2017.06.08
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カテゴリ: 読書
昨日の夕方届いたのが、この本。


なんかを検索していたら、この本の紹介に出会い、ちょっと興味がわいたので買ってみました。
アマゾンで1円。送料が257円なので、合計258円です。天神の本屋さんまで行くと、定価が1524円ですし、バス代、もしくは駐車料金がかかるし、なんか他の物までつい買ってしまったり、お腹がへって何か食べたりしそうですから、ネットで中古の本を注文できるのは、本当にありがたいです。

それから、晩御飯の支度や、いろんな片付けの合間にちょこちょこ読んで、旦那が寝てからは一気に最後まで読んでしまいました。





作者は、柴田よしきさん。1995年に横溝正史賞(現在の横溝正史ミステリ大賞)をとった方で、警察小説、ハードボイルド、SF、ホラーまで幅広いジャンルの本を書いていらっしゃいます。
私は以前女探偵RIKOシリーズを読んでいましたから、ちょっとだけ馴染みがありました。


やけになって、自殺も考えたけど、やっぱりやーめた、という気分になった瞬間、何かが頭の上でピカッと光って、気づいたら「おかめ」の大群に囲まれていた・・・
という話です。

そのままの姿でタイムトリップしたわけではなく、その時代に生きていた「小袖」という若い女官の頭の中に入っていった感じ。女官の時の記憶が少しは残っているようで、平安言葉などは聞き取ることができるし、小袖が作っていたと思われるような和歌を詠む力はあるけれど、二人分の人格が共存しているわけではなく、なんとかして怪しまれず生きていかないといけないのでした。

面白いのが、この「小袖」が仕えているのが「香子」さまという女房で、中宮の彰子さまの教育係。正体を隠して、「源氏物語」を書いていらっしゃって、その話のネタ集めをしていたのが「小袖」というわけでした。

だから、「源氏物語」の元ネタとなった事件の謎を香子さまと一緒に謎解きして、それがそのままの形ではなく物語に描かれていく、その過程が面白く書かれています。

第一章[夕顔」
第二章「末摘花」
第三章「葵」
第四章「明石」
第五章「若紫」

それぞれの話が面白いのですが、いったい最後はどんな終わり方になっているのか、それが気になって途中で寝る気になりませんでした。


ネタバレになったら申し訳ないので、書きませんけれど、納得の終わり方でした。
納戸をいっぱい片付けたので、この本を並べる隙間はできています。よかった・・・



では、今日は、二階のベランダから、普通のデジカメで撮った写真を載せます。

まずは、これ。



なんか、一つだけ、四つ葉ではないか?? と思われる雰囲気の葉っぱがあります。後で庭に出て確かめてみましょう。

それから、これ。三線から帰ってきた時に、あれ? と気になっていたところ。

この枝についた葉っぱだけが紅葉しています。綺麗・・・

ここには、黄色と赤紫のユリが咲いています。

白いユリは、その奥。


そして、こちらには、赤黒いような色のユリが咲いています。

真ん中の、元池だったところには土が入っているのですけれど、ここを一昨日母がでっかいスコップで掘っていたのでした。スコップで耕していたのですね。そして、寄せ植えしていた黄色の花とペチュニアか何かを地植えしています。

この場所には、左上の方から三つ池があったんですよ。池1が一番大きくて、池2と池3が同じくらいの大きさ。最初は魚を飼っていましたし、カエルも住んでいました。でも長男が生まれ、庭でちょろちょろ遊ぶようになってから、落ち込んでおぼれたらいけないので、母が埋めてしまったの。ボウフラもわいて、蚊が大量発生していたから、母にとっても危険な場所だったのかもしれません。



そうそう、昨日の三線にはちゃんとあのミニミニ手提げに入った飴を持っていきましたよ。みんなびっくりした後で、喜んで飴をしゃぶっていました。1枚の普通の色紙を折ってできるというのが驚きだったみたいなので、すぐにありあわせの紙を正方形に切って、その場で折ってみせました。

「その折ったのが欲しいです。」
と言われたので、あげて、
「youtube知っとーやろ? 見たらいろんな手提げ袋の折り方が紹介されとったけん、そっち見たほうがわかりやすいかも。」
と教えてあげました。

土曜日の「かな書」サークルにも、作ってもっていこうかなぁ。





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Last updated  2017.06.08 12:01:26
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