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私が、不幸な感情にとらわれていた頃、自分のことばかり考えていました。いわゆるエゴイストでした。
あの人に「好かれたい」とか、「嫌われたくない」とか、「すごい人物だと思われたい」とか、自分の利益ばかり考えていました。
さらには、俺は、どうしてこれができないのだろう。どうしてこんなことをしてしまうのだろう。と、自分の不全感にばかり関心がありました。
アドラーが言っています。「出来ない自分を責めている間は不幸だ。今の自分をありのままに受け入れることだ。」と。
今のままの自分を受け入れることも下手だったのです。不一致を起こしていたのです。
当時の私は、「出来ない」のじゃなくて、自分でやる気を起こさないでやってなかっただけなのに、「出来ない」と自分を責めていたのです。勇気がくじかれるに決まっていました。
さらには、自分が、どんな感情を持とうが、人との関わりの中でどんな 感覚になろうが、それは全て自分がやっていることなのに、
職場がおかしいとか、上司がおかしいとか、あいつのせいでイライラしたとか、あいつらと関わると ロクなことがないから、避けようとか、人のせいばかりにしていました。
責任転嫁して、楽になった気がしていました。不幸だったはずですね。
私の場合、妻に出会って、全く違う考え方に触れて、アドラー心理学に出会って、自己責任のことを考えるようになりました。
ペリグリーノ博士のお人柄に触れ、岩井俊憲先生のお人柄に触れ、
そして、キネシオロジーのことを、最初は誤解していた(自己責任の正反対の技術だと誤解していた)けれど、
石丸賢一先生のお人柄と、本物のタッチフォーヘルスを学ばせていただいて、キネシオロジーの自己責任も学ばせて頂いて、
やっと、自己責任が自分なりに身についてきたようです。
まだまだ、未熟で、よく元の自分のモードに戻りますが、
自己責任のよこの関係の幸せモードを体験してしまうと、
この、幸せさ加減は半端じゃないので、
失敗しても、自分を責めないで、自己責任をとって、よこの関係を続けることをずっと続けて行こうと思っています。
そう。自己責任とは、自分を責めることではないのです。その正反対なのです。今の、自分のありようは自分が決断して、自分がやっているのだということを、常に意識して、
あきらめないで、改善していくことなのです。
責任とは「リスポンスビリティ」つまり、レスポンス=反応し続けることなのです。
第一歩として、今の自分の状態が、「出来ない」のではなくて、「自分でやらないと決断してやってないだけだ」ということに気づくことです。
悪癖や依存は、「悪いことをついしてしまう」のではなくて、「そういうことをしてしまう癖がある」ので、替わりの代替案をカウンセリングや「アドラー心理学 SMILE 勇気づけの人間関係セミナー」などで学び、コツコツと実践していくことで、癖を直すのです。
神経症や心身症などの症状は、まず、症状に注目しない方がいいです。症状だけを薬や催眠やセラピーなどで治そうとは思わない方がいいです。
症状は、排泄物のようなもの、出てきた反応にすぎないからです。
症状が出てくるのは、今起こっている出来事に無意識の中にあるプログラム(「ライフスタイル」と呼んでいる心理的癖、人生のパターン)が反応しているのです。
だから、他人や出来事自体を変えようとすると、たとえうまく行っても、また症状が出ます。大元のライフスタイルはそのままだからです。
だから、一時避難的に、他者や出来事を変える、つまり、家族の対応を変えてもらったり、仕事をやめるなど環境を変えてもいいのですが、
最終的には、症状は、今の自分の考え方の癖として、自分で作り出しているのだということに気づいて、
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