Q 条件が多すぎてなかなか決められない。どうすればいいの?
A 項目を絞って一つずつ点数化して、決めるのも方法です。
もうすぐ、初めての一人暮らし。「こんな間取りがいいな」「友達を呼んで楽しみたいな」など、新生活への思いを描いている人も少なくないでしょう。物件は、ネットや不動産会社で探すのが一般的ですが、どんな条件から絞ってよいのかわからないことがあります。
多くの人は選定の条件として、家賃や駅からの距離、築年数程度は列挙できるでしょう。それでも紹介された物件に納得いかないことがあるかもしれません。ここで物件を絞って決めるにはどうしていけばよいのでしょうか。
最初の条件で出てきた物件は、納得がいかなくても取りあえず見に行きましょう。その際、不動産会社から「車で現地に送ってあげる」と言われても、駅から実際に歩いてみます。住んだあとの生活実感を得るためです。中に入ったら、日当たりや通風などを確認するため窓を開け閉めしたり、家具の配置を考えたりして「どんな暮らしがあるか」をイメージします。
次に内覧後、パッとしなかったとしても、まずはノートにチェック項目をつくり、「距離」「間取り」「家賃」「日当たり」「風の通り道」「音」「昼の環境」「夜の環境」「買い物施設までの距離や営業時間」などと明記し、それぞれ1〜5点満点で自分なりに数字を入れていきます。5つ程度を見てそれぞれを点数化し、自分の好みを自分で探ってみましょう。
ここで、合計点数の高い物件の1位から3位に注目してみましょう。これが、あなたが重視したい条件です。たとえば「広さ」や「コンロ2個」「バストイレ別」など。それが見えてきたら、この条件を満たしながら今度は下にランクされた条件、たとえば「駅からの距離」「鉄筋」「2階以上」などの枠をとりはらって、もう少し広げて探してみましょう。たとえば、「徒歩5分」だったものを「徒歩10分」「徒歩15分」として実際に内覧してみると、意外に「歩くと近いな」「自転車を使えばよいか」と思うかもしれません。
初めて賃貸物件を借りる際には、とにかくたくさん見てそれぞれを点数化していくことから始めます。そうすると、「自分はこんな生活をしたいんだ」とわかってきて、住まいの条件が絞られていくこともありますよ。
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