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ラフティングに邪魔され新規ポイント開拓
約1週間ぶりの釣行先は、前回と同じ尻別川。惨敗した前回と異なるのは、雨の後ということ。そして、ラフティング船団に釣りを邪魔された結果、新しいポイントを開拓することができたという、おまけ付きの釣行となった。
最近の傾向として立ち上がりが遅く、今回も札幌を12日の6時に出発して、現地に着いたのは8時すぎ。すでに朝まず目は終わり、いくら前日に雨が降っても釣果は難しいと思う。
なので、勝手の分かる寒別発電所近くのポイントを選んだ。ここは、めったに坊主になることはない場所で、条件さえ良ければ虹鱒やヤマメの型ものが期待できる。
ただ問題は、10時近くに押し寄せるラフティング船団。彼らが押し寄せた後は、魚が警戒して出てこない。これまで何度も痛い目にあってきたが、今回は少なくても10時少し前までには勝負を付けなくてはならない。
川は前日の雨でいつもよりも水量は増していたが、若干濁りがあるくらいで、釣りを行うには支障がない。
それよりも川に立ち込んだ早々、大粒の雨が降りだした。本格的な雨となったら、対岸に戻ることができるだろうか、との心配が。
初めに、流れ込みから深い平瀬に替わる場所に、ドライフライを流す。何度打ち込んでも反応がないので、今度は水面直下と底を狙ってウェットフライを流し込む。魚が居れば3回ほどでアタリは来るが、これも反応なし。支流との出会いまで下り、同じようにドライとウェットフライでアタリを探る。が、ここでも反応しない。
1時間ほどして、ようやく小さなアタリが。少しやる気が出てきたところに、恐れていたラフティング船団が来襲。時間はまだ9時半だというのに。合計30隻近くが、ポイントの上をはしゃぎながら流れ過ぎていく。
中には、興味津々でこちらに大声で話しかけたり、手を振る客も。これはダメだ、と予定よりも早く移動することにした。
何もラフティング船団が悪い訳ではない。自分がもっと早くに来れば済むことなのだが、これからと言う時にいつも邪魔をされる。
次に向かったのは、上流にある大曲付近。ラフティングはこの下流から出発するので、邪魔をされることはない。その代わりに、大岩を噛んだ荒々しい流れが遡行を妨げる。
この場所は底岩が滑りやすく、何度も足を滑らせて沈没したことがあり、あまり好きなポイントではない。しかし、ヤマメの実績があり、雨後の荒食いが期待できるのでは、との考えから入川した。
今回は雨の後にもかかわらず、水量は安定していて上流への遡行が楽に行えた。
目指すは遠くに見える大淵で、そこまではドライフライで釣り上がるつもりだったが・・・。
足元から、ブナ化した鮭が逃げ去る姿は確認できたが、途中の流れ出しや平瀬への流れ込み、岩陰の落ち込みや淵など、どこにフライを打ち込んでも反応はない。こんなにアタリがないならば、遠くに見える大淵も見込みが薄いだろうと、再び移動することに。
時間はもうすぐ正午にかかろうとしている。この時間では、いつも行くポイントの釣果は難しい。ならば、その上流はどうだろう、と、この期に及んでのポイント探し。
川に沿った農道を走りながら選んだのは、ザラ瀬の中の流れ出しと流れ込み、崖に沿った長い平瀬、分流となって再び合流する流れが見える場所。
こんなところがあったんだ、と回りを見渡しながらウェットフライを選択して釣り下る。
深い平瀬や落ち込みは、時間的な問題か見た目はいいのにアタリはこない。
せめて小さな魚でも、との期待も叶わない。あきらめモードで、対岸のボサ下にウェットフライを流す。すると、ジャンプを繰り返す20センチ弱の魚がヒット、虹鱒だった。これで坊主は免れたとの思いと、魚はいるとの確証からやる気がでてきた。
2匹目は、分流から本流に合流した平瀬から。先ほどよりも小さい虹鱒だった。下流を見ると、遠くまでザラ瀬が続き、ここでウェットフライからドライに替えて釣り上がることに。
しかし、ウェットフライでもアタリがないのに、ドライフライでは尚更反応がない。これがまず目時ならば、少しは違っていただろう。入川地点に近づき、先ほど手を付けなかった岩を抱き込む流れに上流からドライフライを流す。と、フライをつつく小さな反応が。
2度3度同じ場所に流すと、フライをひったくる大きなアタリが。少しやり取りしてからネットインしたのは、25センチ強の虹鱒だった。決して大物ではないが、これがまず目時だったらそれなりの釣果が期待できそう。
次の尻別川釣行では、このポイントを本格的に開拓しょうと考えている。ただ、時間がない中での新規ポイントの開拓が難しいことを実感した。自分のブログはそのために始めたのだが・・・。
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