2007年11月の記事
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シンタクラース
１１月に入るとオランダにシンタクラースがやってくる。船に乗ってスペインからお供のズワルトピットとやってくる。オランダに着くと白い馬に乗ってお菓子をまきながら、プレゼントをたくさん持って街中を移動する。１２月５日、シンタクラースが家に来る。突然家のドアをどんどん叩かれて、玄関にいっぱいペーパーノーテンと言うお菓子が飛び込んできて、ドアを開けると家の前にはたくさんのプレゼント。子供達は外に向かって「ありがとー！シンタクラース」と叫び、シンタクラースの歌を歌う。１年に１度のオランダのビックイベント。シンタクラースがオランダに着いたら、ドアのところに自分の靴を置き、そこにシンタクラース宛てにお手紙や絵を入れて置く。馬も来るからにんじんやみかんなんかも靴に入れて置く、そしたら朝になったら靴に入れておいたものがなくなって、代わりにペーパーノーテンや、小さなプレゼントが入っている。これが１２月５日まで続くんだけど、毎日そんなこともしていられないので、週末になると子供の靴にそっとお菓子や小さプレゼントを入れていたっけ。１２月５日には隣の伯母さんに頼んでお菓子をなげいれてもらい、ドアをどんどんしてもらった。プレゼントは少しずつ買って用意していたものを玄関前に山積みにしてもらう。悲鳴を上げて大喜びする子供達。その代わりオランダではクリスマスプレゼントもお正月のプレゼントもない。この日がメインだから。うちの場合、シンタクラースは子供がシンタクラースを信じている間はずーっとやってきたけど、主人はクリスマス、私はお正月を無視したくないので、今ではシンタクラースはなしで、クリスマスツリーの下にプレゼントを置いて、クリスマスに１つだけ。後はハッピーニューイヤーの後全部皆でプレゼントを開けている。でも普段は子供達にものは買い与えていない。この時期だけ後は誕生日だけど、娘は１月生まれ、息子は２月生まれなもんで１２月のプレゼント一杯から１月、２月に誕生日プレゼントをもらったら後は１２月まで何もない。それでも近くにおじいちゃんも、おばあちゃんもいないし、何だか聞き分けよく「あれ買ってー」とか「これ買ってー」なんて駄々をこねたことも１度もなかった。今思えば本当にいい子達だったなー。だから日本に行くとおまけのおもちゃをもらっても大喜びしてたなあ。それにたまになもんで、私の両親も何でも買ってくれる。でも簡単に理由もないのに買ってもらうこと慣れていないので１つで満足してしまう子供達を何だか可哀相がって甘やかせ放題。今は大きくなって、欲しいものはいっぱいあるみたいだけど、おじいちゃん、おばあちゃんにはあんまりおねだりしないなあ。たまにカレーとかホッカロンをおねだりしてるぐらい。写真はデルフトに行った時パレードをしていたシンタクラースを見たので写真を撮ったけど、バックグランドが悪すぎる・・・・。
2007.11.29
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体重
友達と生理の話になり、娘が「２ヶ月ねい」と言うとみんなに「痩せすぎだから」と言われ、まるで拒食症じゃないかと言うようないい方をされたとひどく怒っていた。私としては、普段は良く食べているし、そう言う体質なんだから、勝手に言わせておけばいいと思っている。家は父方も母方も叔父や伯母はスリムだし、妹も弟もスリムだしそう言う遺伝子だと思っている。ただし私は産後太りが１８年経っても治らない状態だから「娘の体型は遺伝子です」といっても説得力がないけど。１４歳の娘の生理、今月もなかったらホームドクターに行ってきます。みなさんの娘さんはバレエをやっていてもちゃんと毎月生理がありますか？？こんなもんなんでしょうか？？
2007.11.22
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体重、身長測定
先週はバレエ学校の体重、身長測定だった。娘は3日前からダイエットを始め、朝と昼はしっかり食べ、夜はシーザーサラダをボール一杯だけ食べると決めたようだ。それも週末だったので、夕食は6時、以降何も食べない生活を3日間頑張った。頑張ったかいがあって結果はでた。170cm,48.5kg。絶対に50kg台にならないと言うのが娘の決意なので、喜んでいた。でもクラスの友達には「細すぎー」と言われ、測定をしてくれた先生にも「やせすぎ」と言われたと言っていた。オランダだからかなあ・・・！？
2007.11.20
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息子の引越し ４
金曜日、息子の部屋の中の整理。本来なら１８歳にもなった息子が自分ですることなんだけど、大学はあるし、勉強はあるしで今回のこの引越し、私たちと一緒に住む息子の友達の両親の４人がメインになってやっている。息子の大学のクラスからはすでに１０％が脱落しているそうで、かなり厳しい。今回の引越し、我が家のリビングの家具もほとんど息子のアパートメントに行く。家の中のものをすぐに運び出せるように中身を箱詰めするのが今日の私の役目。うちも来年１月改築で、床暖房をする。床暖房は一気にやってしまうので、下の部屋は空っぽにしてくださいと今から言われているので、息子の引越しでリビングの家具もなくなるので丁度良かった。土曜日、大きなトラックで荷物を運び出す。とにかく荷物を息子のアパートメントに入れる。壁紙も床も出来上がった。掃除をする。カーテンがまだないし、住める状態ではないけどとにかく荷物は移した。うちのリビングは空っぽ。ソファーとコーヒーテーブルとピアノ以外は全部なくなった。日曜日、息子と主人朝から家具の組み立てをしに息子のアパートメントに行く。私と娘は空っぽになったリビングの掃除。娘に５ユーロでガーデンセットのテーブルをきれいに洗わせてリビングに置く。とにかく改築が終わるまではこれが私たちのダイニングテーブル代わりになる。この１週間主人は毎日息子のアパートメントから帰ってくるのは夜中の１２時半ごろ。かなりくたびれているが、昨日は家具を組み立てて、部屋が部屋らしくなり、息子もかなり気に入っている様子。私も疲れている。手は痛いし、爪はボロボロだし、息子が巣立っていくなんてセンチメンタルな気分どころではなかった。体中が痛い。疲れたー。
2007.11.19
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息子の引越し ３
木曜日、弁護士のところに行く。購入したアパートメントの名義替えを前のオーナーを交えてやって、名義を息子にして、でも支払能力がないので。父親である主人が息子に貸す形で支払いして・・・などなど、税金対策、将来の事など考えて、この不動産専門の弁護士のところに行き、サインしていると、私たちのファイナンシャルアドバイザーもわざわざ来てくれて、上手い事おさまった。主人からは絶対にオランダ語がわからない顔をするなと言われて、と言うのももしわからなかったら、通訳をたてて、契約書の書類などの説明を聞くことになるからと余計にお金がかかると言うのが理由。主人と息子が理解してるのだったら、別に口を挟むこともないし、英語の通訳が付いたところで、専門用語なんてわからないしと言うことで、黙ってサインしてきました。帰りに主人はそのまま息子のアパートメントに行くので私は電車に乗って家に帰った。昔、アムステルダムから電車に乗って家に帰るとき、なぜだかドイツの方に行った事がある。なんでもその電車は国際電車で、車両が途中で別れて家に帰る方とドイツの方に行くとかで、そんなことを知らないオランダに来て間もない頃、席を探して車両を移動してドイツ側に行ってしまったみたい。その時は携帯もない頃なので、心配した主人が捜索願を出してしまった。それ以来電車には乗せてもらえず、移動はすべて車だったので、今回はどきどきしたー。無事着いた時は嬉しかった。オランダに住んで１９年。恥ずかしい事です。
2007.11.19
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息子の引越し ２
水曜日、昼から息子のアパートメントに行く。あれほど触らないでと頼んでいたにもかかわらず、主人が前の晩に壁紙をはがしてしまっていた。壁紙は本当に大変だから、もう今のままでいいじゃないかと思っていたのに・・・。だからはがれた壁紙のあとかた付けをして、きれいにしてたら、主人の弟がフローリングをするのを手伝いに来てくれた。息子と一緒に住む友達のご両親は、こういうことに慣れているのか、さすがオランダ人って感じで手際がいい。壁のペンキ塗りを完成させて、息子の部屋は壁紙にするので、先に友達の部屋の床はりが始まった。壁紙をさっさとしなくてはいけないのに、主人はたりない部品なんかを買いに出かけたままもどってこない。仕方がないので窓の下の壁をペンキで塗った。あまりしたことがないので楽しかった。でも私は自分でするより、お金を払ってプロに頼んで済ませたいタイプだから、こういうことは本当にわからない。掃除なら任せて欲しいけど、恥ずかしながら、他の事は本当にわからない。リビングの南に面した窓枠はペンキがはがれて状態が悪いので、ちゃんと擦ってペンキの塗りなおしガ必要。たまたま窓の外にアパートメントの外側のメンテナンスをしていたしていたペンキ屋さんがいたので、窓をコンコンと叩いて、部屋に呼び、窓枠のペンキ塗りを頼んでついでにしてもらうことにした。お金は払はなくてはいけないけど、とりあえずここのところはきちんとしてもらえるので良かった。そうこうしているうちに、家に帰った息子から電話「鍵を忘れて家に入れない」とのこと。何やってるんだー！！！今日は娘もアムステルダムの友達のところにお泊りで、遅くまでかかっても壁紙しなくっちゃ！っと思っていたのに、急遽家に帰ることになった。いくら急いでもラッシュアワー時間に高速飛ばして、交通事故が２件あって、車は動かないし、見たくないつぶれた車をまた見てしまって、結局午後６時過ぎに出て近くのカフェで勉強しながら待っていると言う息子を迎えに行ったのは午後８時過ぎだった。
2007.11.18
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息子の引越し １
今週は本当に忙しい！！月曜日は家の改築のためにデザイナーと建築家と見積もりが出たので話し合い。どれをカットして安くすませるか、どれはカットしないで欲しいとか、お金の絡んだ話し合いだった。どれもカットしたくない！でもしなければとてもじゃないけど払えない。この改築費用、小さなアパートメントが買えるぐらいかかる。後悔しないようにいろいろ選びたいけど、あまりにもたくさんの物を見すぎた私は、もうどれが欲しいのかわからなくなって来た。デザイナーに選んでもらってその中から選ぶことにしよう・・・。火曜日息子のアパートメントの鍵を不動産屋から渡してもらった。オランダでは珍しい高層アパートメントで息子の部屋はそこの１５階（日本で言う１６階）にある。眺めは最高でデルフトの中心にある教会や塔も見える。天気のいい日だとデンハーグやロッテルダムの方まで見えると言われている。この日は午前９時半から午後２時半過ぎまで掃除をした。膝にサポーターをつけて床にひざまずき、手で床磨きをした。その後の掃除はモップでいいけど、最初はやっぱりきっちりと汚れをおとしたかったので、これはかなりの重労働。そこら中のふき掃除は屈伸と伸びの繰り返しで、掃除って全身運動だとつくずく思った。手はボロボロ、爪はかけてしまい、疲れきったー！テニスの後より体中が痛い。
2007.11.15
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美容室
オランダに来て何が大変だったかと言うと、ちゃんと髪の毛を切ってくれるところがなかったこと。有名な美容室だと言われて行っては、がっかりさせられて、泣き出したこともあった。とにかく日本人の髪質はこっちと全然違うのできれいに切ってくれるところが本当になくて、２年に１度日本に戻った時、ヘアーカットしてた。でもそれではとても我慢できるような期間ではなくて困ってた時、インドネシア人の友人に紹介されたのが、今の美容室。とーっても上手で安心して任せられる。大体１ヶ月半に１度の割合で切ってもらう。ここにたどり着くまで長かったなあ。そんなわけで、年頃になった息子も娘も私と同じ人に切ってもらってる。以前、予約が取れなくて他の人に切ってもらったことがある娘と息子はその後２度と彼以外の人に切ってもらうのを嫌がる。それほど信頼してるってことなんだけど、先日私が彼のサロンに行った時、夜の勉強会のカットモデルを娘にお願いしたいと言われた。決して肩より短く切らないと言われたが・・・・。さっそく学校から帰ってきた娘に言うと、即決で「ＮＯ！」と言う。彼以外の人に切られるのがまず絶対いやと言うわけで、髪型も自分で決められない、練習台になって何されるかと思うと怖い、って言うのが理由。それなら自分で電話して本人に断るように言うと次の日にはさっさと断りの電話を入れたみたい。髪型にうるさい女は絶対にカットモデルにはならない・・・・？？
2007.11.10
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ロミオとジュリエット
昨日は娘と二人でナショナルバレエ団のロミオとジュリエット見に行ってきた。娘の学校の小学生の子が子役として出ている。すばらしかったわー。ロミオ役のジャンプ力と力強さと安定感が良かったし、ジュリエット役のしなやかさ、軽さ、優雅さも良かった。最後のシーンではちょっと泣きそうになってしまって、娘を見ると「なんで？」と聞かれてしまった。最後はスタンデイングオべーションで見渡すと１階のバルコニーも２階のバルコニーも満席で大きな拍手の嵐だった。娘に「いつかはあんな風になりたいなあ」って言うと「なる」って言ってた！？3時間の舞台が終わって家路向かう途中高速道路で大事故があって夜の12時前なのに大渋滞。道が封鎖されてて路肩の方をすり抜けるようにして行かなくてはいけなくて、大事故のペッシャンコの車を見てしまった。娘に「見たらだめー。」って言ったけど、「もう遅い。見てしまった」だって。何だか生々しい見てはいけないものを見てしまった感がいっぱい。そこら中に飛んだタイヤや部品が脳に焼き付いてしまったー。せっかくのロミオとジュリエットなのに・・・。おまけにいつもの降りる高速道路は封鎖され、次のところまで行き、高速を降りて一般道路で家に向かったら、またまた家の近くの道も封鎖されていてＵターンして回り道してやっと家に着いた。結局１時間４０分も家に着くまでかかった。普通は４０分ぐらいなんだけど。本当にせっかくのロミオとジュリエットなのに、家に帰って主人に舞台の話より、帰りがどんだけ大変なのか話してた。
2007.11.03
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DVD
一番若いいとこからDVDが届いた。私のためにと送ってくれる気持ちだけで嬉しいのに、なかなかいいセンスでDVDを選んでくれたと思う。「涙そうそう」あっさりしたストーリーだったのに終わる頃にはものすごく泣いてた。本で言えば「いま、会いに行きます」を読んだ後の様な感じ。「かもめ食堂」はおもしろかった。私の大好きな小林聡美や片桐はいりとかもたいまさこら個性的女優さんばかりで、舞台はフィンランド、ヘルシンキで食堂を経営する日本女性を中心にいろいろなことが起こる話。派手なところはないけど、しみじみと心にはいってくるおもしろさあり。「バッチギ」かっこよかったー！！京都を舞台の朝鮮学校と日本の高校生けんかと恋の話なんだけど、時代も1968年頃の話で、いとこは10回見たと言う。私はすでに2回見た。井筒和幸監督の映画で、けんかなんかすごい迫力。でも最後のシーンでは何故か涙が出てくるような、いい映画でした。感動もあった。こっちに住んでると洋画は良く見るけど、邦画なんてあまり見る機会がない。けど邦画もいいかも。いやー映画っていいですね。
2007.11.01
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全10件 (10件中 1-10件目)
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