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カテゴリ: 小学生のお話
入試分析会

内進生のみ対象の午前中がいいと聞き、まだラッシュの残る9時過ぎの電車に乗って入試分析会に行きました。
ホールを埋め尽くす「お母様方」のお姿は、壮観。
私、実は今回が初めての参加です。(今まではずっとパスしてました....)
どんなありがたい資料が頂けるのかと思えば、毎年頂いている分析資料の冊子のみでした。
まぁ、こんな機会でもなければ目を通さなかったかもしれません。

分析会は、広報室長による今年の中学受験の全般傾向の話からスタートしました。
塾雑誌でくどい程お見かけする、あの方です。
数字大好きな、うちの塾らしい早口滑舌トーク。

外部の方が少ないためか、塾宣伝の内容はほとんどなかったのが救いです。
中から私の関心を引いたのが
・千葉埼玉勢が、1月受験で合格を確保した上で、1日に超難関への強気受験の傾向
 (三多摩神奈川勢は1月受験が難しいんですよね。)
・大学ランクとして、慶応VS早稲田では慶応が上となったため、中学受験にもその傾向 
 (うちとしては、早稲田には教育学部があることが捨てがたい 長男は先生志望♪)
最後に、塾としては御三家だけに力を入れているわけではないということを言われました。
おぉ、中堅もきちんとフォローしてくれるの?

一緒に参加した学校ママによると
うちの校舎は、開成コースがほぼ全員合格だったそうで、コース入りが既にひとつの入試かと。
麻布も駒場東邦も人数が多かったので、がんばってαに留まり、最後の志望校選びを間違わないと

もっとも今日のメンバーは名簿常連者ばかりなので、いかにαに留まるかという肝心の対策については情報交換できず。

続いて、算数の副担という先生のお話。
分析週にあるお話の発展系でした。
まとめは1)わからないことはわからないままにしない、2)自分で考えていくことをする
という基本でした。

だからそれがわかっていない、ということなんだって!
というのを、いかに本人に自覚させるか、なのですが。
宿題を回すのにせいいっぱいの状況だと、なかなか弱点フォローまで手が出せないのが現状です。

一番話がおもしろかったのは、国語の副担の先生。
えぇ、あの、フォロー電話そのまんまの口調で壇上に!
大事なポイントは、4点。これと、あれと、それと、あれ。
私が考えさせられたのは、メメントモリというキーワードでした。
君はどのように生きるのか。死と向き合う中でどのように生きるのか。
ということで、死を実感していく文章、死や喪失を小道具として描く文章
が多く取り上げられている傾向にあるそうです。
うーん。12歳の子には難しいでしょうね。
だけど、その話を聞きながら、子どもには話しても仕方がないとどこかで思っていた
私のおばぁちゃんへの想いとかを、本当は息子にしてあげてもいいんじゃないかな。
もしかして、日常生活の中ではなかなか伝えられない私の思いを、
少しずつ息子に伝えてあげるのも、遠回りかもしれないけれど、悪くないかな。
そんな風に思いました。
大人が勉強以外でどのような会話をしてきたかが問われている、
例えば今だったら「ホリエモンについてどう思うか」という、
どっちの方にもそれぞれに言い分があって、正解がどちらとは言い難い、
そんな多面的視点についての会話 の重要性もお話されていました。
「とはいえ、現実には、そんな暇があれば算数の問題解いてほしい、というのが親心でしょう」
と笑いがとれるフォローも、しっかり。さすが。

理科くらいになってくると、会場に連れられてきたちびっ子達も飽き気味に。
あぁ、うち、連れてこなくてよかった。
問題の文章をていねいに読む、選択肢も全て検討するという用心さも大事、
という点には、なるほどと思いつつ、それができれば苦労はしないけれど??
台所関係・図鑑・動物などのテレビ番組も大事だそうで、
圧力鍋でモノが煮えるのは何故?という問題が例に挙げられていました。
季節感とか、生活感とか、そういうことを今からでも積み上げていくことが大事なんですね。
私も、低学年のうちは意識して、例えば生協の宅配注文を一緒にしたりなんかしていました。
すっかり忘れているんだろうけれど...。
たしかに、料理って一種の科学実験ではあるので、もう少し参加させてもいいかも。

社会は、分析集ですら「よーするに、もうなんでもありってことで、対策できません」
という結論のようにお見受けしました。
そりゃー、開成のように地下鉄について聞かれても。
受かった子はみんな答えられたんでしょうか?
長男に、開成で今年こんな問題が出たんだよ、と笑い話のように言ってみると
「へー、じゃ、鉄道好きには有利だったんだね。」という素直な答えが。
....いいね、その君の視点。
そうか、開成は鉄っちゃん小僧が欲しかったのか(違うって...)。
でも、マニアくらいの観察力とこだわりがある子どもを採りたくなるということなのかも。
他の中学は、麻布が「時間と豊かさに」について書かせる問題、栄光が日本文化の特徴について
など、もう、学校によって全然聞くことが違っている。
4年から5年にかけて必死でやっている地理とか、歴史とかっていうのは、意味があるんでしょうか?
もしかすると、小学生ですでに株やドル預金で儲けるとか、地図マニアとか、
そういうクセのあるお子さんの方が、強いのかもと思ってしまいました。当たれば、だけどね。









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最終更新日  March 15, 2005 06:14:22 AM
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