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ドクターケイ @ Re[1]:10月6日(月)…(10/06) nkucchanさんへ ありがとうございます。 …
nkucchan @ Re:10月6日(月)…(10/06) 気高いロマネちゃん、長生きでしたね。 …
ドクターケイ @ Re[1]:ロマちゃん、今までありがとう。(10/05) noir-funさんへ ありがとうございます。
ドクターケイ @ Re[1]:ロマちゃん、今までありがとう。(10/05) ちょっと太目のジイサンさんへ ありがと…
noir-fun @ Re:ロマちゃん、今までありがとう。(10/05) ロマちゃん、とても美しい猫ちゃんですね…
2023.05.31
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カテゴリ: カテゴリ未分類
5月31日(水)、薄曇りですかね。

5月も最終日ですが、風が気持ち良いです。

そんな本日は7時45分頃に起床。

朝から騒がしいです。

新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと孫3号と戯れる。

8時30分頃に奥が孫3号を外部の施設へ連れ出したところで、1階の掃除機。

朝のコーヒーブレイクはネスプレッソでアイスカフェラテを。

証券会社の担当君と電話会談。




1USドル=139.84円。



昨夜のNYダウ終値=33042.78(-50.56)ドル。

現在の日経平均=30965.16(-363.00)円。

金相場:1g=9739(+30)円。
プラチナ相場:1g=5154(-56)円。




昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の14銘柄が値を上げて終了しましたね。

重点2銘柄は上げましたね。

クアルコムが大きく上げて、テスラ、トゥイリオも上げましたね。




本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の2銘柄が値を上げてスタートしましたね。

重点4銘柄は下げていますね。

特段の大きな変動は見られませんね。




〔米株式〕ダウ反落、50ドル安=ナスダックは9カ月半ぶり高値(30日)☆差替

 【ニューヨーク時事】連休明け30日のニューヨーク株式相場は、米債務上限引き上げに向けた法案審議の先行きに懸念が広がり、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比50.56ドル安の3万3042.78ドルで終了。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は昨年8月中旬以来9カ月半ぶり高値となる41.74ポイント高の1万3017.43で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比1億0065万株増の9億2326万株。
 バイデン大統領と野党共和党のマッカーシー下院議長は28日、債務上限の引き上げについて最終合意した。次の焦点は合意を踏まえた法案が議会を通過するかだが、共和党が多数派を占める下院での審議は難航も予想され、市場参加者は警戒を強めた。
 また、債務上限引き上げに伴い「財務省が財源確保のため大量の短期国債を発行し、市場から資金が一気に吸い上げられるのではないかという不安が広がった」(日系大手証券)といい、相場の重荷となった。米利上げ観測の高まりも圧迫要因だった。
 他方、米半導体大手エヌビディアはこの日も3.0%続伸してナスダック全体の上昇を主導。人工知能(AI)関連事業に強い点が好感され、同社の時価総額は一時1兆ドル(約140兆円)に達した。他のハイテク株も多くが値上がりした。





【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
6:00 配信 Bloomberg(ブルームバーグ)
  革ジャンを羽織った白髪の男性と一緒にセルフィーを撮ろうとする若者たち。カメラを構えた報道陣。人の波にもまれているのはエヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)です。台湾を訪れたフアン氏が姿を現せば、そこが講演会場であれ、屋台の並ぶ夜市であれ、たちまち数十人に囲まれます。新世代の人工知能(AI)が巻き起こした熱狂が、革新に欠かせない技術を提供する半導体メーカーに押し寄せ、その経営者にも波及している様子がうかがえます。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。
  1兆ドルクラブ
米エヌビディアの時価総額が30日、半導体メーカーとして世界で初めて1兆ドル(約140兆円)に到達し、一握りの限られた企業の仲間入りを果たした。同社の株価は一時7%を超えて上昇した後は失速したが、時価総額は1兆ドル弱を維持した。米企業ではアルファベットとアマゾン・ドット・コム、アップル、マイクロソフトが時価総額1兆ドルの節目を超えている。ROBOグローバルのシニアリサーチアナリスト、ゼノ・マーサ-氏はエヌビディアについて「現在、ポールポジションにつけている」と述べた。
  首都攻撃
ロシアは首都モスクワを標的としたドローン8機を無力化したと発表した。プーチン大統領がウクライナ侵攻を命じて以来、モスクワに対する攻撃としては最大規模となる。プーチン氏はモスクワ周辺の防空強化を指示。ロシア外務省はウクライナに対する「最も厳しい」報復措置を警告した。ロシア国防省は攻撃を仕掛けたのはウクライナだと非難。ウクライナは今のところコメントを発していない。モスクワ市のソビャニン市長によれば、複数の住宅用建物がドローン攻撃で損傷。重傷者はいないが、2人が治療を求め、建物2棟の住民が避難したという。
  訪中
電気自動車(EV)メーカー、米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は3年ぶりの中国訪問で、同国と関係を維持することの重要性を強調。中国政府によると、マスク氏は秦剛外相と会談し、同国での事業拡大に前向きだと語った。匿名の関係者によれば、マスク氏はテスラの上海工場も訪れる予定。中国で導入を目指す自動運転技術について協議するため、李強首相と会う可能性もあると関係者のうち1人が述べた。中国外務省の毛寧報道官は「マスク氏や他のビジネス界首脳による訪中を歓迎する」と表明した。
  雇用が悪化
コンファレンスボードが発表した5月の米消費者信頼感指数は、6カ月ぶり低水準となった。債務上限交渉の妥結を前に、労働市場の現状を巡る見解や先行きのビジネス環境に関する見通しが悪化した。雇用が十分にあるとの回答比率は約2年ぶりの低水準。6カ月後の雇用増加を予想する回答比率は2016年以来の低水準だった。今回の調査はホワイトハウスと共和党が債務上限問題で原則合意する前の5月22日までに実施された。
  報復
米共和党の強硬派議員らは米国のデフォルト(債務不履行)回避を目指したホワイトハウスとマッカーシー下院議長の合意に対し、報復すると警告した。ロイ下院議員(テキサス州)は下院共和党は合意によって「ばらばらに引き裂かれた」とし、「たとえ何が起きようとも、報いを受けることになるだろう」と語った。ビショップ下院議員(ノースカロライナ州)はマッカーシー議長が民主党に「降参した」と非難。下院議長解任に向けた正式プロセスを始める計画を明らかにした。




NY概況-ダウ50ドル安と反落 エヌビディアが続伸しナスダックが3日続伸
6:34 配信 トレーダーズ・ウェブ
 米株は高安まちまち。先週の決算発表を好感する流れが続いたエヌビディアが大幅続伸し、ハイテク株の上昇をけん引した一方、生活必需品などのディフェンシブ株や原油安を嫌気したエネルギー株が下落した。ダウ平均は小幅に上昇してスタート後、199ドル安まで下落し、50.56ドル安(-0.15%)と小幅に反落して終了。S&P500は先週末水準を挟んで上下し、0.07ポイント高(+0.00%)とほぼ横ばいで終了した。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は1.38%高まで上昇後、一時マイナス圏に沈んだものの、0.32%高と3営業日続伸して終了した。米債務上限問題を巡っては、週末にバイデン米大統領と共和党のマッカーシー下院議長が債務上限引き上げで合意し、早ければ水曜日にも議会を通過する見通しとなったが、警戒感も意識された。




〔NY外為〕円、139円台後半(30日)
6:34 配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】連休明け30日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利低下を眺めて円買い・ドル売りが強まり、円相場は1ドル=139円台後半に上伸した。午後5時現在は139円73~83銭と、前週末同時刻(140円56~66銭)比83銭の円高・ドル安。
 ニューヨーク市場は139円67銭で取引を開始。バイデン米大統領とマッカーシー下院議長(野党共和党)は28日、連邦政府の借入限度額である「債務上限」の引き上げで最終合意した。今後の議会の動向が注目される中で動きづらい状況となったが、米長期金利低下を受け、午前の円は総じて底堅い値動きを示した。
 米下院委員会が30日に債務上限引き上げ関連法案を審議する予定が伝えられる中、上限が6月5日までに引き上げられなければ、デフォルト(債務不履行)に陥るリスクが警戒されている。このため、様子見姿勢が広がり、午後は動意に乏しい動きが続いた。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0730~0740ドル(前週末午後5時は1.0727~0737ドル)、対円では150円00~10銭(同150円72~82銭)と、72銭の円高・ユーロ安。(了)




NY株式:米国株式市場はまちまち、債務上限合意も議会採決に懸念
7:07 配信 フィスコ
 ダウ平均は50.56ドル安の33,042.78ドル、ナスダックは41.74ポイント高の13,017.43で取引を終了した。
 週末にバイデン大統領とマッカーシー下院議長が債務上限の引き上げで合意したことを受け、寄り付きは上昇。しかし、合意案に民主・共和両党それぞれから一部議員の反対が予想されていることから、議会採決の行方に対する警戒感が相場の重しとなった。ダウ平均は終盤にかけて下げ幅を縮小し、小幅安で終了。ナスダック指数は長期金利の低下やエヌビディア(NVDA)の上昇が相場を支えるも伸び悩んだ。セクター別では自動車・自動車部品が大きく上昇したほか半導体・同製造装置、テクノロジー・ハード・機器などが上昇。一方で家庭・パーソナル用品、食品・飲料・タバコの下げが目立った。
 半導体メーカーのエヌビディアは先週の好決算が引き続き上昇を後押しし、一時、時価総額が1兆ドルを突破。同業のブロードコムなど他のAI関連株にも買いが入った。自動車メーカーのフォード(F)、暗号資産取引所のコインベース(COIN)はアナリストの投資判断の引き上げを受けて上昇。電気自動車(EV)メーカーのテスラは、イーロン・マスクCEOが中国を訪問し、秦剛外相と会談したことが伝わり上昇した。一方、原油、天然ガス生産のシェブロン(CVX)や石油化学メーカーのエクソンモービル(XOM)は原油および天然ガスの価格が下落したことで売られた。
 エヌビディアは一時7%超上昇し、上場来高値を更新するとともに半導体メーカーとして世界で初めて時価総額1兆ドルに達した。1兆ドルを達成したことがある企業はアルファベットやアマゾン・ドット・コムなど世界で9社しかない。
(Horiko Capital Management LLC)




キヤノン株、4年7か月ぶり高値...株主還元で最大500億円「自社株買い」、成長事業への「積極投資」を歓迎
5/31(水) 7:00配信 J-CAST会社ウォッチ
キヤノンの株価が連日、年初来高値を更新した。2023年5月29日の東京株式市場では前週末終値比77円(2.2%)高の3550円まで上昇して2018年10月以来、4年7か月ぶりの高値となった。
日本の株式市場全体としても足元で上昇している中、業績堅調なキヤノンの株主還元と積極投資を両立させる姿勢がひときわ見直されているようだ。
自社株買いは2022年にも2回実施...2年間で計1500億円 将来の株式交換によるM&Aなどに活用
キヤノンは5月17日に最大500億円の自社株買いを発表した。自己株式を除く発行済み株式総数の1.8%にあたる1800万株を上限に取得する。自社株買いは2022年にも2回実施しており、2年間で計1500億円に及ぶ。自社株は将来の株式交換によるM&Aにも活用する。
一方、ネットワーク(遠隔監視)カメラや動画コンテンツを作る業務用映像制作機器、次世代CT(コンピューター断層撮影)装置といった成長が見込める事業に積極投資する姿勢についても、中期経営計画などを通して発信した。
こうした株主還元と、成長への積極投資をどちらも追求する点が好感されている。
ここでキヤノンの事業分野を確認しておこう。主力はオフィス向け複合機、レーザープリンター、インクジェットプリンター、イメージスキャナーなどの「プリンティング」。
そのほか、レンズ交換式デジタルカメラ、交換レンズ、ネットワークカメラ、放送機器、プロジェクターなどの「イメージング」。
CT装置や超音波診断装置、MRI(磁気共鳴画像)装置などの「メディカル」、半導体露光装置やFPD(フラットパネルディスプレイ)露光装置、有機ELディスプレイ製造装置などの「インダストリアル」がある。
世界シェア首位の事務機は市場縮小 事務機の収益力を生かし、成長分野に投資する戦略
2022年12月期の全体の売上高に占める割合はプリンティングが55.9%、イメージングが19.9%、メディカルが12.7%、インダストリアルが8.0%となっており、圧倒的にプリンティングの存在感が大きい。
ちなみに、全体の海外売上高比率は2022年12月期で76.4%に及ぶグローバル企業だ。
キヤノンの事務機の世界シェアは、2022年に18%程度で首位。事務機のシェア上位にはリコーやコニカミノルタ、京セラなど日本メーカーがずらりと並び、日本勢の牙城ではある。
だが、世界的なペーパーレス化の波が押し寄せていることもあって、長期的な趨勢としては市場が縮んでいる。
こうした中、リコーと東芝が事務機生産部門の統合で合意する動きも起きている。
そのため、事務機の収益力を生かして成長分野に投資するというのが、近年のキヤノンの戦略だ。
キヤノンの足元の業績は堅調だ。
4月26日に発表した2023年1~3月期連結決算は、オフィス向け複合機の供給不足からの回復が進んだことや、ミラーレスカメラの新製品が好調なことなどから増収増益。
これを受けて決算発表に併せて2023年12月期連結決算の業績予想を売上高、各利益ともに上方修正した。
キヤノンの株価はこの1~3月期決算と通期上方修正を受けて急伸した後、自社株買いでさらに一段高となったかたちだ。




渡辺明名人カド番しのぐか 藤井聡太竜王が最年少名人&七冠決めるか 大注目の第5局始まる/将棋・名人戦七番勝負
5/31(水) 9:05配信 ABEMA TIMES
 将棋の第81期名人戦七番勝負は5月31日、長野県高山村の「緑霞山宿 藤井荘」で午前9時から第5局の対局を開始した。今シリーズは、4連覇を狙う渡辺明名人(39)に、最年少名人と七冠獲得を目指す藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)が初挑戦するビッグマッチ。3勝1敗でタイトルにあと1勝と迫る藤井竜王が本局で決着を付けるか、渡辺名人が粘りを見せるか、大注目の戦いが始まった。
 第5局の舞台は、自然豊かな長野県高山村の「藤井荘」が舞台。渡辺名人は2年前の名人戦対局で、藤井竜王は家族旅行で訪れたことがあるといい、両者ともに対局に集中できる環境のようだ。タイトルまであと1勝に迫る藤井竜王が勝利した場合、20歳10カ月の史上最年少名人となり、谷川浩司十七世名人(61)の21歳2カ月を40年ぶりに更新。さらに、羽生善治九段(52)以来2人目の「七冠」獲得とダブル偉業の達成となる。
 名人の1勝、竜王の2勝で迎えた第4局は、午後4時45分、わずか69手のスピード決着。衝撃的な短手数で藤井竜王が3勝目を挙げ、最年少名人と七冠獲得にあと1勝と迫った。後手の渡辺名人が角道を止めて開幕局から4局連続で雁木模様の出だしに。渡辺名人の“攻め”、藤井竜王の“受け”の構成から、少しでもバランスを崩した方が負けという難解かつ繊細な戦いとなった。藤井竜王がペースを握って突入した終盤戦では、渡辺名人の反撃の芽をひとつずつ摘み取るような着実な手でリードを拡大。若き六冠保持者が短手数で快勝を飾った。
 本局を制し、挑戦者が大偉業を達成するのか、4連覇に向けて意地を見せたい渡辺名人が2勝目を飾るのか。持ち時間は各9時間の2日制で、第4局の先手は渡辺名人。




対局の場が、「藤井荘」というのがいいですね。

名物はポンポン鍋だったか…。




半導体エヌビディア、時価総額1兆ドル突破-AIで強い追い風
2023年5月30日 22:09 JST 更新日時 2023年5月30日 22:52 JST Ryan Vlastelica、Ian King ブルームバーグ
  米エヌビディアの時価総額が30日、半導体メーカーとして世界で初めて1兆ドル(約140兆円)に到達した。一握りの限られた企業の仲間入りを果たした格好だ。
  同社の株価は一時7%を超える上昇。米企業ではアルファベットとアマゾン・ドット・コム、アップル、マイクロソフトが時価総額1兆ドルの節目を超えている。この水準を達成したことがある企業は世界で10社にも満たない。
  エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は29日、人工知能(AI)に関連する新たな製品・サービスを発表した。幅広い種類の新製品には「DGX GH200」と呼ばれるAIスーパーコンピューターが含まれる。フアンCEOが台湾で開催されている台北国際コンピューター見本市(COMPUTEX)で説明した。
  新世代のAI製品を動かす特殊な半導体のメーカーでは、エヌビディアが最大手。ライバルにはアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)やインテルなどが並ぶ。
  ROBOグローバルのシニアリサーチアナリスト、ゼノ・マーサ-氏はエヌビディアについて「現在、ポールポジションにつけている」と述べ、「この革新と活用の波を押していくのに必要な技術を実際に提供している」と続けた。




キャシー・ウッドが手放した株を買え…と言われるが、410ドルまで来るとそろそろかなと思えますね。

いくつかのレポートでは他の半導体メーカーに比して株価がバブルとも書かれていますし…。




【米国株動向】ゲーム業界のリーダーからAIのゲームチェンジャーへと変貌を遂げたエヌビディア(NVDA)
2023/05/30 モトリーフール米国株情報
  主なポイント
・エヌビディアは、ゲーム中心の企業からAIおよびデータセンター向けソリューションのリーダーへと変貌を遂げた
・データセンター向け売上高は、今や全社売上高の半分以上を占め、ゲーム部門の落ち込みを補っている
・同社の成功は、自社を含む先人の偉業の上に成り立っている
  大きく実を結びつつある、AIへの大胆で長期的な賭け。エヌビディアはもはや、ゲーム専門企業ではない
今のエヌビディアはもはや、一昔前のエヌビディアではありません。新生エヌビディアは、ある種の怪物です。
10年前、エヌビディアと言えばゲーム専門企業でした。確かに、高性能のコンピューティングカードであるNvidia Teslaは2012年5月に発売され、第3世代モデルも発売間近でした。しかし、2013年の時点では、それはあくまでサイドメニューにすぎず、当時の経営陣は、データセンター関連製品の業績を決算報告書に別項目として記載することもしませんでした。エヌビディアの事業セグメントは1つだけで、デスクトップPCやノートPC向けの画像処理装置(GPU)が事業のほぼすべてを占めていました。
その後、2018年春になると、新たな戦略の種が花開き始めました。2018年5月に発表された2019年1月期の第1四半期(2018年2~4月期)決算では、売上高のうちゲーム事業が占める割合は54%となり、データセンター事業は2番目に大きい22%を占めるまで成長していました。
そして、人工知能(AI)プロセッサーが放つ明るい未来の香りが漂い始めていました。
エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは、5年前の決算発表の際に次のように述べました。
「我々のチャンスの中心は、従来のコンピューティング需要が落ち込む一方で、AIのコンピューティング需要が驚くほど伸びていくことにあります。我々が開拓したGPUのコンピューティングアプローチは、この空白を埋めるのに理想的です。そして、TensorコアGPUを開発したことで、AI時代を支える我々の強力な地位は一段と強くなりました」。
  それから5年後:AIがもたらした大変革
今は2023年春です。AIは爆発的ブームとなり、エヌビディアはAI革命における最大の勝者の1人となりました。
2024年1月期第1四半期(2023年2~4月期)の売上高は前年同期比13%減となりましたが、減収の原因は、景気循環に伴うゲーム部門の減速にあります。データセンター向け売上高は前年同期比14%増となり、全社売上高の60%を占めました。
かつてサイドメニューだったAIは、今や新事業の主役となりました。こうした企業向けの機会は、優先度が弱まりつつある消費者向けのゲーム用チップよりも、はるかに安定した収入源となるはずです。
長期トレンドや、先見の明とも思えるフアンCEOのコメントからも分かるように、このようなシフトは長い時間をかけて進んできました。長年にわたって展開を注視していれば、世の中の流れが大きく変わるプロセスにおいて、エヌビディアが一貫した役割を担ってきたことに気付いたはずです。
例えば、オープンAIが開発した「generative pre-trained transformer(生成型事前学習トランスフォーマー)」の第3バージョンであるGPT-3を見てみましょう。このシステムは、1万個以上のNvidia Tesla V100プロセッサーを搭載したスーパーコンピュータで、マイクロソフト(MSFT)が構築した深層学習システムと連携して学習を行いました。
  エヌビディアが今後もAI分野で優位に立つためには
GPT-3は、ここ数ヶ月でコンピューティング界を席巻したCharGPTチャットボットのベースとなったものです。確かに、これは一夜にしてセンセーションを巻き起こしたかもしれませんが、開発には何年もかかっています。エヌビディアは初期のGPT-3を訓練するのに、2020年に1万個のプロセッサーを出荷しました。言い換えれば、CharGPTをめぐる現在の騒動は、エヌビディアの協力なしにはあり得なかったのです。つまり、エヌビディアを市場の急成長に便乗した新参者と呼ぶのは大きな間違いです。それどころか、エヌビディアは、今後もAI革命を推進し続ける態勢を整えています。
オープンAIとの提携持続により、エヌビディアには今後も、AI関連で多額のGPU売上高がもたらされるはずです。GPT-4は、GPT-3の1,750億個に対し、100兆個の深層学習パラメーターに依存すると言われています。第5世代以降はほぼ間違いなく、さらに大規模になり、より優れたデータ処理を持つプロセッサーが求められるでしょう。エヌビディアは、高まる要件に対応するために、改良されたソリューションを提供する準備が整っています。旧型のV100チップも十分に強力ですが、最新のH100モデルは、10倍近いスピードでAIデータを処理することができるほか、より大規模なマルチプロセッサに対応した、高度な相互接続機能をサポートしています。
エヌビディアが唯一のサプライヤーではないでしょうが、同社はこの初期段階において既に圧倒的にリードし、特許に守られた技術面での優位性もあります。ゲーム用グラフィックスのスペシャリストからAI関連の巨大企業へと変貌を遂げたエヌビディアの道のりは、先見の明と戦略的進化の力を物語っています。
時価総額1兆ドル企業の仲間入りを目前にして、エヌビディアの革新的発展が終わることはなく、今後も価値を生み出し続けると思われます。現在はバリュエーションが割高で、即座に買いとは言い切れませんが、高成長銘柄を探しているのであれば、エヌビディアには検討する価値が十分にあると思われます。




現時点ではNYダウ先物もナスダック先物も共にわずかに上げていますね。




〔東京株式〕大幅反落=高値警戒感で売り膨らむ(31日)☆差替
15:06 配信 時事通信
 【プライム】高値警戒感が広がる中、幅広い銘柄で利益確定の売りが膨らんだ。米政府の債務上限問題や中国の景気回復の鈍さに対する懸念も重しになった。終値は日経平均株価が前日比440円28銭安の3万0887円88銭と大幅反落。東証株価指数(TOPIX)は28.59ポイント安の2130.63と続落した。
 86%の銘柄が値下がりし、値上がりは13%。出来高は25億8648万株、売買代金は6兆9552億円。
 業種別株価指数(33業種)では卸売業、鉄鋼、鉱業の下落が目立った。上昇は保険業、空運業の2業種。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高3億3894万株。
 【グロース】グロースCoreは堅調。東証マザーズ指数は小幅高。(了)




〔東京外為〕ドル、一時139円台前半=日経平均下げ幅拡大で下落(31日午後3時)
15:14 配信 時事通信
 31日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日経平均株価の下げ幅拡大や時間外取引での米長期金利低下を眺めて売り圧力が強まり、一時1ドル=139円台前半に下落した。午後3時現在は、139円41~43銭と前日(午後5時、140円26~26銭)比85銭のドル安・円高。
 朝方は、前日の海外市場で売られた流れを受け、139円80銭前後で取引された。その後は実需筋の売り買いが交錯する中、139円台後半を軸にもみ合った。午後も方向感を欠く展開が続いたが、午後3時にかけては日経平均の下げ幅拡大に圧迫され、139円40銭前後に水準を切り下げた。時間外取引で米長期金利がじりじりと低下したことも「ドル円の重しになった」(FX業者)という。市場関係者は「午後は動意に乏しい展開だったが、株価の下げ幅拡大でリスク回避的な円買いがやや強まった」(為替ブローカー)と指摘する。
 米債務上限引き上げ法案の採決を控えて、「基本的には様子見ムードが強かったものの、前日の財務省、金融庁、日銀の『三者会合』の開催以降はドル円は調整的に売られやすい地合いになっている」(同)との声も聞かれた。
 ユーロも午後は対円で下落。対ドルは横ばい圏。午後3時現在、1ユーロ=149円13~14銭(前日午後5時、149円95~95銭)、対ドルでは1.0697~0697ドル(同1.0690~0690ドル)。(了)




本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の2銘柄が値を上げて終了しましたね。

重点4銘柄では上げるものなし…。

川崎汽船が大きく下げて、石油資源開発、伯東、住友商事も下げましたね。




株価急伸のエヌビディア、業績受けた予想上方修正でPERは低下
15:58 配信 ロイター
[ニューヨーク/サンフランシスコ 31日 ロイター] - エヌビディアの株価がここ数日急上昇したが、株価収益率(PER)は低下している。
エヌビディアは30日に3%高の401.11ドルで引けた。過去3日で31%以上の上げとなり、一時時価総額が1兆ドルを突破した。
エヌビディアのPERは約45倍。リフィニティブのデータによると、強気の売上高見通しを公表する1週間ほど前の5月18日には62倍だった。
予想PERの低下は同社に対するウォール街の業績予想が株価よりも速く引き上げられたためだ。
第2・四半期の1株利益(EPS)に対するアナリストのコンセンサス予想は2.05ドルに上昇。アナリストは平均で目標を95%引き上げ、通年のEPS予想は71%増の7.75ドルとなっている。
エヌビディアは24日、アナリスト予想を50%以上も上回る売上高予想を示し、ジェンセン・フアン最高経営責任者(CEO)は需要急増に対応するために供給を大幅に増やしていると述べた。
リフィニティブのデータによると、アナリストによる目標株価の中央値は先月末の300ドルから450ドルに引き上げられた。
バーンスタインのアナリスト、ステイシー・ラスゴン氏は、「現在の強さが新たな軌道を示すものかどうかを見極めている」と指摘。先週の発表前の高バリュエーションは、予想が低すぎたということだとし、「それが再び起こるかどうか」が注目だと述べた。
ハーグリーブス・ランズダウンのマネー&マーケット責任者、スザンナ・ストリーター氏は、サプライチェーンの圧力などの問題に注意する必要があり、これらが価格のボラティリティーをもたらす可能性があるとの見方を示した。「エヌビディアはAIの最前線にあり、成長の変化が短期間で終わるとは考えにくいが、この規模の大規模成長には課題ももたらされる」と述べた。
エヌビディアの時価総額は約9910億ドルで、PERが38倍のアドバンスト・マイクロ・デバイセズなどの競合企業よりも高い評価を受けている。
S&P500種採用企業のなかでも上昇率では最大で年初来で175%程度上昇、次に上昇率の高いメタ・プラットフォームズの約119%、S&P500種指数の10%程度を上回っている。
ロイターの分析によると、AIはここ数週間、四半期決算を発表する企業の主要テーマとなっており、S&P500種企業が開催した投資家向け電話会見で約900回言及された。エヌビディアの電話会見でAIは86回言及され、アルファベットの52回、マイクロソフトの35回を上回っている。




明日の日本株の読み筋=調整含みの展開か、利益確定売り継続への警戒感残る
16:42 配信 ウエルスアドバイザー
 あす6月1日の東京株式市場は、調整含みの展開か。5月31日の日経平均株価は5営業日ぶりに大幅反落し、3万887円(前日比440円安)で引けた。きのう同指数が4営業日続伸し、連日でバブル経済崩壊後の高値を更新した反動から、利益確定売りが優勢となった。午前に発表された中国5月製造業・非製造業PMI(購買担当者景気指数)がともに市場予想を下回ったことで、一段安となり、下げ幅は一時540円を超えた。
 最近では、マイナス圏入りしても海外投資家の買い観測から持ち直すケースが散見され、彼らの強腰が注目されていたが、さすがに一本調子の上げが続いてきただけに、利益確定売り継続への警戒感が残る。一部では、「海外勢がいったん売りに回れば、昨年のボックス相場の上限に相当する2万9000円台前半まで押し戻される可能性もある」(国内投信)との声も聞かれた。
 一方、中国指標の悪化を受け、同国経済の先行きが懸念されるほか、国内ではきょうの取引開始前に発表された4月鉱工業生産指数・速報値が前月比0.4%低下し、市場予想(1.4%上昇)に反して後退したことで生産活動の停滞が指摘される。景気減速不安がくすぶるなか、米国では5月31日に4月JOLTS求人件数、6月1日に5月ADP雇用統計、5月ISM製造業景況指数、週末2日には5月雇用統計と注目指標の発表が相次ぐだけに、見極めたいとの空気も広がりそうだ。




今晩のNY株の読み筋=米下院における米債務上限引き上げ法案の採決の行方に注目
17:08 配信 ウエルスアドバイザー
 31日の米国株式市場では、米下院における米債務上限の引き上げをめぐる法案の採決の行方が注目となる。バイデン米大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長は、債務上限の引き上げで原則合意したものの、共和党の保守強硬派の一部が求める歳出削減の規模が合意内容よりも大きく、すんなり可決とはならないとの見方がある。採決の延期の可能性もあり、法案が成立するまでは予断を許さない状況が続きそうだ。なお、米財務省によれば6月5日までに成立しないとデフォルト(債務不履行)となる恐れがあるとしている。
 米利上げ継続観測が広がる中、次回FOMC(米連邦公開市場委員会)の判断材料となるベージュブック(米地区連銀経済報告)や、FRB(米連邦準備制度理事会)高官による発言にも注目しておきたい。
<主な米経済指標・イベント>
・米5月シカゴPMI(購買部協会景気指数)、米4月雇用動態調査(JOLTS)、ベージュブック(米地区連銀経済報告)
・ボウマンFRB(米連邦準備制度理事会)理事、ジェファーソンFRB理事が講演
・セールスフォースなどが決算を発表




〔東京外為〕ドル、139円台後半=終盤、売り一巡で下げ渋る(31日午後5時)
17:11 配信 時事通信
 31日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日経平均株価の下げ幅拡大や時間外取引での米長期金利低下などに圧迫され、一時1ドル=139円台前半に下落した。終盤は売りも一巡し、139円台後半で下げ渋っている。午後5時現在、139円74~75銭と前日(午後5時、140円26~26銭)比52銭のドル安・円高。
 朝方は、前日の海外市場で売られた流れを受け、139円80銭前後で取引された。その後は実需筋の売り買いが交錯する中、139円台後半を軸にもみ合った。午後も同様に方向感を欠いたが、午後3時にかけては日経平均の下げ幅拡大で売りが強まり、139円40銭前後に水準を切り下げた。時間外取引で米長期金利が低下基調となったこともドル円の重しとなった。ただ、終盤は米金利の低下が一服。「ユーロなどに対してドルが買い優勢になったことがドル円の支援要因になった」(FX業者)とされる。
 ドル円は終盤、午後に入って下げた分を挽回した格好となったが、前日の財務省、金融庁、日銀の「三者会合」開催で「調整売りが出やすくなっている」(為替ブローカー)という。また、「前日に141円近くまで上昇したペースが速かったこともあり、水準調整でなお下値を模索しやすい」(大手邦銀)とみられる。
 ユーロも終盤、対円は買い戻しが入って下げ渋り。対ドルは軟調。午後5時現在、1ユーロ=149円13~15銭(前日午後5時、149円95~95銭)、対ドルでは1.0671~0673ドル(同1.0690~0690ドル)。(了)




明日の戦略-5月最終日は大幅安、米国の雇用指標に要注目
17:11 配信 トレーダーズ・ウェブ
現在値
INPEX 1,480 -47
Avex 1,496 +57
 31日の日経平均は5日ぶり大幅反落。終値は440円安の30887円。休場明けの米国株はまちまちとなったが、ダウ平均の下落が嫌気されて寄り付きから200円を超える下落。31000円を割り込んだところではいったん切り返したが、戻したところでは売り直された。足元で強い動きを見せていた半導体株や商社株が売り込まれる中、後場に入ると一段安となり、下げ幅を500円超に広げる場面もあった。30800円を割り込んだところでようやく売りが一巡し、終盤にかけてはやや値を戻した。米長期金利の低下を手がかりに新興グロース株が相対的に強く、マザーズ指数はほぼ横ばいながらプラスで終えた。
 東証プライムの売買代金は概算で6兆9500億円。リバランス需要発生日かつ値幅も出たことで、商いは高水準となった。業種別ではプラスは保険と空運の2業種のみで、銀行が小幅な下落。一方、卸売、鉄鋼、鉱業など、市況関連セクターの弱さが目立った。証券会社が目標株価を引き上げたエイベックス<7860>が大幅上昇。半面、原油価格の下落が嫌気されて、INPEX<1605>が大幅に下落した。。
 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり230/値下がり1571。地合いの悪い中で金融株が相対的に強く、三井住友やみずほFGが上昇。東京海上が2%を超える上昇となった。ルネサスやHOYAが逆行高。今期の最終黒字および復配見通しを提示した四国電力に買いが入った。三菱ふそうトラック・バスとの経営統合を発表した日野自動車が12.3%高。M&A総研、ANYCOLOR、カバー、ビジョナルなど、グロース市場の主力どころの銘柄に強い動きが見られた。
 半面、三菱商事が6.0%安、三井物産が5.3%安と商社株が派手に下げた。前場のうちから弱かったが、後場にダメ押しの下げに見舞われたような格好となっており、全体にもネガティブな影響を及ぼした。川崎汽船が5%安。日本製鉄、神戸鋼、JFEHDなど鉄鋼株の下げも大きかった。レーザーテック、東京エレクトロン、信越化学など半導体株が全般軟調。ただ、押したところでは買いが入っているものも多く、強弱感は交錯した。上期の利益見通しを引き下げたカナモトが下落。新興グロース株は全体株安の影響が軽微であるものが多かったが、アイスペースが大きめの下げとなった。
 日経平均は大幅安。きのうは後場に反転したが、きょうは後場に下げが加速した。きょうに関しては、月内最終日であったことも大きいように思われる。後場の売られ度合いが大きかったのが商社株だが、商社株は足元、上場来高値圏で推移していたものが多かった。売買代金上位銘柄を見ても、大きく下げた銘柄とそうでないものの濃淡がついており、5月が強かった分の利益確定売りが一気に出てきたという印象が強い。
 米国では債務上限合意案の採決が本日31日に下院で実施される予定で、この結果が注目される。こじれるようだと株売りの材料になる。米国に関しては、本日発表される4月JOLTS求人件数も要注目。最近は同指標に対して市場が強く反応することが多い。金曜6月2日には米5月雇用統計が発表される。米国のインフレ鎮静化には時間がかかりそうとの見方が強まっており、同指標が強いと米雇用統計や6月FOMCに対する警戒が高まる。一方、それほど強い結果とならなければ、米国株安をそれほど警戒しなくて良いということが、日本株には買い材料となる。いくつか気を揉む要素もあるが、大幅安の翌日に強い動きが見られれば、今の日本株には逆らえないという流れがよりいっそう強化される。6月初日となるあすは、特に場中に買い意欲の強さが伺えるかどうかに注目しておきたい。




NY株見通し-債務上限引き上げ法案の採決を控え様子見か
20:38 配信 トレーダーズ・ウェブ
 今晩のNY市場は神経質な展開か。昨日は先週発表された決算や見通しが引き続き好感されたエヌビディアが大幅続伸したことでナスダック総合が0.32%高と3営業日続伸した一方、債務上限問題への警戒感などが重しとなり、S&P500がほぼ横ばい、ダウ平均は50.56ドル安(-0.15%)と小幅に反落した。5月月初来ではエヌビディアをはじめ人工知能(AI)関連株が上昇したことでナスダック総合が6.47%高と大幅に3カ月続伸ペースとなったものの、S&P500は0.86%高にとどまり、ダウ平均は3.10%安と3カ月ぶりの大幅反落ペースとなった。
 月末の取引となる今晩はハイテク株を中心に利益確定売りが強まることが警戒されるほか、取引終了後の31日夜に、債務上限引き上げ法案について下院で採決が行われる見通しで、採決を控えた様子見姿勢も強まりそうだ。
 今晩の米経済指標・イベントは4月JOLTS求人件数、MBA住宅ローン申請指数、5月シカゴ地区購買部協会景気指数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)など。このほか、ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事、ジェファーソンFRB理事、コリンズ米ボストン連銀総裁、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁などのあいさつや講演なども予定されている。企業決算は寄り前にアドバンス・オート・パーツ、引け後にネットアップ、セールスフォースなどが発表予定。




コラム:エヌビディア、時価総額1兆ドルの長期維持は困難か
2023年5月31日9:01 午前 Robert Cyran John Foley ロイター編集
[ニューヨーク 30日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米半導体大手エヌビディアは30日、まさに鳴り物入りで「時価総額1兆ドルクラブ」への入会を果たしたが、会員でいられる期間は短いかもしれない。クラブの先輩にはアップル、グーグル親会社アルファベット、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフトといったそうそうたる顔ぶれが並んでいる。しかしエヌビディアの場合、その成長ぶりが急速で不安定さも伴っている点からすると、以前にテスラがたどった道筋を行く可能性がある。テスラも華々しく時価総額1兆ドルに達したものの、その後ほどなくクラブから退会してしまった。
エヌビディアの創業は1993年で、アマゾンやアルファベットより古く、それなりに歴史のある企業とはいえ、バリュエーションが驚異的な伸びを示したのは比較的最近になってからだ。同社の売上高は過去数十年で年間平均およそ20%増加してきた。だがエヌビディアの半導体需要は新型コロナウイルスのパンデミック期間に、暗号資産(仮想通貨)採掘者らの主導で一気に加速。世界的な半導体不足が同社の価値をさらに高め、足元では人工知能(AI)ブームがバリュエーション押し上げの起爆剤の役目を果たしている。その結果、5-7月期の売上高は前年同期比で60%余りの増加が見込まれる。時価総額が5000億ドルから1兆ドルに増えるまでに要した日数は約500日と、アップルの3分の1程度に過ぎない。
もっとも急上昇するなら、急低下の恐れも出てくる。エヌビディアの向こう12カ月の利払い・税引き・償却前利益(EBITDA)に基づく株価収益率(PER)は40倍と、同業他社と比べて最大で2倍高い。もしも今の成長もしくは市場の熱狂に水を差されれば、時価総額は1兆ドルを割り込んでもおかしくない。アップルないしグーグルを傘下に置くアルファベットと異なり、エヌビディアには消費者から信頼されるブランドという要素も乏しい。またアマゾンやマイクロソフトと違ってほぼハードウエア生産に特化しているため、サプライチェーン(供給網)の混乱は常につきまとうリスクだ。その上、仮想通貨からAIまで、注目を集める流行は次から次に移り変わっていく。
エヌビディアを創業したジェンセン・フアン最高経営責任者(CEO)は懸命に努力して1兆ドルの仲間に入ったが、長居が難しいならできるうちにこのクラブのメリットを目いっぱい享受しておくことをお勧めする。




【市況】明日の株式相場に向けて=間隙を縫って走りだす「AI関連株」
2023年05月31日17時01分 株探ニュース
 きょう(31日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比440円安の3万887円と反落。ここ米国株や欧州株市場の動きと関係なく、抜群の強さを発揮していた日経平均株価だが、きょうは朝方から“素直に”リスク回避モードとなった。前日の欧州株市場が全面安に売り込まれ、米国株市場でもNYダウが小幅ながら反落。こうした状況下、日本株もとりあえず息継ぎが必要なタイミングにある。これまで株高の拠りどころとなっていた為替の円安も一服した。前日の3者会合で「過度な変動は好ましくない」という神田財務官の鶴の一声が介入思惑を呼び、円買いを誘発する形となり、“鉄製の鳩”と化した植田日銀総裁に安心しきっていた投機筋がにわかに慌てた感もある。
 他方、中国景気の減速が警戒されるなか、きょう前場取引時間中に発表された5月の中国製造業PMIが事前コンセンサスを下回り、軟調地合いを助長した。国内に目を向けてもきょうの朝方取引開始前に経済産業省から発表された4月の鉱工業生産指数(速報値)は3か月ぶりに前月比で0.4%低下。景気の先行きに対する不透明感は拭えない状況だ。
 半導体関連は日米株式市場に大きな上げ潮をもたらしたが、永久に上がり続ける相場は存在しない。今週は半導体主力株の上昇一服局面が想定されたが、案の定、実質6月相場入りとともに買い疲れ感が露呈した。先駆したアドバンテスト<6857>はきょうも押し目に買い向かう動きが活発だったものの、日経平均先物を絡めた売り仕掛けに伴うインデックス売りの砲火を浴びては、さすがに耐え切れない。きょうは東京エレクトロン<8035>も売られ、日経平均へのマイナス寄与度で2位となった。225採用ではないが時価総額2兆円を上回り、売買代金トップ常連のレーザーテック<6920>も75日移動平均線近辺まで水準を切り下げた。相対的に底堅かったのが切断・研磨装置世界首位のディスコ<6146>だが、それでもプラス圏では着地できなかった。総じて利食い圧力が意識されている。
 では、資金の流れはバリュー株にシフトしているかというと、そういうわけでもない。きょうは三菱商事<8058>、三井物産<8031>、丸紅<8002>、など総合商社大手の下げが目立った。また、日本製鉄<5401>などの鉄鋼株の下げもきつい。日経平均が大きく下値を探る一方で、逆に底堅さをアピールしたのが東証グロース市場だった。きょうはグロース指数、マザーズ指数ともにプラス圏で着地している。リターンリバーサルのセオリーが機能してようやく中小型株に優位な流れに変わった感触もある。資金規模は違うものの、大型バリューから新興系のグロース(成長)株に物色の矛先が変わる兆しがある。
 世界的に半導体株人気と併走していたテーマがAI 関連だが、東京市場にもその波が及んできた。米国では周知の通りエヌビディアが爆発的人気に。エヌビディアは時価総額1兆ドルを超え、ついにGAFAMと肩を並べる存在となった。AI関連株への人気も燎原の火の如しで、前日は法人向けAIアプリケーションを展開するC3.aiも30%を超える急騰。中国ではAI関連の鴻博が何と5日連続のストップ高人気と気を吐いた。東京市場ではAI関連で人気化している銘柄はまだ一握りに過ぎない。
 エヌビディアのパートナーネットワークに参画するテクノホライゾン<6629>は「AI顔認証付きサーマルカメラ」をはじめ戦略商品に独自AI技術を反映させている。0.7倍台の低PBRも意外性がある。また、独立系システムインテグレータでエヌビディアとビジネス領域が近いFPGAで高い競争力を有し、AI自動開発ツールなどで先駆する日本ラッド<4736>も要注目だ。更にAI関連の穴株ではファブレス半導体メーカーで、画像処理や音源用LSIで実績の高いアクセル<6730>が挙げられる。同社はAI領域を貪欲に開拓中、直近1カ月でも5月10日にAI音声認識ライブラリ「ailia AI Speech」のリリースを発表したほか、12日にはセルシス<3663>とWeb3関連の要素技術とAI技術の活用領域で戦略的パートナーシップ締結を発表している。
 あすのスケジュールでは、1~3月期の法人企業統計調査、5月の新車販売台数、5月の軽自動車販売台数など。このほか、10年物国債の入札も予定。海外では5月の中国製造業PMI(財新)、5月のユーロ圏消費者物価指数(HICP・速報値)、4月のユーロ圏失業率、5月のADP全米雇用リポート、週間の米新規失業保険申請件数、1~3月期米労働生産性指数(改定値)、4月の米建設支出、5月の米ISM製造業景況感指数などがある。




現時点ではNYダウ先物もナスダック先物も共にほぼ横ばいですね。




〔NY外為〕円、139円台後半(31日午前8時)
21:05 配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】31日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=139円65~75銭と、前日午後5時(139円73~83銭)比08銭の円高・ドル安で推移している。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0676~0686ドル(前日午後5時は1.0730~0740ドル)、対円では同149円15~25銭(同150円00~10銭)。(了)




〔NY外為〕円、139円台後半(31日朝)
22:12 配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】31日午前のニューヨーク外国為替市場では、米債務上限をめぐる法案採決を控えて様子見ムードが広がり、円相場は1ドル=139円台後半で小動きとなっている。午前9時現在は139円70~80銭と、前日午後5時(139円73~83銭)比03銭の円高・ドル安。
 米連邦府の借入限度額である「債務上限」引き上げを巡り、バイデン大統領とマッカーシー下院議長が28日に最終合意に達した。共和党が多数を占める下院で31日にも法案を採決する見込みだが、政府資金が枯渇するとされる6月5日まで約1週間となる中、議会採決の行方を見極めたいとの見方から、積極的な商いが手控えられている。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0680~0690ドル(前日午後5時は1.0730~0740ドル)、対円では同149円30~40銭(同150円00~10銭)と、70銭の円高・ユーロ安。(了)




〔米株式〕NYダウ続落、183ドル安=ナスダックは反落(31日朝)
22:42 配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】31日のニューヨーク株式相場は、米債務上限引き上げ法案の議会採決を前にし神経質な商いとなり、続落して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比183.76ドル安の3万2859.02ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は28.40ポイント安の1万2989.03。(了)




トゥイリオが上昇 アクティビストが取締役会の変更を提案と報じられる=米国株個別
23:01 配信 みんかぶ(FX)
 クラウド通信APIのトゥイリオが上昇。アクティビスト(物言う株主)として知られる投資会社のレギオンが同社の取締役会および経営陣と面会し、取締役会の変更を提案したと報じられた。ザ・インフォメーションが伝えた。
 アナリストからは、クラスB株の株主による議決権行使の期限が切れた後に、アクティビストによる圧力がさらに強まり、株価にとってプラスになる可能性があるとの指摘も出ている。
(NY時間09:51)
トゥイリオ  66.06(+3.39 +5.41%)




〔米株式〕NYダウ続落、226ドル安=ナスダックも安い(31日午前)
23:27 配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】31日午前のニューヨーク株式相場は、米債務上限引き上げ法案の議会採決を前にし神経質な商いとなり、続落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時5分現在、前日終値比226.44ドル安の3万2816.34ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は19.52ポイント安の1万2997.91。
 米連邦政府の借入限度額である「債務上限」引き上げを巡り、バイデン大統領と野党共和党のマッカーシー下院議長は28日に最終合意した。共和党が多数を占める下院は31日にも法案を採決する見込みだが、法案を巡っては、大幅な歳出削減が見送られたとして共和党右派が強硬に反対しており、下院の審議は難航も予想されている。財政資金が枯渇する6月5日まで時間は少なく、デフォルト(債務不履行)への根強い警戒感から売り先行で始まった。
 経済情報会社MNIインディケーターズによる5月のシカゴ景況指数(PMI、季節調整済み)は40.4と前月の48.6から低下した。一方、米労働省が午前発表した4月の雇用動態調査(JOLTS)によると、非農業部門の求人数が前月比35万8000件増の1010万3000件と市場予想を上回り、4カ月ぶりの増加となった。
 ダウ構成銘柄では、ビザ、スリーエム、ホーム・デポなどが下げている。個別銘柄では、前日の取引時間中に時価総額が一時1兆ドルに達したエヌビディアは約1%安と下落。アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)やマイクロン・テクノロジー、クアルコムなどの半導体大手の一角も軒並み安い。一方、アメリカン航空グループは堅調に推移。2023年4~6月期の売上高見通しを上方修正したことが好感された。(了)




今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の5銘柄が値を上げてスタートしましたね。

重点2銘柄は下げていますね。

トゥイリオが大きく上げていますね。




残念ながら本日は獲らぬ狸のなんとやらですね…。





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Last updated  2023.05.31 23:44:06
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