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永遠のSUBARU360・・・です。記事はRESPONSEからです。
クラシックカーや旧車のイベントでは必ずといっていいほどその愛らしい姿を見かけるスバル『360』。「昭和のくるま大集合Vol.13」では、ユーラシア大陸を横断したという個体が参加して、多くのギャラリーから質問攻めに合っていた。
オーナーは東京都内在住のハンガリー人、イムレさん。愛車は鮮やかな黄色の1968年式スバル360だ。2010年の夏、50年近く前に製造されたわずか360ccの小さなこの車で大冒険を敢行している。
その驚きのチャレンジというのは、イムレさんの生まれ故郷であるブダペストに向け東京から陸路で”里帰り”をするというもの。コースは、都内から北海道の稚内に移動した後、フェリーで樺太に渡ってロシアへ。そこからシベリア鉄道に沿うように延びるロシアハイウエイをひたすら西へと走り続けた。
「日本人だってお盆には里帰りするでしょう? それと同じ」とイムレさん。ハイウエイとはいえ、ダートが延々と続く過酷な道路状況。途中、ダンパー破損で現地車屋が無償で直してくれたり、各地のスバル取扱店で歓待を受けたりして29日間、約1万3000kmを無事走破した。その小さくてかわいいスタイルがロシアの人たちにも興味を持たれたという。
半世紀前のスバル360のタフネスぶりとイムレさんの行動力に唖然とする来場者。2018年にはこの車でダカール・ラリーに挑戦するというから二度びっくりであった。
この日は仲間の360や『R-2』、『サンバー トライ』も並び、スバル談議に花が咲いていた。
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