悠学日記

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岩本 悠

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2008.01.14
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カテゴリ:
僕と海士とのつながりについて書かれた記事たちです。


* * * * * * * * * * * * *

岩本さんは1979年に東京に生まれ、学生時代に大学を休学し一年間
アジア-アフリカ二十カ国をNGOなどでインターンをしながら巡った。
帰国後、その体験談を『流学日記』(文芸社/幻冬舎)として出版。
印税などでアフガニスタンに学校をつくった。

大学卒業後は大手企業に就職し、人材育成や組織開発、CSRに
携わる傍ら、自ら立ち上げたボランティアネットワークの代表として、
途上国の教育支援や国内での開発教育などに取り組んでいた。


「日本の僻地」である隠岐の離島、海士町へ移り住んだのか。
そこに何を見出し、何に取り組もうとしているのかを追う。



* * * * * * * * * * * * *

岩本さんがはじめて海士町を知ったのは、
「島の中学生たちへ出前授業をやってもらえないか」という
講師依頼を受けたことがキッカケだった。

「『小さな島で日本一の教育をやりたい。そのために東京から島まで
バスを走らせるから、それに仲間と共に乗って海士へ来て、
島の子どもたちに授業を行って欲しい』という突飛な話」だったという。

海士町の役場と教育委員会の連携組織である『人間力推進プロジェクト』が
主催したのだが、「その『人間力推進』というよくわからない名前も含めて


五月の連休、岩本さんは、その『AMAワゴン』と名づけられたバスに、
岩本さんの主宰するボランティア団体のメンバーや
島に興味を持った学生など三十名と共に乗り、はじめて島を訪れた。
海士町から迎えに来ていたバスは夜九時に東京を出発し、早朝に境港に着き、
そこから二回船を乗り継ぎ、朝九時に島へ到着。


来ていましたが、挨拶もままならないままに、急いで中学校へ運ばれ、
学校に着くやいなや全校生徒の集まる体育館へ走り、体育館に入ると
すぐに授業開始でした。船が港に着いた十分後には授業が始まり、
そのまま一時間目から四時間目まで特別授業を続け、給食を生徒と
一緒に食べ、昼休みはそのまま生徒と一緒に体育館で遊び、
五、六時間目も授業を行い、気がついたら日が暮れていました。」

 学校に講師で招かれると、まずは校長室に案内され、お茶を
飲みながら世間話をし、それから一・二時間生徒に講演をして、
また校長室でお茶を飲んで謝金を渡されて終わるところが多い中で、
「海士町はまったく違っていた」という。

謝金が出ない替わりに、その夜は町長や議会議長、役場の職員も集まり
島の豊富な海産物のバーベキューで歓迎された。

「そのときにまちづくりに関わる方たちと話をする中で、
目からウロコが落ちました。それまで、日本の田舎は、
閉鎖的で外のモノ・新しいモノを受け容れず、チャレンジも
しない場所だという偏見を持っていました。
ところがその人たちの、新しい発想や外部の考えを貪欲に
学ぼうという姿勢や、何かをやってやろうという想いや情熱に、
今までの田舎に対する偏見が一気に崩れました。」





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Last updated  2008.01.17 00:22:18
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