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2010年04月25日
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東京物語



3/19読了。

<あらすじ(「BOOK」データベースより)>
1978年4月。
18歳の久雄は、エリック・クラプトンもトム・ウェイツも素通りする退屈な町を飛び出し、上京する。
キャンディーズ解散、ジョン・レノン殺害、幻の名古屋オリンピック、ベルリンの壁崩壊…。
バブル景気に向かう時代の波にもまれ、戸惑いながらも少しずつ大人になっていく久雄。
80年代の東京を舞台に、誰もが通り過ぎてきた「あの頃」を鮮やかに描きだす、
まぶしい青春グラフィティ。


この手の小説は清水義範さんのも読んだし、他の人のも読んだことがあるけれど、

どちらかというと歴史モノに近いような気分で読んでました。
それに比べてこちらは、8歳年上ではあるけれど、私も経験してきた時代なので
かなり「あぁ、そうだったよね~」なんて思いながら読めました。
バブルに至るまでの時代、それからの狂った感覚。今では考えられないよなぁ~。

それぞれ違う時代が描かれている6編から成っています。
大学時代、上京したばかりの頃、新入社員の頃、仕事にも慣れてきた頃、
お見合いをした時のこと、独立してから・・・

あぁ、セイシュン。
読み進めながら、ちょっと胸がキュンとするような、ちょっと恥ずかしいような、
でも懐かしくて、あぁ、いいなぁ・・・そんなちょっと複雑な思いが浮かんできました。

そういえば、奥田さんの作品って

あのふざけた伊良部シリーズしか読んだことがなかったけど、
これはそれとはだいぶ違う風味。
あっさりと書かれているようで読ませる、そんな作品でありました。
読後感もさわやかで、ちょっとほろ苦さもあって良し。




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最終更新日  2010年04月25日 21時48分01秒
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