIのコラボ。記事はRESPONSEからです。 富士重工業は、スバル『レヴォーグ』の安全性と質感を高めた改良モデルを6月10日より発売する。また、走りと質感を進化させた、STIブランドの最上級グレードを2016年夏に発売すると発表した。今回の改良では、衝突安全性能をさらに強化。前面衝突時に瞬時にシートベルトを巻き取り、乗員を拘束するシートベルトプリテンショナーを左右リヤシートにも採用。リヤシートのクッションも安全性の高い構造に改良するなど、後席の乗員保護性能を向上した。さらに、フロントドアにアッパービームを追加し、側面衝突への対応も強化した。また、エントリーグレード「1.6GT EyeSight」には、新デザインの17インチアルミホイールを採用。ガンメタ塗装と切削光輝を組み合わせたスポーティで質感高いデザインを採用しつつ、空力性能の向上と軽量化も実現した。「GT-S」グレードには、スポーティかつ上質で華やかな印象を与える「ブライトパール内装」をメーカーオプションとして新設定。パールのような輝きをもったシルバー基調のレザーとブルーステッチによるコーディネートによって、インテリアの質感を高めた。さらに、フロントドアガラスの室内側ショルダー部ウェザーストリップを2枚化して、室内への透過音を低減。また、リヤクォーターガラスの板厚アップやカーゴルームの吸音材追加等で静粛性を高め、室内の質感と快適性を高めている。価格は277万5600円から356万4000円。
2016年04月13日
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SUBARU Blue・・・ 記事はRESPONSEからです。 「スバルファンミーティング」(栃木県佐野市、3月27日)では、往年のWRCカー6台や、『WRX STI』『BRZ』による高速周回路・商品性評価路ラン、プロラリードライバーによる圧巻ドリフトステージなど、“世界ラリーで鍛えたクルマ”がファンを魅了した。会場のスバル研究実験センター西側、旋回試験場エリアには、WRCで活躍したレガシィRS(1990-1993年)、インプレッサ555(1993-1996年)、インプレッサWRC98(1998年)、インプレッサWRC2006(2006-2007年)、インプレッサWRC2008(2008年)という5台の“スバルブルー”に加え、ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦したスバルWRX STI NBR CHALLENG 2013(2013年)などが並べられた。「インプレッサWRC1998デモラン」では、2度のPWRCチャンピオンに輝き、全日本ラリー選手権に参戦するプロラリードライバー・新井敏弘氏が登場。インプレッサWRC98を駆り、かつての「555スバル・ワールドラリーチーム」を想起させるほどの激しいドリフトを披露。スリップ煙をたてながら、ギャラリーすれすれの位置でマシンを滑らせるシーンは、圧巻。WRCへの参戦はないが、BRZの走りもファンを魅了。スバルドライビングアカデミートレーニングの専属ドライバーによる高速周回路200km/h超え走行や、幅員4mという狭い道を果敢に攻める商品性評価路ダートランは、ラリーさながら。同乗したファンたちの度肝を抜いた。
2016年04月09日
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この記事はRESPONSEからです。 スバル(富士重工)のFRスポーツカー、『BRZ』。同車が間もなく、デビュー以来、初の大幅改良を受けるようだ。これは3月22日、オーストリアの自動車メディア、『Autofilou』に掲載されたもの。同メディアが、改良新型BRZの画像を独自入手。読者に向けて、公開している。スバルBRZは2011年11月、東京モーターショー11で初公開。トヨタ自動車と共同開発された新型FRスポーツカーで、トヨタ版は『86』を名乗る。これまで、細かな年次改良を実施してきたBRZだが、今回、同メディアにリークされたBRZは、デビュー4年半を経て、初の大幅改良を受けるモデル。すでにトヨタは、86の大幅改良モデルを発表済み。BRZにも、86に準じた改良が施されるもよう。同メディアに掲載された画像からは、新デザインのバンパーやヘッドライト、ステアリングホイール、メーターなど、改良新型モデルの特徴が見て取れる。
2016年03月26日
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やはり、GP2乗り・・・としては、次期型が気になるところです。記事はRESPONSEからです。 スバル(富士重工)は3月23日(日本時間3月23日夜)、米国で開幕したニューヨークモーターショー16において、新型『インプレッサ』を初公開した。セダン、そしてハッチバックも刷新される。新型インプレッサは、スバルが中期経営ビジョン「際立とう2020」において、次世代モデルの第一弾として位置づける戦略車。新プラットフォームを初採用し、安全性能や走行性能を飛躍的に進化させた。 また新型には、スバル新デザインフィロソフィー「ダイナミック×ソリッド」を全面採用。さらに、内外装の質感も大幅に向上している。安全面では、アイサイトに加え、後退時自動ブレーキシステムなど、独自の運転支援技術を導入。優れた予防安全性能を追求した。 メカニズム面では、新開発の2.0リットル水平対向直噴エンジンを核としたシンメトリカルAWDシステムを、全車に搭載。従来型自然吸気エンジン比で、約80%の部品を刷新するとともに、軽量化することで、出力と燃費の向上を達成した。北米仕様の場合、最大出力は152hpを引き出す。トランスミッションには、改良型リニアトロニックを採用。レシオカバレッジの拡大と軽量化により、加速性能と燃費性能の向上を両立。全車にオートステップ変速を採用するとともに、マニュアルモードについては7速化。スバルは、「ドライバーのイメージ通りの気持ちいい加速感を実現した」とコメントしている。
2016年03月26日
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SUBARUの更なる意気込みが伝わってくる…記事です。この記事はRESPONSEからです。 7日に発表されたスバル(富士重)の次世代プラットフォーム。「スバルグローバルプラットフォーム」とのネーミングだが、その詳細はどうなっているのだろうか。発表会で主に技術関連の発表を担当した大拔哲雄執行役員(スバル技術本部 副本部長)のプレゼンテーションをベースに解説したい。大拔氏によれば、2025年までの使用と電動化まで見据えた次世代プラットフォームが目指したのは「動的質感の向上」である。動的質感とは、スペックなどの数値に現れる性能だけではなく、スムースさや気持ちよさに現れるものだという。ステアリングやペダルの操作感、それに対する応答、クルマの動き、音などの違いで運転を楽に感じる部分だ。これは、数値化、可視化するのは難しく、例えば、ある操作に対する1/10秒の動きの違いだったりする。スバルでは、従来からあるシミュレーションモデルによる設計に加え、1/1000秒単位で各部の動きを計測するセンサー、200点ものひずみ計測を実路、または専用開発したテストベンチでの測定・評価によって、動的質感を定量化・可視化しているという。体感する指標としては「まっすぐ走れる」「騒音・振動の抑制」「快適な乗り心地」を掲げた。目指すのは、「現行車両と同じ価格帯で欧州車のような動的質感を実現する」(大拔氏)こと。そして、これを実現するために、シャシー剛性の向上、さらなる低重心化、足回りの進化を進め、次世代プラットフォームでは、現行車両にくらべて70~100%の剛性アップを実現したという。 例えば、フロント部への横曲げ剛性は90%、フロントサスペンション剛性は70%、車体ねじり剛性は70%、リヤサブフレーム剛性は100%、それぞれアップさせているという。シャシー剛性が高まることで、曲がるとき、レーンチェンジでも車体がゆがむことが少なく、楽に曲がることができ、思ったとおりのラインをトレースすることができる。また、サスペンションとシャシーの共振周波数が重なる部分がなくなり、余分な振動を抑えることができる。 構造上のポイントもいくつかある。全体はスポット溶接に加え、構造接着剤も利用して剛性アップにつなげている。フロントのサイドメンバーからフロア、リアサブフレームまでを貫く2本のフレーム構造は、途中途切れることがなくつながった。現行車では、燃料タンク部分で直角に曲がり、フレーム通しが分断されているような状態だ。Aピラーからフロントのサイドインナーパネルにかけては大幅な補強が行われている。これは、『レヴォーグ』のシャシーでも採用された方式だが、次世代プラットフォームでは、さらに結合部分が強化されている。この部分のインナーパネルの補強は、競技車両では行われることはあるが、市販車では珍しい。足回りでは、キングピンのマスオフセット(ホイールの中心位置とサスペンションストラットの軸のズレ)を現行車両に比べて15%小さくしている。あわせて、アッパーマウントとその周辺のタイヤハウスの形状と補強によって、サスペンション取り付け部の剛性も向上させている。これらによって、路面の入力に対して、サスペンションが設計どおりの動きをしてくれるという。サスペンションの動きを考えてジオメトリを設計しても、実路でボディや取り付け部がゆがんでしまっては、性能どおりの動きをしてくれない。リアスタビライザーは、車体のロール方向の揺れに対して、サスペンションの左右をリンクさせ、揺れを抑えたり、左右のタイヤの接地圧を制御するための部品だ。通常、サスペンションのリンク部分をつなぐだけか、サスペンション本体(ストラットやメンバー)に固定するが、次世代プラットフォームのリア部では、シャシーに固定することでその効果をアップさせている。操縦安定性や応答性の向上には、重心の低さがひとつのポイントとなる。水平対向エンジンは低重心化に大きく貢献するものだが、次世代プラットフォームでは、現行車両よりさらに5mmダウンするそうだ。パワーユニットやリアデフなども10mm低くなる。加えて、フロントの座席も10mm、ペダルを置くヒール部も20mm、それぞれ下がる。あまり下がるとロードクリアランスが若干不安になるが、座席等のローダウン化は、視界の確保(ルーフが同じ高さなら)にもよい影響を与えそうだ。次世代プラットフォームは剛性アップと走行性能だけを考えたものではない。2025年までを見据えたというのは「それまでの車種、自動運転、電動化だけのことではなく、2025年までの衝突安全性能も見据えているということ」(大拔氏)。走行安定性、操縦性の向上は、危険回避や安定走行という面で安全にも寄与するが、強化構造のフレーム、ホットプレスなど高強度材の最適化などで、衝突時の乗員保護、歩行者保護を徹底するという。乗員保護では、より複雑な衝突シチュエーションへの対応がグローバルに求められている。また、幼児から高齢者までさまざまな乗員を想定する必要もある。これは歩行者保護においても同様だ。スバルでは、すでにオブリーク衝突を前提とした衝突実験を行っているという。オブリーク衝突とは、クルマが斜めに角度がついた状態で、前方からクルマが突っ込んでくる形の衝突だ。発表会で上映された実験映像では、大型SUV相当のクルマに衝突され後方に10メートル以上はじきとばされても、キャビンの空間は確保されていた。
2016年03月08日
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北米でのSUBARU躍進は続いています。記事はRESPONSEからです。 スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは2月2日、1月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、1月としては過去最高の4万1101台。前年同月比は0.7%増と、50か月連続で前年実績を上回った。 牽引役を果たしたのは、2013年春にモデルチェンジした『フォレスター』。1月は1万1904台を販売。前年同月比は6.2%増と、2か月連続で増加した。フォレスターの月販台数が1万台を超えたのは、30か月連続。 一方、もうひとつの主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は1月、1万1197台を売り上げたものの、前年同月比は1.4%減と、2か月ぶりに減少した。セダン版の『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は、15.3%増の4473台と、2か月連続のプラス。2012年9月に発売された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)は、6448台を販売。前年同月比は1%減と、14か月ぶりに前年実績を下回った。また、『WRX』シリーズは1月、『WRX STI』を含めて、2336台を販売。前年同月比は、3.9%減と2か月ぶりの前年割れ。また、『インプレッサ』(「WRX」を除く)は1月、4382台を販売。前年同月比は14%減と、7か月ぶりに前年実績を下回る。スバルの2015年米国新車販売は、過去最高の58万2675台。前年比は13.4%増と、7年連続で前年実績を上回った。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「2015年の勢いは、2016年も続いている。1月は新記録」と述べている。
2016年02月10日
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この記事はRESPONSEからです。 スバルテクニカインターナショナル(STI)は10月28日、スバル『WRX STI』をベースとした特別仕様車「S207」を400台限定で発売した。S207は、エンジン構成部品のバランスを取り、排気システムの向上、加給圧アップなどを施し、専用設計のECUでエンジンを制御、内外装にも専用装備を追加した。13年ぶりに出力が向上し、「Sシリーズ」史上最高のスペックを誇るマシンになった。 フロントサスペンションには、ビルシュタイン製の「DampMatic2」を採用、タイヤは専用設計となるダンロップ製「SPORT MAXX RT 255/35/19」を装着、brembo製のフロント6ポット、リア4ポットのモノブロック対向キャリパーにドリルドローターを組み合わせる。エンジンは2.0リットル水平対向4気筒、ツインスクロールターボ搭載、最大出力328ps、最大トルク44kgm。 大型の専用フロントアンダースポイラーやリヤバンパーエアアウトレットなどにより走行性能が高められ、インテリアでは、セミアニリンレザーを採用した専用設計のRECARO製バケットシートは上質さを演出するとともに、高いホールド性を実現している。
2016年01月25日
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これこそ カッコいい! 記事はRESPONSEからです。『WRX S4 SoprVita』は、「大人になったらスポーツセダン」という想いが込められたスバル『WRX S4』の上級グレード「2.0GT-S EyeSight」をベースに内外装を専用に仕立てた500台限定モデルだ。SoprVita(スポルヴィータ)という名は、伊語のSportiva(スポーティな)とVita(人生)を合わせた造語で、WRX S4 がもともと持つスポーツ性能に加えて、さらにリッチでプレミアムな室内空間で上質な移動時間を愉しむという意味が込められているという。インテリアに、イタリア・トリノを拠点とする老舗皮革メーカーの MARIO LEVI(マリオ・レヴィ)社による専用本革シート(タン+ブラックの2色組み)が採用された点が大きな特徴。上質を散りばめた、まさに大人の空間に仕上げている。マセラティやアルファロメオなどイタリア車の内装を数多く手がけてきたブランドならではのエモーショナルなコーディネートに注目だ。11月に500台限定で販売が始まったSporVita。そのユーザーは、輸入車やレクサスといったアッパークラス・プレミアムブランドからの移行が多く、その半数以上が50~60代男性で占めているという。まさに、人生にこだわりを持ちながら、自分のモノ選びに自信をもっている「違いのわかる大人の男」が買っていると言えるだろう。WRX S4が持つ折り紙付きの“走り”に“上質とこだわりのドライビング空間”をプラスした「WRX S4 SoprVita」。価格は390万9600円だ。そのベースとなるWRX S4 2.0GT-S EyeSight は356万4000円だから、40万円弱の追加で、カタログモデルではオプション扱いとなっている245/40R18サイズのハイパフォーマンスタイヤとアルミホイール、さらに予防安全機能の「アドバンスドセイフティパッケージ」を標準装備とするなど、デザイン、機能面、走行面、そして価格と全方位でぬかりはない。なお、上質な欧州車を彷彿とさせるボディカラー「ラピスブルーパール」は、2016年1月17日受注分までの期間限定ということなので、よりスポルヴィータの世界を楽しみたいのであれば、急いだ方が良いだろう。「違いのわかる大人の男」だからこそ選ぶ一味違うスバル、注目の一台と言えそうだ。
2016年01月07日
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2016年 本年もよろしくお願いいたします。 さて、SUBARU車 米国での販売が伸び続けています。記事はRESPONSEからです。スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは1月5日、2015年の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、過去最高の58万2675台。前年比は13.4%増と、7年連続で前年実績を上回った。最量販車は、『フォレスター』。2015年実績は、これまでの販売記録を更新する17万5192台。前年比は9.5%増と、好調だった。また、もうひとつの主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)も人気。2015年は過去最高の15万2294台を販売。前年比は9.7%増と伸びた。『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も、15.6%増の6万0447台と売れている。2012年9月に発売された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)も好調。2015年は、新記録となる8万8927台を販売。前年比は25.3%増と伸びた。さらに、『WRX』シリーズは、『WRX STI』を含めて、2015年は過去最高の3万3734台を販売。前年比は、32.3%増と大幅な増加。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は2015年、6万6785台を販売。前年比は15.2%増と、プラスに転じた。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「販売店の努力に感謝したい。2016年も成功が続くだろう」と語っている。
2016年01月07日
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2015・2016イヤー・カーof JAPANが決まりましたね。この記事はRESPONSEからです。 モータージャーナリスト・タレントの竹岡圭氏はマツダ『ロードスター』に10点。以下は日本カー・オブ・ザ・イヤーHPに掲載されたコメントである。 「世界中のマツダ ロードスターファンに、日本のカー・オブ・ザ・イヤーはマツダ ロードスターです! と、堂々と言えるクルマ作り。原点回帰という手法で、世界中のファンを裏切ることなく、また誰もが気軽にライトウェイトスポーツを楽しめるクルマに仕上がっている上に、ファーストカーとしても選びやすいパッケージング力も見事。そして、とにかくカッコイイ! クルマに興味がない人にも、興味を抱かせるほどの魅力を持っている」。 全投票点数は下記の通り。 マツダ『ロードスター』:10点 ホンダ『S660』:9点 ジャガー『XE』:3点 BMW『2シリーズ アクティブ ツアラー/グラン ツアラー』:2点 テスラ『モデルS P85D』:1点 竹岡圭|モータージャーナリスト・タレント 「クルマ&カーライフは楽しくなくっちゃネ!」をモットーに、さまざまな媒体で「喋って・書いて・走って」を実践する女性モータージャーナリストとしてカーライフ全般を女性の視点からレポートする。モータースポーツでも、耐久レースやラリーレイドなど数々のレースに参戦するなど、硬軟幅広く携わる。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)理事、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
2015年12月12日
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後先が逆になりましたが… こちらが先に発表された、次期インプレッサ… こちらは5DOORコンセプト、ですね。記事はCar Watchからです。 スバル(富士重工業)は10月28日、東京モーターショーで「インプレッサ 5-DOOR コンセプト」を世界初公開した。 同社が2014年5月に発表した新中期経営ビジョン「際立とう 2020」において次世代モデルの第1弾として位置付ける、次期インプレッサをイメージしたデザインスタディモデル。次世代モデルはSGP(Subaru Global Platform)として2016年より投入することが発表されており、インプレッサからアウトバックまで設計構想を統一する。スバルのラインアップのなかでエントリーモデルに位置付けられるインプレッサだが、今回のコンセプトモデルでは凝縮されたボディーサイズのなかでもダイナミックでソリッドなデザイン要素を盛り込み、クラスを超えた質感を与えた。そのデザイン全体像は、インプレッサのみならず今後のスバルデザイン全体の方向性を示しているという。 5名乗車が可能なインプレッサ 5-DOOR コンセプトのボディーサイズは、4400×1880×1440mm(全長×全幅×全高)。現行「インプレッサ スポーツ」の4420×1740×1465mm(全長×全幅×全高、1.6i/1.6i-L EyeSight/2.0iなど)と比べ20mm短く、140mm広く、25mm低いサイズ。ホイールベースは2670mmで25mmストレッチしている。タイヤサイズは235/40 R19。 デザイン面での具体的な特長としては、フロント/サイド/リアの各デザインをダイナミックでソリッドな面構成でつなげ、スバルデザインの特長の1つになっている立体的で塊感のあるボディーを構築。5ドアスタイルの凝縮感あるボディー形状の要所に躍動感のあるキャラクターラインをレイアウトし、Cセグメントという限られたサイズのなかで「安心と愉しさ」のデザイン表現を追求。ボディーカラーには金属本来の輝きを持つ高輝度シルバーが採用されている。 フロントまわりでは、ヘキサゴングリルからシャープなホークアイヘッドライトまでを立体的に構築するとともに、フロントからリアまでという各部のデザインが1つの塊となる起点としての役割を担っているという。 また、ボディーサイドではフロントフェンダーからリアショルダーまでをつなぐ抑揚のあるキャラクターラインや、リアに向けて跳ね上がるドアパネル下部のキャラクターラインを与えて躍動感を表現。力強く張り出すフェンダーアーチはスバルAWDがもたらす信頼感を表現した。 リアまわりについては、ヘッドライトと共通のモチーフを持ち、かつワイドに表現されたリアコンビネーションによってワイド&ロースタンスを表現。さらにキャビンを絞り込むことで、軽快な5ドアスタイルにいっそうスポーティな印象を与えたとしている。
2015年11月28日
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次期インプレッサの話題、こちらはセダン・タイプですね。記事はCar Watchからです。 2015年ロサンゼルスオートショーにて、スバル(富士重工業)は次期インプレッサを示唆する「インプレッサ セダン コンセプト」のワールドプレミアを行った。 プレスカンファレンスでスピーチを行った富士重工業の吉永泰之社長は、「スバルは新型フォレスターの導入などの影響を受けて、好調なセールスを持続しています。2015年度の上半期に全世界で47万2000台を販売しました。これは新記録で、通年でも95万3000台を販売する見込みです。アメリカ市場も同様に好調に推移していて、毎年成長を示しています」とグローバルで高成長を遂げていることを紹介。 また、今回ワールドプレミアを行ったインプレッサ セダン コンセプトについては、「このコンセプトモデルが示唆している次期インプレッサから新世代のモデルへと切り替わります。新しいプラットフォームが採用され、その後に登場する車種にも展開していきます。新しいプラットフォームの採用とともに、さらに安全性を拡張します。また、現行インプレッサは国内のみでの生産でしたが、次期型はアメリカでも生産します。現在、インディアナの工場では約18万台が生産されていますが、2016年末までには40万台へ生産能力を向上させます。そのために50億ドルの投資を行います。生産能力の向上により、アメリカ市場で商品が品薄になっているアウトバックの量産にも対応できます」とコメント。 このように、次期インプレッサから世代が切り替えられ、新たな技術やデザインが採用させるようだ。また、好調なアメリカ市場に対応するために大幅な投資も実施するというのがプレスカンファレンスの主な内容となった。 東京モーターショーで初公開した「インプレッサ 5-DOOR コンセプト」に続いて、ロサンゼルスオートショーで発表された「インプレッサ セダン コンセプト」。ともに2014年5月に発表された新中期経営ビジョン「際立とう2020」において、スバルが次世代モデルの第1弾として位置づける次期インプレッサのデザインスタディとなる。 セダンと5ドアコンセプトはともに躍動感に溢れたデザインが特徴になる。近年、スバルがデザインテーマに掲げているのが「ダイナミック」と「ソリッド」の2つで、その両要素をバランスを見ながら盛り込んでいる。ただ、見た目だけのデザインではなく、空力特性も考慮した上のデザインであって、機能性を持っているのも特徴の1つになる。 具体的には、コンパクトなセダンスタイルの要所に躍動感を感じさせるキャラクターラインを配していて、スバルが提供する価値である「安心と愉しさ」のデザイン表現を行っているという。また、エクステリアカラーには、スポーティさとエネルギッシュな印象を追求した「ルビーレッドメタリック」を採用するとともに、高い質感を持つグロスブラックを随所に組み合わせた。 吉永社長のスピーチでも明らかになったように、次期インプレッサからプラットフォームが刷新される。併せてデザインも躍動感を全面的に押し出したスポーティかつスタイリッシュなものに改良される。水平対向エンジンとシンメトリカルAWD、先進のアクティブセーフティがもたらす機能面や安全性に加えて、高いデザイン性も兼ね備えるというのが次世代商品群の特長になるようだ。
2015年11月28日
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この記事が世界を駆け巡っています。インプレッサ乗り・・・としては気になります。記事はCar Watchからです。 スバル(富士重工業)は11月10日、米ロサンゼルスで開催されるLAオートショー2015(プレスデー:11月17日~19日、一般公開日:11月20日~29日)で、「インプレッサ セダン コンセプト」を世界初公開すると発表した。 プレスカンファレンスは現地時間の11月18日14時35分(日本時間11月19日7時35分)よりスバルブースで行われる。
2015年11月11日
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FIAT500の限定車ですね。赤と白がカラーに取り入れている。記事はCar Watchからです。 FCA ジャパンは、「500(チンクエチェント)」の限定車「500 Super Pop Auguri!(スーパーポップ アウグーリ)」を11月7日に発売する。 価格は179万2800円で、ボディーカラー別に「パソドブレ レッド」「ボサノバ ホワイト」各100台、計200台を販売する。 車名に使われているAuguriはイタリア語で「おめでとう」という意味を持つお祝いの言葉。クリスマスや年末年始を控えるこの時期に、レッドとホワイトの紅白をボディーカラーに設定している。 2色のうち「パソドブレ レッド」はこれまで500 Super Popには設定されたことのないボディーカラーとなっている。また、限定車用の「ビンテージスタイル ホイールカバーキット」を装備に追加しつつ、ベースとなる1.2 Pop(199万8000円)から20万円以上引き下げた価格も魅力となっている。
2015年11月07日
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この記事は、Web CGからです。 スバルのクロスオーバーSUV「インプレッサXV」に、内外装の変更を含む改良が施された。従来モデルからの進化の度合いを、クローズドコースで試す。 カタログにもボディーにも書いていないため、フト忘れがちだが、XVは「インプレッサ」シリーズの一員である。一員どころか、2012年9月の発売以来、いまやシリーズ全体の販売の4割を占める基幹モデルだ。年間1万7000台といえば、国内販売12万台規模のスバルにとっても重要なプレイヤーである。 その都市型SUVが、東京モーターショー2015のタイミングでフェイスリフトを受けた。フォグランプのハウジングにL字型の加飾プレートが付き、一見して新しい顔つきになった。17インチアルミホイールのデザインも新しくなっている。XVが成功した理由のひとつは色だと思う。カーキ色やオフホワイトといった、日本車には珍しい微妙なトーンのすてきな色がある。オレンジ色も人気だが、例えば「トヨタ・アクア」のオレンジと比べると、はるかに深みのあるいい色だ。そんな魅力的な品ぞろえのボディーカラーには、ブルー系の新色2色が加わった。 そのほか、ステアリングギア比が15.5から14.0へと速くなった。横剛性アップを狙って、フロントサスペンションのクロスメンバーが「WRX」と同じものに変わり、リアタイヤのグリップ向上のために、リアサスペンションのブッシュのバネ定数も見直された。クローズドのテストコースで行われたミニ試乗会のプレゼンテーションでは、以上のような変更点も紹介されたが、それらは昨年秋に行われたインプレッサシリーズのマイナーチェンジですでに施行されているものなので、2014年11月以降の新車に乗っているXVオーナーなら歯がみする必要はない。ステアリングギア比を速くしたのは、ハンドルをきってから曲がりだすまでのディレイをなくすためだという。その結果、新型XVのステアリングレスポンスはライバル車とは一線を画し、車高の低いハッチバック車と変わらなくなったと主張する。チョイ乗りで「2.0i-L EyeSight」を試した時はそのへんを重点的にチェックしたが、その直後に同じコースで乗ったのが、同じステアリングシステムを持つ「フォレスター」だったせいもあり、主張にあるような違いはわからなかった。 ただ、運動性能に関して、ロードクリアランスが約5cm大きいだけの2リッターインプレッサ、というXVのキャラクターは、お色直しした最新モデルでも、もちろん変わっていない。(文=下野康史<かばたやすし>/写真=郡大二郎)【スペック】全長×全幅×全高=4450×1780×1550mm/ホイールベース=2640mm/車重=1410kg/駆動方式=4WD/エンジン=2リッター水平対向4 DOHC 16バルブ(150ps/6200rpm、20.0kgm/4200rpm)/トランスミッション=CVT/燃費=16.2km/リッター(JC08モード)/価格=259万2000円
2015年10月26日
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30年前・・・ しかし、この日がホントにやって来たのですね。この記事はCar Watchからです。 NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Part1)」誕生から30周年を記念するとともに、「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Part2)」の劇中で描かれていた未来、2015年10月21日の到来を記念し、東京・お台場で「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』30周年アニバーサリー FUKU-FUKU×BTTF GO!デロリアン走行イベント」を、日本環境設計株式会社とともに実施した。 このイベントに登場したデロリアンは、BTTF(バック・トゥ・ザ・フューチャー) Part2の劇中に登場した、ごみを利用して動くデロリアンを体現。古着などの衣料品からバイオエタノールを作成する日本環境設計の技術を活用し、バイオエタノール燃料で動く仕様となっていた。実際に今回のイベントでは、イオンモールなどで回収した古着から作られたバイオエタノール燃料を使い、劇中での“未来”到達時刻である「2015年10月21日16時29分」へのカウントダウンとともに走行が行なわれた。 イベントは、映画評論家の有村昆さんがMCとなり、BTTF Part1が公開された1985年から、2015年までプロ野球の現役選手として活躍した元中日ドラゴンズ投手の山本昌さんと、山本昌さんの大親友で、山本さん同様に長く現役として活躍した野球解説者の山崎武司さんをゲストに迎えて進められた。 イベントでは、有村さんの進行により、BTTFで描かれていた“未来”の2015年の様子と、実際の2015年との違いを比べたり、2015年10月21日到来を記念して発売された「バック・トゥ・ザ・フューチャー トリロジー 30th アニバーサリー デラックス・エディション」の特典内容を紹介したりした。
2015年10月24日
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この記事はCar Watchからです。 スバル(富士重工業)は、10月29日~11月8日(プレスデー:10月28日~29日、プレビューデー:10月29日、一般公開日:10月30日~11月8日)の期間に東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催する「第44回東京モーターショー2015」の出展概要を発表した。今回の東京モーターショーでは、スバルの将来ビジョンを具現化した「SUBARU VIZIV FUTURE CONCEPT」(スバル ヴィジヴ フューチャー コンセプト)と、次期インプレッサのデザインスタディモデル「IMPREZA 5-DOOR CONCEPT」(インプレッサ ファイブドア コンセプト)という2台のコンセプトモデルを世界初公開する。このほか、10月28日に発表を予定するWRX STIのSTIコンプリートカー「S207」や、WRX S4に500台限定で設定する特別仕様車「SporVita」(スポルヴィータ)など10台を参考出品する。 世界初公開されるスバル ヴィジヴ フューチャー コンセプトのテーマは「ワクワク」。スバル車を持つことでユーザーの生活が便利に、おもしろくなるといったワクワクするようなストーリーを紹介するために製作された車両で、「スバルらしいデザイン」「スバルらしい安全と自動運転」「スバルらしい環境対応の方向性」という3点を訴求要素としている。 デザインでは、スバルのデザインフィロソフィーである「ダイナミック&ソリッド」を内外装で表現。外観では力強いソリッドボディーとして、張り出したフェンダーと硬質な面質によって「どこにでも行けるAWD性能」を表現。内装ではセンターからシンメトリカルに広がる躍動感あるモチーフを用い、力強い骨格による安心感とドライビングへの期待感を表現。色遣いはベージュと黒を基本に、アクセントカラーとしてオレンジを使ってアクティブなライフスタイルを想起させるものとしている。 パワートレーンでは「セグメントトップの正味熱効率を実現する」という小型・軽量な次世代直噴ダウンサイジングターボエンジンを車両フロント部分に搭載し、XV ハイブリッドで市場導入したシステムを全面的に進化させた次世代ハイブリッドシステムを設定。これに加え、リアアクスル同軸上にシングルモーターを配置して、プロペラシャフトを使うことなく4輪を駆動させる「シンメトリカルモーターAWD」を構築。力強さを感じさせる内外装に見合った走破性や走りの楽しさを持たせつつ、燃費性能も高次元で両立することを目指している。また、シンメトリカルモーターAWDではコーナーリング時にリアタイヤの駆動力を高め、ベクタリング作用を使って運動性能を高める。 もう1台の世界初公開となる車両はインプレッサ 5-DOOR コンセプト。2014年5月に発表した新中期経営ビジョン「際立とう 2020」の公開後に一新される第1弾モデルとなる次期「インプレッサ」のデザインをイメージして、5ドア車両のデザインコンセプトとして公開される。 デザインフィロソフィー「ダイナミック&ソリッド」を本格採用した車両となり、スポーティさや先進性によってドライビングに対する期待感を向上させ、安心感を高める機能価値を凝縮。前後を絞り込むボディー造形と軽快な走りを予感させるフェンダー造形を採用し、徹底した空力処理を施すことで、クラスを超えた価値を表現するデザインになっているという。 10月28日に発表を予定するWRX S4 スポルヴィータは、イタリア語の「Sportiva(スポーツ)」「Vita(人生)」を組み合わせた名前を持つ500台限定の特別仕様車。外観では特別設定する「ラピスブルー・パール」のボディーの要所をシルバーアクセントで彩り、インテリアにはイタリアの老舗革メーカー「マリオレヴィ」とのコラボレーションによる専用本革シートを用意。
2015年10月10日
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この記事は、Car Watchからです。 スバル(富士重工業)は9月17日~10月20日の期間、本社ショールーム“SUBARU STAR SQUARE”において歴代のスバル車を展示する「六連星(むつらぼし)の名車展」を開催する。 「六連星の名車展」では、歴代の名車から現在の市販モデル、未来へ向けたコンセプトカーなど12台を、当時のカタログなどと共に展示。航空機メーカーをルーツとする富士重工業の60年以上に渡る歴史を、時代の変遷に合わせて紹介する。六連星の名車展の展示車両 ・「スバル 360 スーパーデラックス」 ・「スバル 360 カスタム」 ・「スバル ff-1 1300 Gスポーツセダン」 ・「レオーネ 4WDツーリングワゴン」 ・「アルシオーネ」 ・「ジャスティ」 ・「レガシィ ツーリングワゴン」(2代目) ・「アドバンスドツアラー コンセプト」(コンセプトカー) ・「SUBARU VIZIV 2 CONCEPT」(コンセプトカー) ・「レヴォーグ」(現行モデル) ・「WRX S4」(現行モデル) ・「レガシィアウトバック」(現行モデル)会場:富士重工業本社ショールーム“SUBARU STAR SQUARE”(東京都渋谷区恵比寿 1-20-8エビススバルビル)
2015年09月20日
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ジャスト! My car! 記事はCar Watchからです。 年々進化するスバル車。「最新のポルシェが最良のポルシェ」という言葉があるように、ポルシェと同じ水平対向エンジンにこだわるスバル(富士重工業)もまた、「年改」という表現で多くのモデルを毎年進化させている。実は、スバルのBOXERエンジン(水平対向エンジン)は今年2月の時点で累計1500万台を生産しているのだ。この数値には改めて驚かされる。世界中でスバル車が認められている証と言えるだろう。今回ここで取り上げたいのは2014年終盤に改良が施された「インプレッサ」だ。最近はレガシィやWRXなどが騒がれていたから、その陰に隠れて目立たなくなっているのだが、日本の道路事情にジャストフィットのインプレッサは、今や“スバルのカローラ”と言ってもよいほどの存在感がある。さて、スバルはほとんどのモデルでシャシーやサスペンションなどの、いわゆるモジュールやパーツの共有化が進んでいるメーカーだ。そのなかでも基本的な骨格となるシャシーは、2011年に現在の「SIシャシー」と呼ばれるものに進化している。SIシャシーの基本は、フロントがストラット式サスペンションでリアにダブルウイッシュボーン式サスペンションを採用する高度なプラットフォームと言える。現在ではこのSIシャシーがほとんどのスバル車の基本プラットフォームになっているのだ。その一番の恩恵を受けているのがインプレッサだと個人的に考えている。例えばカローラのリアサスペンションはトーションビーム式という左右輪が1本の軸で繋がったサスペンションだが、インプレッサはSIシャシーゆえにダブルウイッシュボーン式。つまり、4輪独立懸架方式なのだ。当然、乗り心地やコーナーリング性能に差が出る。エントリーモデルとなる1.6リッターエンジン搭載の2WD(FF)モデルは160万円弱と、ライバルに比べてもリーズナブルな価格設定で、そんなモデルでも4輪独立懸架のリアにはダブルウイッシュボーン式サスペンションを装備しているのだ。個人的に、プラットフォームとサスペンションにおいてスバルは国内のトップメーカーであると考えている。では、なぜダブルウイッシュボーン式サスペンションが素晴らしいのか。F1マシンの前後サスペンションもダブルウイッシュボーン式。F1マシンの走行シーンを思い出してほしい。前から見ると、ボディーからタイヤに延びる数本の棒のようなものがある。1本はフロントタイヤを左右に動かすための「タイロッド」で、ほかに上下に2本の棒があるはず。これが「サスペンションアーム」だ。上がアッパーアームで下がロワアーム。つまり、上下2本のアームを持つサスペンションをダブルウイッシュボーン式と呼んでいる。これに対してストラット式は、下側のロワアームのみを持つサスペンション形式のことを言い、フロントサスペンションに多く用いられているが、高級車は前後ともにダブルウイッシュボーン式が多い。では、ダブルウイッシュボーン式サスペンションのなにが優れているのかというと、サスペンションがストロークしてもタイヤの接地面の変化量が少なく、キャンバー角などによる接地面のコントロールが比較的容易にできるのだ。また、ロールセンターというコーナーリング時のロールに関係する中心点の移動が少なく、安定性にも優れている。このようにメリットは多いが、部品点数が多くなってコストが上がることと、サスペンションアームの長さが必要で、ボディースペースが制約を受けるなどのデメリットもある。そのため、大型高級車やスポーツカーに多く取り入れられているのだ。そんな高級なサスペンションをリアに採用するインプレッサだが、2014年の改良ではそのサスペンションのショックアブソーバーの減衰力やコイルスプリングのバネ定数の最適化が図られた。同時にステアリングギヤ比が16.0:1から14.5:1へとクイック化され、よりスポーティなハンドリングに進化している。走り始めて感じるのは、乗り心地がよくなっていることだ。ステアリングギヤ比をスポーティ方向に振っているのでサスペンションもハードにセットし直したのかと思いきや、実際はソフト方向に感じる。これは、主にショックアブソーバーのバンプ(縮み側)の減衰を落としていることが理由とのこと。アブソーバー内バルブのオリフィス径などを変更しているので、リバンプ(伸び側)の減衰変更はないものの若干特性が変わっているようだ。また、スプリングレートにも変更はないが、よりショックアブソーバーの動きがよくなるような処置がとられている。そのメカニズムについてはコイルスプリングの端末の形状を変更しているとのこと。そのロジックが興味深いところだが、聞き出すことができなかった。また、リアブッシュを固めているそうだ。なるほど、サスペンションフィールは以前と比べてソフトなのに、スポーティなハンドリングに感じるのはこのあたりのギミックなのだと納得。リアの接地感が高く、ステアリングがクイックなので早いステアリングワークでもクルマが不安定にならないのだ。さて、このハンドリングに関しては17インチタイヤを履くSモデルの方の完成度が高く感じる。16インチモデルでは、若干スムーズさが落ちるように感じるのだ。いずれにしろ、それなりにコーナーリングを攻めると、クルマがロールしてバンプストッピングラバーでロールが制限されたはじめたあと、アンダーステアの傾向にはっきりと変化するのが一般的。この傾向のほうが安全で、16インチモデルははっきりと変化が起こり、17インチモデルは徐々にアンダーステアに変化していく。また、ハンドリングだけではなく静粛性と乗り心地も16インチと17インチで異なる。これは主に17インチのSには遮音材、制振材が多く使われていることに起因するようだ。特に後席の乗り心地に関しては、Sのシートの材質が優れていることが大きい。さらに高速走行では、セダンのG4よりも5ドアハッチバックのスポーツの方が静かだと感じる。どちらのモデルにもリアワイパーがあり、スポーツよりもG4のほうが空気の流れ上にワイパーがあるため、わずかに静粛性が異なるのだろう。特に後席に座っていただけにそう感じたのかもしれない。
2015年09月11日
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スバルREGACYに機能追加・・・ですね。これからはiPhoneに載ってるApp Siriでの操作が増えてくるのでしょうかね。 記事はCar Watchからです。 スバル(富士重工業)は、2014年10月に発売した6代目の「レガシィ アウトバック」「レガシィ B4」の改良を実施。先進安全装備「アドバンスドセイフティパッケージ」を全車に標準装備して10月1日に発売する。価格はレガシィ アウトバックが318万6000円~345万6000円、レガシィ B4が291万6000円~313万2000円。 今回の改良では、4月に実施した一部改良で「レヴォーグ」にオプション設定された先進安全装備「アドバンスドセイフティパッケージ」を採用。ドアミラー内蔵のLEDランプの発光と警報音で自車の側方や後方の障害物接近を知らせる「スバルリヤビークルディテクション」、ルームミラー一体型の単眼カメラが先行車や対向車を見つけてヘッドランプのハイビームとロービームを自動切り替えする「ハイビームアシスト」が全車に標準装備される。 このほかの改良点としては、ボディーカラーに「ダークブルー・パール」を追加。リミテッドグレードに標準装備、ベースグレードにオプション設定される本革シート内装車で、既存のブラック(シルバーステッチ)のほか、アイボリーの内装色を選択できるようになった。さらにリミテッドグレードのフロントショックアブソーバーに採用する「STABLEX-Ride」(スタブレックス・ライド)の減衰特性を見直して、乗り心地を向上させ、ステアリングシステムの最適化と合わせて操舵感を高めている。 また、全車にオプション設定している「ハーマンカードンサウンドシステム&SDナビゲーション」では、新たにiOSの「Siri」(シリ)を利用する音声認識機能「Siri Eyes Free(アイズフリー)」に対応。ステアリングスイッチに設定した発話ボタンと音声入力で操作可能になり、運転中に視線を移動することなくカーナビ操作などができるようになる。
2015年09月11日
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記事はWeb CG、レポートは佐野弘宗・・・からです。 「インプレッサ」のカサ上げ版たる「XV」にハイブリッドが追加された時点で、こうなることは想像ができた。「プリウス」の影響で、国産Cセグメントは「ハイブリッドにあらずんばクルマにあらず」という状況になってしまっているからである。なにせ、あの「マツダ・アクセラ」ですら、よりによって宿敵と同じシステムを使って、事実上の日本専用モデルとしてハイブリッドを用意するくらいなのだ。 それにしても、技術的なハードルは皆無のはずなのにXVハイブリッドから2年も遅れたのは、そちらが想定以上に売れて、ずっと供給が追いつかない状態が続いていたからだろう。そして「XVでこれだけ売れるなら、インプにもハイブリッドがあればさぞかし……」と、インプ担当者が心中穏やかでない2年間をすごしてきたことも容易に想像できる。 ハイブリッド機構は変速機一体のモーターと荷室床下のニッケル水素バッテリーと補機類で完結しているので、クルマ自体はインプレッサのハッチバック(スバルにおける商品名は「インプレッサスポーツ」)そのものである。ただ、ハイブリッドでは全車の車体下部にエアロスカートが追加されるのは、2リッター車比で約25万円高という価格アップの整合性を考えてのことか。スバルのハイブリッドは、低燃費車というよりスポーツという位置づけである。 スバルのハイブリッドはあくまで“黒子”に徹するのが、そもそもの基本思想である。2リッター水平対向エンジンも、ハイブリッド用といっても燃焼サイクルを変えるところまで踏み込んでいないし、もとからあるトルコンもあえて残される。モーター出力もかぎられており、電気で上乗せされた性能は、普通の2リッター車より130~140kg増した車重で完全に相殺された感じ。低速でのピックアップはハイブリッドに分があるように思えなくもないが、高速も含めたトータル性能では、普通の2リッターのほうが快活である。操縦性はライバルと比較しても明確に好印象だった。 プリウスやアクセラ(のハイブリッド)が、単独で乗っても「後ろになんか背負っている感」が明確で、山坂道では後ろがグラリとするのに対して、インプにはそういうクセがまるでない。リアに凝った独立サスペンションを使うわりには、荷室床下におさまるバッテリーも、似たような構成のアクセラよりも低く見える。フロントの水平対向エンジンも含めて、低重心化が成功しているのかもしれない。ベースから100kg以上も重くなれば、サスチューンもむずかしかったと察するが、高速で目地段差を通過したときのまろやかな吸収力などには感心する。路面からの当たりも総じて滑らか、上屋の動きも抑制されており、ロードノイズも「おっ」と思うほど静かだ。マニア筋では国産Cセグの双璧といえるアクセラに対して、インプレッサは、よりロール剛性重視で水平基調の身のこなしが特徴とされる。ステアリングから伝わる接地感はマツダに軍配だが、リニアに奥まで利くステアリングはスバルの真骨頂である。 スバルはハイブリッドをスポーツとして売り出したいようだが、前記の動力性能も含めて、今回のハイブリッド化でインプに上乗せされたのは、スポーツというよりラグジュアリー方面の魅力が大きい。減税分を差し引いて普通の2リッターモデル比で約20万円というハイブリッド代は、有利になるであろうリセールバリューも含めれば、サンデードライバーの走行距離でも数年でモトが取れるだろう。ただ、スバルに「活発で軽快な操縦性」を求めるなら、ハイブリッドを選ぶべきかは悩ましい。 ハイブリッドは重厚で操縦性も優秀だが、曲がりの爽快感は普通の2リッターに分がある。もしかして、このハイブリッドはこの世代かぎりで、次期ハイブリッドはアクセラと同じく、トヨタのアレだったりして? あるいは、スバルはハイブリッドをあくまで、余計な手間をかけるべきでない少量モデルと考えているのか。さもなければ、次のモデルチェンジできちんと対応する予定なのか。マニアとしては最後の可能性を期待したいが……。
2015年09月07日
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ご近所さんに、旧型ですが・・・ オーナーさんがいらっしゃる。いつも、かっこいいなあ! と眺めています。 記事はWeb CG レポートは鈴木真人です。 コンパクトなFFモデルの健闘で、国内セールスの好調が伝えられるメルセデス。その最新型となる、スタイリッシュなワゴン「CLA250シューティングブレーク オレンジアート エディション」に試乗。走りや使い勝手、そして燃費を報告する。 全長4640mmのCLAシューティングブレークは、白線で描かれたスペースから鼻先がはみ出している。狭い道を無事に通り抜けられるか心配したのも無理はない。しかし、案ずるほどのことはなくスムーズにミッションは完了した。最小回転半径は5.1mであり、見た目よりも取り回しはいいのだ。FFとはいえ、このあたりはさすがメルセデスである。見て大きく乗って小さいのが、このブランドの取りえだ。 オレンジアート エディションは、高性能版の「メルセデスAMG CLA45 4MATICシューティングブレーク」とともに、台数限定で販売される。250は合計200台で、試乗車のボディーカラー「マウンテングレー」が120台、ほかに「コスモスブラック」が80台用意されている。 名前のとおり、特徴はオレンジの装飾である。外から見ても違いはわかりやすい。フロントスポイラーには鮮やかなオレンジラインが与えられていて、F1で同じチームのマシンを区別するためフロントにペイントしていたのと似た仕様だ。リアも同じようにオレンジラインがあり、サイドから見ると、外周がぐるりとオレンジに塗られた専用ホイールが目に飛び込む。ヘッドライトにもオレンジリングが仕込まれていた。インテリアもオレンジアクセントだらけで、トリムにはオレンジ糸のステッチが施されている。シートの真ん中に幅広のストライプがあしらわれているのが、一番特徴的なところだろう。目の届くところに必ずオレンジ色があるので、自分がオレンジアート エディションに乗っているということを片時も忘れることはない。 走りだしてまず気づくのは、7段DCTのしつけのよさだ。微低速でも何らギクシャクすることなく、思いのままに微妙なスピードコントロールができる。最新のトルコン式ATにもまったく引けをとらないスムーズさだ。加速を始めても好印象は変わらない。2リッターターボエンジンは1200rpmから35.7kgmの最大トルクに達するので、街なかで扱いやすい特性なのだ。高速道路ではなめらかな乗り心地を堪能できる。少し硬めの設定とも感じていたのだが、巡航では美点ばかりが浮かび上がった。刺激的ではないが気楽に運転でき、揺るぎない安心感がある。ステアリングホイールやアクセルペダルに対する応答が正確で、振動や騒音にわずらわされないから、運転していて疲れを感じない。そういうクルマではないことは承知しているが、箱根のワインディングロードにも持ち込んでみた。実用的なチューンのエンジンではあっても、パワーは十分で加速はエネルギッシュだ。コーナーではさすがに敏しょうな動きとはいかない。それでも、安心感はこういった道でもメリットとなり、結構なハイペースで走ることができる。 CLAシューティングブレークは高い実用性を持つが、それだけのクルマではない。CLSのゴージャスさやエレガンスには届かなくても、それなりの雰囲気を味わえる。燃費も満タン法では2桁に届いた。とてもバランスのいいモデルなのである。そのバランス点を求める層が厚いとはいえないけれど、ニッチなジャンルにもしっかりタマを用意するのが今のメルセデス・ベンツのしたたかなところだ。あまつさえ、オレンジ色のオシャレバージョンまでラインナップする。2015年の上半期輸入車販売台数ナンバーワンになった勢いには、ちゃんと理由がある。
2015年09月02日
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スバルREVOGE、早くも改良型の登場です。試乗記、記事はRESPONSE、レポートは諸星陽一です。 人気急上昇中のスバル『レヴォーグ』が発売約1年で改良を受けた。今回の改良では「GT」系のショックアブソーバーを変更し、乗り心地を改良。リヤまわりの制振材や吸音材を充実させ、風切り音やロードノイズの低減を図っている。 残念ながら試乗車が「GT-S」だったため、ショックアブソーバーはビルシュタイン製。標準タイプのショックアブソーバーの検証はできなかった。 発売当初、このビルシュタインサス+18インチタイヤには、若干の違和感を持っていた。それはACCを効かせて走っているときなどに車線をキープしようとする際の動きが過敏となる印象が強かったからだが、今回の試乗車はそれを感じることがあまりなかった。 ショックのセッティングが変わったのか? タイヤの特性が変わったのか? はたまたアイサイトの進化により制御にマイルドさが出たのがその要因は追求しきれていないが、今回の試乗車についてはそれを感じず、かえって動きはマイルドという印象だった。 安全装備の充実では、「アドバンスドセーフティパッケージ」というネーミングで呼ばれるセットオプションが用意された。セット内容は後側方警戒支援機能、サイドビューモニター、ハイビームアシスト、アイサイトモニターの4点。とくに死角に存在するクルマの情報をドアミラーに取り付けらえたLEDの点灯や点滅で知らせてくれる後側方警戒支援機能は実用性が高い。運転中に身体を前後させて、死角をカバーしていた行為から開放され、安全で確実に死角が減る。 また、今回は試すことができなかったが、ハイビームアシストも興味深いところ。チャンスを作って夜の試乗を行い、また結果をお知らせしたいと思う。 ■5つ星評価パッケージング:★★★★インテリア/居住性:★★★パワーソース:★★★★フットワーク:★★★★★オススメ度:★★★★★
2015年08月21日
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街で見かけても、小粋でスポーツ・・・ですよね。記事はCar Watch、レポートは松田秀士からです。 現在、WRXシリーズはWRX STIとWRX S4を含めておおよそ月平均800台を販売するペース。そのなかでも大半を「S4」モデルが占めている。今回は、そんなS4に特化して改良点に着目してみよう。 S4はいわゆる2ペダル仕様のSTIを望むユーザー向けに開発されたモデルで、先代「A Line」の後継モデルと理解してよい。そのS4、まず新たにオプション設定された「アドバンスドセイフティパッケージ」だが、「スバルリヤビークルディテクション」「サイドビューモニター」「ハイビームアシスト」「アイサイトアシストモニター」といった先進安全装備をセットにしたものだ。このなかでもアイサイトの作動状況や警報に応じて点灯するランプをフロントウィンドーの運転席側に表示するアイサイトアシストモニターは、S4にのみ装着されている。 次に、乗り心地等の快適性を進化させている。そのなかでも注目は標準グレード「2.0GT EyeSight」のサスペンションだ。フリクションを最適化した新ダンパーを採用している。作動時のフリクションの変動を抑えることで微小なストロークでもダンパーの減衰力が働くようにし、路面の凸凹を乗り越えた際の振動を抑えて乗り心地を向上させたとのこと。また、S4全モデルで、フロントウインドーの遮音中間膜追加やボディーへの吸音材追加など振動・騒音対策を強化。高速クルージング時の風切り音やロードノイズを低減し、静粛性の向上を図っている。パワーウインドースイッチのエッジ部分に高級感の高いクロームメッキの加飾を採用。センターコンソールに設けられたUSB電源の出力を、従来の1Aから2Aに強化。また、ボディーカラーに新たに「ピュアレッド」を展開。 以上がS4の主な改良点だが、今回試乗することは出来なかったが上位グレード「2.0GT-S EyeSight」には、245/40 R18のハイパフォーマンスタイヤの装着とともにビルシュタインダンパーの特性を最適化したオプションを設定。さらに、使い勝手のよい電動チルト&スライド式を採用したサンルーフをメーカー装着オプションとして設定している。 試乗会場のホテル敷地内からは欧州の石畳のような路面を通り抜けるのだが、ここでまず感じたことはキャビン内の静粛性が上がったことだ。明らかに密閉感があり、また石畳のような細かな凸凹の連続でもボディーへの振動感が少ない。敷地内の歩道を横切る際の路面の段差などでも突き上げ感が少ない。 “ついにS4はナンパな方向に走ったのか?”という思いで秘密の試乗コースへと出かけた。30km/h前後の速度からの減速ではブレーキペダルは少し重めで踏力が必要だが、これはスポーツモデルらしいフィーリングでコントロール性がよい証拠。50km/h前後の走行ではスポーツモデルのサスペンションらしい突き上げ感やピッチングを感じる。これがなければS4に乗っている意味がないとでも言われているかのように。 しかし、不快感がない。シートのクッション性もちょうどよいレベルであることと、そのような衝撃でもボディー振動を感じさせないということが不快感を低減している。このあたりのサスペンションのセッティングはどう変わったのだろう? WRX S4/WRX STIの開発を担当するプロジェクトゼネラルマネージャーの高津益夫氏によると、ダンパーの特性を変更しただけだという。特にこのような街乗りレベルでの走行では、ダンパーの可動初期の動きが大切で、ここにほんの少しだけ減衰力を発生させるようにしたという。我々の想像では、逆にダンパーが動き始める初期の減衰力は弱くして、動きをスムーズにした方が乗り心地はよくなるものと考えがちだが、初期に少しだけ抵抗を発生させた方がボディーへの振動等も軽減されて体感として突き上げ感等が軽減されるのだという。この部分が弱いと遅れが生じてかえって振動感が強くなるようだ。 確かに、路面の凸凹に対してリニアに反応し、ボディーも上下動を起こすが、突き上げる瞬間の角が丸い感触がして嫌気がなく、結果疲れにくい。ボディーのピッチングは、人間の目の“手ぶれ補正モード”が自動起動するので疲労の原因になると理解しているのだが、角が丸くなれば“手ぶれ補正モード”に大きなパワーを使うこともない。これは新しい発見だった。さて、重要なコーナーリングの話をしよう。ダンパー変更は前述以外に、全体に減衰力特性を落としている。特にフロントに比べてリアを大きく落としている。そのハンドリングは、登り坂でのコーナーリングではややフロントが軽くなるのを感じたが、路面を掴むようなグリップ感が非常に高くオンザレールの感触。コーナーリング中、ロールし始めてからは路面の凸凹をサスペンションが上手く吸収して、それによるピッチングも大きくならず路面に貼りついたようなグリップ感が素晴らしい。コーナーへ進入するときの操舵初期、ヨー方向へのノーズの動きとサスペンションが沈むロール方向への動きがほぼ同時に起こり、バランスがよい。 よく観察しないとロール方向を感じないほどにヨー方向への動きが感じられるのだが、そこにはきちんとロールをともなわせて荷重移動の速度をコントロールしている。それに合わせてリアセクションがしっかりしていることも安心感を与えてくれる。
2015年08月14日
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