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タマネギには、 高血圧や糖尿病など生活習慣病予防、血栓溶解作用、疲労回復、精神安定、がん予防、抗酸化作用、ダイエット効果、デトックス などさまざまな効能があります。
タマネギそのものにも含まれているし、皮には 「ケルセチン」というポリフェノール が含まれています。
外側も内側も、余すところなく食べたい食材です。
タマネギの皮はそのままでは食べにくいので、細かくして煮込んだり、粉末状にして食べると良いですね。
タマネギは常備野菜として知られていますが、一方で敬遠している方も少なくないかもしれません。
たとえば、 切ると涙が出てきます。
つらいですよね。
ハンバーグに入れるときはみじん切りをしてから炒めますが、 すぐこげついてしまう のもイラっとします。
タマネギをもっと簡単に調理できて、イライラ解消できる方法をご紹介します。
★涙を出なくするには
タマネギを切って涙が出るのは、 硫化アリル のせいです。
揮発成分であり、切ると空気中に放出されます。
涙が出てこないようにするには、揮発成分を発散させないようにして切れば良いのです。
方法その① 素早く切る
村上春樹がエッセイで書いているテクニックです!
よく切れる包丁で、素早く切ると、細胞が破壊されず、成分が発散されないのです。
村上春樹はジョークでこのテクニックを披露していますが、ちゃんと科学的な根拠があるのですね。(笑)
方法その② 冷蔵庫で冷やす
切る前の 15 分ほど、冷蔵庫で冷やします。
冷やすと揮発成分の発散が抑えられます。
方法その③ 繊維に沿って厚めに切る
細胞が破壊されず、揮発成分が発散されにくくなります。
方法その④ 電子レンジで軽く熱を加えてから切る
揮発成分が変質し、発散されなくなります。
★こげつかずにキレイにみじん切りしたい
以下の方法で可能です。
①みじん切りにしたタマネギを耐熱容器にいれる
②バターをひとかけ落とす
③ラップをせずに電子レンジで 3 ~ 5 分間加熱
④取り出してすぐにかき混ぜれば、美しいみじん切り炒めの出来上がり
★辛みをおさえてサラダに入れたい
生のタマネギが辛いのは、その辛み成分によるものです。
辛み成分は、 水溶性 なので、刻んでから水にさらすと溶け出します。
2 ~ 3 分 もさらせば、辛みはとれるので、スピーディーに行いましょう。
さらしすぎると、栄養分も溶け出してしまいます。
気になる場合は、 さらした水をスープとして使う と良いですね。
さらして辛みをとるには、水を使うのが定番ですが、 お酢 にさらすという方法もあります。
お酢にさらすと、栄養分の流出を防ぎつつ、辛みも押さえられます。
お酢の入った ドレッシング をかけるのも良いですね。
★タマネギを上手に保存したい
風通しの良いところで保存しましょう。
タマネギは湿気に弱いです。
軒下など風通しの良い冷暗所 に、みかんをいれる ネットに入れてつるしておく と、一番長持ちします。
りんごやキウイ と一緒に保存すると、 エチレンガス により成長が早まり、味が落ちるので注意。
タマネギは種類によって持ちが違います。
黄タマネギ → 1 ~ 2 か月
新タマネギ、赤タマネギ →冷蔵庫で 2 ~ 3 日
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