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2005年08月24日
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カテゴリ: 日常
私には、間一髪!という思い出がひとつある。

それは、忘れもしない小学校1年生のとき。

朝は、近所に住む友達のMちゃんと一緒に学校に行くのが日課になっていた。
いつもの通り、Mちゃんが私を迎えに来て、うちの前の、車1台がやっと通れるぐらいの幅しかない下り坂を2人で下りていた。すると、ずーっと後ろのほうからいやーな声がしたので振り返ってみた。そのいやーな声の主は、小学5年生の女の子を筆頭とする、悪がき軍団で、いつも4人でつるんでいたグループだった。幸い、奴らは私たちに気づいていないようだったので、近所の家の門の影に隠れて、奴らをやり過ごした。

見つかったら殺される・・。

実際に殺されるわけ無いけど、当時、7歳だったうちらにとって、小学5年生でなおかつ体格がいいその子は、まさに殺し屋に見えていた。

門の影から、そーっと顔を出したら、ちょうど奴らが目の前を通り過ぎていくところだった。その後ろから、軽自動車が来ていたので、私たちはその自動車が通り過ぎるのを待って門から出た。

坂は途中で大きくカーブしているので、もう奴らも車も見えなくなっていた。

私たちは、朝っぱらからちょっとしたスパイごっこをしたような気分になって、いい気分で坂を下りていった。私たちが坂を下りると、たくさんの人が目の前にいた。登校途中の小、中学生。近所のおじさん、おばさん。


ふと横を見ると、さっきの悪がき軍団のリーダーの女の子が血だらけになってお母さんを呼んでいた。軍団のほかの子達も、怪我をしたのか、足や頭から血を流しながらわんわん泣いていた。

そのすぐ前には、さっき私たちの前を通り過ぎた軽自動車が止まっていた。

車に轢かれたんだ!

たぶん、Mちゃんもそう思ったんだと思う。

私たちは、顔を引きつらせながら、その場から逃げ出した。

もし、私たちが隠れなかったら、あの時、血だらけになっていたのは私たちだったのかもしれないと気づいたのは、あれから何年も経ってからだった。

あの、悪がき軍団がその後どうなったのかは覚えていない。





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最終更新日  2005年08月24日 15時16分23秒
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